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2023年2月の記事一覧

このリアルさには、ワケがある: リコリス・リコイル感想

女の子が銃を握って戦う。 戦後いまだ国内が平和な日本においては、幸運にも矛盾と化している…

音があまりにも噛み合う原作者監督というストロングスタイルと、僕の知らない市場: TH…

漫画の神様だけに許された映画 スラムダンクを見てきたら、音があまりにも映像と噛み合ってい…

核攻撃にも耐えうる脆弱なインターネットの未来で: 情報セキュリティの敗北史 感想

かならず報いがもたらされるのに、未だ犯罪という災害が残る現代 かつてポール・バランおじさ…

好きなものを好きだと表現するために: その着せ替え人形は恋をする 感想

オタクで優しい読者モデルのコスプレギャルと、人形職人の技術を延伸させテーラーメイドコスチ…

ここに楽園はあった: 家庭教師のルルーシュさん 感想

コードギアス本編の感想 救いはあった。だが、あまりにも多くの犠牲を払った。 僕は相変わら…

続職エントリー:ボンクラヲタクの回帰: 息が詰まるようなこの場所で 感想

Twitterバージョンの感想 窓際三等兵さんのリプ(ありがとうございました) 以下感想文とい…

災害を越える役目を背負わされたいま: すずめの戸締まり 感想

鳴り響く警報音は、人を身構えさせる。 それは十二年前の学生だった僕にとっては、絶望の前奏だった。 いまの僕にとって、それは仕事の始まりになりかねない。 そんな大人になった人は、結構多いと思う。 ITはいまや、人々を繋ぎ止める第二の神経系となってしまった。ろくなことにならないからインターネットをやめろ、と僕に言われても、みんなやめないはずだ。 だからITシステムが止まった場合、まず駆り出され、状況を整理し、復活させるのが、ITシステムエンジニアになった人間の役目となってい

ジョン・ポールのことばを阻むことは、だれにもできない?: 虐殺器官 考察・感想

はじめに(この記事ははてなブログで私が書いていた記事を加筆修正し、実験的に転載してます) …

平等のために、人は法《コード》に支配されていく: コードギアス反逆のルルーシュ 感…

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ」 「戦略が戦術につぶされてたまるか」 た…