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コインランドリーるーぷ
白い空間にグォングォンと音が響く。
跳ね回る洋服。
洗剤のクリーンな匂い。
世界にただ一人残されている。
『強い社会不安を抱えていますね。不安への不安を前借りして過ごしている。自分の感情を他人へ伝える事に酷く消極的で恐怖もある。代わりに他者の感情や状況を読み解くのに鋭く、そして敏感。』
声色の柔らかな女医の言葉に強くうなづき返す。
カウンセリングというのは的確だとこの時実感した。
だからどうし
19/174頁の力 オン・ザ・プラネット 島口大樹
だから子供は嫌いだよ。
カテジナ・ルースとクェス・パラヤの台詞が混ざっている。僕はこの言葉が20年以上耳から離れず、ふとした瞬間に頭の中で響く事がある。子供は苦手、いやほぼ嫌いに等しいけれど、だからと言ってそれを表に出すことは無いしきちんと子供への対応と保護者への【お子さん可愛いですね。】のアピールはきちんと出来る。
察しのいい奴だなこいつ。
島口大樹著 【オン・ザ・プラネット】 を19ページ程
見たこともなく知らずとも、感じる事から始まればいい。
目黒美術館で開催されている【木村伊兵衛と画家たちの見たパリ 色とりどり】を見に行った。
木村伊兵衛に関しての知識は【木村伊兵衛賞】という名を取ったコンペティションがある事しか知らず、彼自身がどのような写真家すら知らなった。
それで何故展示を見に行ったのか?というと先日まで東京写真美術館で行われていたグループ展、「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」 「砂の下の鯨」の吉田志穂さ
分かってるはみ出してる事くらい。
幼少期の体験が、記憶が発露している。
当時の記憶からは不鮮明なシーンと感覚しか覚えていないが、いつしかそれが今の自分と繋がっている事に気付く事が、写真を撮っていて多いです。
写真を撮る事によって感情が現れ思想が瞬き思考を載せる事によって表現がカタチになる。
何故こんな形になるのだろう?と考えた事で体の奥にあるものに気付きました。気づくのが遅くなってしまった自分の形。
少し恥ずかしいセルフポートレ
something just like this
こんばんは、ぼんです。
今まで生きてきた中で形成された価値観や思想が自分が興味のある対象へと向かう道標になっていると考えています。
僕はそれが写真で、人でも物でも現象でも【あー、今自分自身を撮っているな。】と強く思っています。
誰かの写真を見る時にも、その人の人生に触れていると感じてしまう事がある。この人が、映りこんでいるあれやこれやそれに惹かれた理由はなんだろう?何を想って捉えたのか、何故に