不死身で不屈な「人生の恩人」
子どもの頃、テレビでプロレスの番組がふたつ放送されていました。
ひとつはテレビ朝日の「ワールドプロレスリング」。月曜の20時放送でしたが、すぐに土曜の16時へ移りました。ゴルフ中継でしょっちゅう休止になっていたような。。。
もうひとつは日本テレビの「全日本プロレス中継」。最初は土曜の19時だったかな? これもやがて日曜の22時30分に変更されました。
いま思うとゴールデンタイムの生中継を味わえたことは、ファンになるうえで大きかった気がします。
最初に「面白い!」となったのは新日本プロレス。でも夢中になるきっかけをくれたのは全日本プロレスでした。
その試合は88年の2月か3月におこなわれた天龍源一郎 vs スタン・ハンセンのダブルタイトル戦。なんとYou Tubeにありました。公式ではないみたいですが、すいません紹介させてください。
記憶に残っているのは以下の3点。ハンセンが一方的に攻めていたこと。実況のアナウンサーが「不死身の天龍と言われています!」と話していたこと。そして大逆転の丸め込みで天龍さんが勝利を収めたこと。
動画を見たら、16分36秒ごろに「不死身の天龍と~」がちゃんとありました!
そう、天龍さんは不死身なのです。やられてもやられても何度でも立ち上がる。決して諦めない。その不屈の闘志に触れて熱くなり、興奮し、気がついたらプロレスが欠かせぬ存在になっていました。日々の嫌なことをはね返すための励みとして。
プロレスに助けられていまの自分がある。どうにか毎日生きている。そう考えると、会場で試合を見ただけでお会いしたことはありませんが、彼は私にとって「人生の恩人」なのかもしれません。きっと同じような方が全国に大勢いらっしゃるはず。
天龍さん、↓を読みながら復活を待ってます!!
作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!