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「GLOBALの是非」&「マジで大丈夫ですか?」
想像してみてください。
初めて入ったラーメン屋。メニューを見たら「醤油ラーメン」と「中華そば」がある。値段も変わらない。
何が違うのでしょうか?
専門家ならいざ知らず、一般人の頭には醤油味ではない「中華そば」のイメージはあまり浮かばないはず。
あるいはとある町の喫茶店。メニューを見たら「ぶどうジュース」と「グレープジュース」がある。値段も変わらない。お客さんのなかには後者を「グレープフルーツジュース」と勘違いする人もいるでしょう。紛らわしいことをしないでくれというクレームになる可能性は十分考えられる。
似たようなことがプロレス界で起きています。
「IWGP世界ヘビー級王座」がすでに存在する。にもかかわらず、新日本プロレスは「IWGP GLOBALヘビー級王座」を新設し、1月4日の東京ドーム大会で初代王者決定戦をおこなうそうです。
ビギナー層のファンが世界ヘビーのタイトルマッチを見たくてチケットを買ったら、その日のメインはGLOBAL王座戦だった。考え過ぎかもしれないけど、そんなケースもあり得る気がします。新規のお客さんを無用に混乱させるやり方が敷居の低さを旨とすべき大衆娯楽にとって妥当とは思えない。
さらに言うと、競合団体であるプロレスリング・ノアの王座はすべて「GHC」を冠しています。GHCは”GLOBAL HONORED CROWN"の略で「地球規模の崇高なる王座」と訳されています。
今回の件をノアがどう捉えているかはわかりません。旗揚げ当初から同団体を見てきたイチファンとしては、故・三沢光晴さんが2001年に創設し、20年以上かけて育ててきたブランドに対する敬意が新日本にあるのか疑問を覚えます。
いまさら変更は難しいでしょう。ただ「この王座も長くないのかな」と感じるのみ。新日本プロレス、マジで大丈夫ですか?
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