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「老若男女にオススメ」な三冊

ぼちぼちクリスマスのシーズンですね。

どこの書店でも児童書のコーナーが華やかに彩られています。私の職場でも先日事務所の奥から大きなツリーを引っ張り出し、売り場に飾りました。

普段は分解されてダンボール箱に詰められています。組み立てた段階では「意外と地味」「普通に森の木だな」と。でもデコレートしたのを見たら「クリスマスツリーだ!」とテンションが上がりました。家ではダラダラしていてもユニフォームを着たら顔が引き締まるプロ野球選手みたいなものでしょうか。

絵本は子どもに贈るのもいいけど、実は大人に贈るのもアリです。特にここ数年は、ヨシタケシンスケさんに代表される「子どもは絵とストーリーを楽しみ、大人はプラス含まれたメッセージを味わえる」作品が増えています。昔ながらの「桃太郎」や「浦島太郎」もそうですが、絵本には意外なほど人生哲学が詰まっていて、自分だけの深読みも可能なのです。

たとえば↓とかどうでしょう?

とても売れています。ご購入された方に評判が良く、その口コミがじわじわと広まっているようです。ありがたいですね。私も読みましたが、何かこう、じんわりと来てしばらく余韻に浸りたくなる一冊でした。

あと最近図書館で読み、「これは手元に置きたい!」とエキサイトしたのが↓です。

表紙からして幻想的ですよね。アナログとデジタルのいいとこどり。ストーリーはシンプルですが、ちょっと映画「ショコラ」のテイストに近いかな。子どもたちへのメッセージもふんわりと漂っています。詳しくは書きませんが「一歩踏み出す勇気」でしょうか。

そして老若男女、全ての人に一度は手に取って欲しいのが↓です。

アニメで活躍するキラキラした「アンパンマン」とは似て非なる「あんぱんまん」。その違いに原作者・やなせたかしさんのメッセージが込められています。真の「ヒーロー」とはどういう存在か? と。

徐々に寒くなってきました。家で暖かくして過ごす際のお伴にぜひ絵本を!

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