創作者は「○○○○」を成し遂げてこそ
WWEのエンターテインメントは発想が違います。まさかフルアニメーションで煽りVを作るとは。↑の1分ぐらいから始まります。ぜひ。
映画「キル・ビル」におけるオーレン・イシイの過去エピソードを思い出しました。アニメだからより伝わる感情もありますよね。
結果は残念。しかし↓を見る限り、ふたりの抗争はまだ終わっていません。
いいじゃないですか。「日本人がWWEの最高王座を獲れるわけない」なんてしたり顔をしている連中を見返しましょう。誰かが言っていました。「失敗しない秘訣は成功するまで続けること」だと。
子どもの頃に「将来は作家になりたい」「本を出したい」みたいな話をすると、高確率で大人から「で、仕事はどうするの?」と訊かれました。「おまえにできるわけない」と決めつけている。そいつらを見返したくて無理に長編小説を書き、新人賞に送っていた部分もありました。
しかし夢は誰のためでもない。己の一度きりの人生を充実させるためのもの。他人を見返すとか、そんなせせこましい感情に囚われるのはもったいない。一般論を頭から消し、自分にとって心地良い創作を突き詰めた結果、noteで毎週日曜に「ハードボイルド書店員日記」を発表する形に至りました。
ここ数年の中邑選手も、英語を一生懸命しゃべったり、アメリカナイズされたキャラクターを演じたり、なんだかんだで他人の目や意見に囚われていたのかもしれません。誰かの成功ステップを真似なくていいし、最大公約数に支持されるヒーローを目指す必要もない。そもそも皆が安心できる固定概念を平然とぶち壊してきたのが中邑真輔の歴史です。
デビュー1年ちょっとで業界最高峰のベルトを獲得したように、ファン投票でIWGPヘビー級王座戦から東京ドームのメインを奪ったように、前代未聞を成し遂げてほしい。何かを創る人間がいちばん燃えるのはそこだから。
私も続けます。