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新しいカメラを買った

以前GR10というRICOHのカメラを使っていた。
町田のBOOKOFFで14000円。
2年半前、買うしかねえと買ってしまった。
非常に写りが繊細で素晴らしく、ずっと気に入っていた。

このようにくっきり鮮明に写るし、本当に気に入っていた
国立新美術館でアンディウォーホル展を観に行ってた時に撮ったやつ、線が美しい、、

しかし、形ある物はいずれ壊れるという事で、このカメラも例外ではなかった。
ある日、フィルムを巻き取らなくなってしまった。巻き取れていても途中でお終いになるみたいな。

カメラ屋さんに見に行っても、「これ完全に壊れちゃってますね、、内部が馬鹿になってますし、、」
不本意ながら買い替えることにした。

買い替えるにあたり定めた条件はこちら。

•オートフォーカス。
•単焦点。
•フラッシュ搭載。
・10000円以下。

スナップや友達と遊ぶ時、何も考えないで写真を撮れるカメラを探していた。
ズームレンズは暗いと聞くし、私自身夜に活動している事が多いため、比較的明るいレンズを搭載している物が多い単焦点機にスポットを当てる事に。明るいは正義。
それに、フラッシュがないと暗すぎて色が乗らない。
それに、社会人2年目の私にはとてもじゃないけど金欠であり、いい感じにカメラと生活を天秤に掛けなくてはいけない。

探す事にしたが、思いの外速攻決まった。

FUJICA AUTO-7 QDというカメラである。
1984年くらいに発売されたようで、もうすぐ40年前になるのか。
更にFUJINONレンズ。
フラッシュも付いてる。

メルカリにて、お値段なんと4000円。
あんた最高かよ。
ポチってしまった。

写りの方はどうだろうか。
某日散歩に行った時の写真である。

満月。ネオンライトと相まって美しい。
ネオンライトがガラスで反射され、車のライトも込みで素晴らしい。ピント合ってたらなあ、、
宝箱。と緑ハイ。
星は見えるがピントがザル過ぎて何のやつか皆目見当つかない。
これもピント合ってたら。これはこれでなんか好きかも知んない。芸術的かも。
大学の先輩とミュージックバーへ。隣のテーブルにいらしたトイカメラを使ってた女の子にあやかり撮る事に。

正直、ピントザルじゃね?と思ってしまった。
ただ、40年前ともなればオートフォーカスも出てきたばかりの頃なので多少は仕方ない。
ましてや4000円だし。

一方、ピントが合えば唸るような描写が見られる。

どうして真ん中暗くなってんだろ。何となく凄く芸術性を感じた。
お洒落な看板。めちゃくちゃ好き。
休みなのか、もう使われてないのか。ガソスタの匂いっていいですよね。
一面に敷き詰められた梅。アグレッシブかつ美しい。
マジックアワー。もうちょい暗い時に撮った方が良かったかしら。

4群4枚という事もあり、非常に繊細な写りをしてくれる。
流石はFUJINON。プラカメだからといって侮る勿れ。
「これが撮りたい」を体現してくれるじゃない。
祈り優先AFだけど。50%くらいの確率で上手く撮れるし、もう50%くらいの確率でピントが外れる。
面白え。気に入った。

今後このカメラでスナップしていく事にしました。
カメラ散歩したら都度noteに上げていく予定なので、宜しくお願い致します。
ではまた。おやすみなさい。


小学一年生の頃、めざましテレビで流れてきて驚異的なサウンドに虜になりました。
とてもエネルギッシュです。
ABBAの「Gimme! Gimme! Gimme!」のリフをサンプリングしています。
ABBA側は元々サンプリングにあまり好意的ではなかったのですが、Madonna氏側から懇願し、許可されたそうです。
今でも出勤前とか聴いている事が多いです。


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