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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】目がどんどんよくなる!名医の教える新しい目のトリセツ「運のいい人」(著:平松 類)(眼精疲労は脳の疲れ)

*メンタルが不調なときは、長文を読んだり、読書したりすることが難しいです。私は双極性障害に罹患しており、うつ状態がひどいときは、読書はもちろん、テレビも観ることができませんでした。
 今は体調も安定してきました。メンタルにちょっといいことを「ゆるっとまとめ」ていきたいと思います。
 読まれる方も、お暇なときにのんびりと読んでもらえると嬉しいです。

【遠くを見る習慣が目を健康にする】
・遠くを見る機会が少ないと、近視の人はメガネの度が進む
・40代以降は老眼が進む
・読書やスマホは目と対象物の距離が近いので、目に負担がかかる
それに対して、テレビは遠くを見ているので読書やスマホに比べて目への負担が少ない
・暗いところでテレビを見ても目は悪くならない
・明るさではなく、対象物との距離が問題
・明るくても暗くても、読書のように近くで見ることを長時間続けることが問題
・大事なことは、近くばかり見ないこと
・ときどき遠くを見ることは目の健康にとってとても大事

【ドライアイで頭痛や肩こりに】
・パソコンを使っている人の7~8割はドライアイになっている
・直接的な原因はまばたきが少なすぎるため
・エアコンなどを使用して部屋が乾燥しているため
・ドライアイの初期症状は目がゴロゴロする、目が充血するなど
・ドライアイが悪化すると、イライラしたり、頭痛や肩こりなどの症状が
女性のドライアイは更年期障害と間違われることがある

【眼精疲労は脳の疲れ】
・目の疲れが断続的にとれない
 頭痛や肩こりなどの全身症状がとれない
 → 眼精疲労
・目の疲れと眼精疲労の大きな違いは「本当は疲れているのは脳」であるということ
・見たものを認識するのは脳であり、その脳の処理能力がオーバーヒートしたのが「眼精疲労」
・目がみえにくいと高齢者の場合、認知機能も低下
・メガネの度があっていない、老眼鏡を我慢してしないでいると、気力がなくなる人もいる 

【老眼は目薬で治せる?】
・アメリカでは老眼治療薬(点眼薬)が認可されているが、効果はそれほど期待できるものではない。老眼の症状が今より少しよくなるくらい。
・日本では同じ薬が緑内障と診断されないと処方されない
・日本でも将来的には老眼に処方されるようになる
・手術で老眼はなおせる?
 レーシック(角膜を削って屈折率を変える)
 ICL(眼内コンタクトレンズ)
 保険適用でないため治療費がかかる

【拡大鏡は脳が疲れる】
・老眼鏡とルーペ(拡大鏡)のどちらがいいのか?
 ルーペ:小さな文字を拡大してみる
     短時間の使用ならばOK
     長時間使用すると脳が画像処理しきれなくなり、脳疲労がおこる

【ブルーライトカットはすべきか?】
・ブルーライトとは
 スマホ、パソコン、テレビなどの液晶画面からはブルーライトという光がでている
・睡眠に関してはブルーライトがよくないことはほぼ確実
・ブルーライトは太陽光にも含まれている
・ブルーライトを全く浴びないと1日のリズムをつくることができない
・最近の研究では可視光線(ブルーライトを含む)を浴びたほうが近視が進まないという報告もあり、ブルーライトカットのメガネをかけたほうがいいのかは今は何とも言えない状況
・成長期の子どもについては、ブルーライトカットにするとデメリットのほうが大きいといわれている

【有酸素運動は緑内障のリスクを下げる】
・息がすこし切れるくらいの早歩きがいい
・有酸素運動には眼圧を下げる効果があり、緑内障の予防や進行を防ぐ効果がある
・週三回、一日30分の有酸素運動が効果的
・普段と違う道を歩くと目がよくなる
・散歩中に花や樹木など自然を見るのは遠くをみる効果だけではなく、リラックス効果も期待できる
・リラックスすることで脳を休ませることができる

【自律神経を整えるマインドフルネス】
・眼圧が4くらい下がったという研究報告がある
・自律神経が安定してリラックスできる

【目をよくする食事・運動・生活習慣】
・紫外線による酸化を防ぐ抗酸化物質の一つ、ルテイン
・ルテインは白内障、緑内障、黄斑変性症などの目の病気に効果がある
・おやつを摂るならナッツ類

【コーヒーは1日3杯まで】
・1回200mlを1時間くらいかけて飲む
・一気に飲むと眼圧が上がるため
・コーヒーは3杯、緑茶は6杯まではカフェインの影響で緑内障のリスクが高くなることについて問題のない量

【視力向上ウォーキングのすすめ】
① 基本は少し息が上がるくらいの早歩き
② できるだけたくさんのコースを選ぶ
③ 視線は足元ではなく正面に向ける
④ 気になるものを見つけたらピントを合わせる
⑤ 見たいものがあれば立ち止まってもよい
紫外線対策で帽子をかぶるように

・スマホを見る時は意識してまばたきをする
・首と肩のストレッチをする
・目の乾燥が気になる人には、朝イチ目薬
・市販の目薬は防腐剤無添加のものであれば一番安いもので十分
・有効成分が色々と入っていても、実際に目薬には少ししか入っていない
・点眼のしかたで効果が倍増
 点眼したらまぶたを軽く閉じ、目頭を人差し指で押さえる

【私の感想】
今回は目の、とくに眼精疲労の対策についての紹介でした。
眼精疲労は脳の疲労だとしりました。
目からの情報は多いですからね。
眼精疲労のときは、脳をお休みさせることが必要ですね。
散歩やマインドフルネス瞑想など、メンタルにいいことはやはり心身によいことがわかりました。
そして、ブルーライトカットのメガネよりも、遠くをみることが大切だとわかりました。
メンタルによいとされる朝散歩をすると、目にもいいんですね。





 
 
 

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