「ぶらぶら歩く男」が「2024年の日本一心」に思うこと
うおおおお!!!!!
吉川晃司&布袋寅泰の”COMPLEX"が、再び東京ドームへ帰ってきます。タイトルも前回と同じ「日本一心」で、公演の利益のすべてが能登半島地震の被災地の復旧、復興のために寄付されるとのこと。
2011年7月のときは会場へ行けず、ローソンで予約してDVDを買いました。今回はどうかな。。。もし行けなくても、円盤になったら購入します。
一曲目の”BE MY BABY"のイントロでふたりが向かい合い、しばらく踊り、布袋さんが合図をしてドラムが入り、満を持してギター。あの瞬間は何度見てもゾクゾクします。現地で体験した人は、もう心臓バクバクなんてレベルじゃなかったでしょうね。
好きな曲がたくさん、というか好きな曲しかないのが本音。一曲だけ選ぶなら、昔からマイテーマソングに勝手に認定している↓でしょうか。
「走り出さなきゃ始まらない そんなペースじゃ意味がない」
「たかがおまえの事なんて 世の中誰も知りやしない」
「思い知らせてやれよ」
これらのフレーズに奮い立ち、尻を叩かれ、心を熱くした日々がたしかにありました。
いまは選んだ道をマイペースで進むことを覚えたので、前向きに「ぶらぶら歩く男」(曲名の直訳)を満喫しています。ムリなことはせず、過去や未来に囚われず、その日その日を懸命に生きる。しかし何かをなそうという心意気まで手放したわけじゃありません。気持ちが冷めたわけでもない。温度はむしろ現在の方が高いはず。
COMPLEXの結成は1988年で、解散は1990年。吉川さんも布袋さんも20代でした。あるいは、いまの心境にそぐわない詞もあるかもしれない。でも時代と自分自身が変わり続けるなかで変わらぬ軸を保ち、磨いてきたからこそ彼らは2024年にも力強い光を放っている。そんな気がします。
5月15日&16日の東京ドーム。ぜひ。