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「多忙、不規則な生活、最近動いていない・・・」そんな人はぎっくり腰にご注意!

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トレーナーの島脇です。

本日は、ぎっくり腰について解説します。
季節や天気の変化がある以上、私たちの体は常に調整を行なって生きています。
そんな中、お仕事やプライベートでの過ごし方によっては、体に不必要な負荷をかけてしまうことも。

今日は、日本人の80%が経験したことがあると言われている腰痛、特にぎっくり腰を紐解いてみましょう。

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ぎっくり腰になりやすい人の特徴

ぎっくり腰になりやすい人は
・忙しい毎日を過ごしている
・生活習慣が不規則である

そんな方に多い傾向があります。

腰痛の中でも急に痛めることを「ぎっくり腰」と呼びます。
そのきっかけは日常生活にたくさん潜んでいて

例えば

・庭の手入れをしている最中に
・家事で体を動かしたときに
・朝目が覚めて起き上がった時に
・ストレッチをしている時に
・何もしていないのに・・・

といったことがありますよね。

僕自身も20代の時にフットサルの練習中にぎっくり腰を経験しています。
その原因はウエイトトレーニングのやりすぎでした。
背中と腰の筋肉がパンパンに張った状態で負担をかけたことが原因だったと思います。
その時は2日間ほぼ動けず、その後治療によって回復していきました。

ぎっくり腰とは?

正式名称は急性腰痛です。
発祥のメカニズムは、いまだに詳しくわかっていません。
一説によっては筋肉や靭帯の損傷、その周りの神経や椎間板が関係しているとも言われています。
痛みを発している部分の神経の炎症によって痛みが誘発されていると考えらることが多いです。

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ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰になってしまう原因としては、急激な負荷に筋肉が耐えられない場合が考えられます。
特にコンディションが悪くなっている筋肉(硬くなっているなど)に対して
寝ている時や同じ姿勢を長時間とっていると、さらに筋肉が固まってしまって、動きの刺激で損傷してしまいます。

また、不規則な生活だとぎっくり腰になりやすいとお伝えしましたが、季節の変わり目は気温や気圧、湿度の変化によって体の中がそれに近しい状態になってしまいます。

そして何より現代人は、忙しいです。
家にいても仕事のメールを打ったり、浮かんだアイディアを企画書に落とすなど、頭がフル回転の状態だったり、ストレスに長期間さらされている場合も注意が必要です。
こうした期間が続くと交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなってしまいます。

「ぎっくり腰になりそうだな・・・」そんな予感がある時は

生活していて、ちょっと腰の調子が良くないかも?と思った時におすすめする対処法は下記の通りです。

休んでください
寝てください
栄養を摂ってください
食べ過ぎの方は一時的に断食してください

とはいえ、これが簡単にできたら苦労しませんよね。
なかなか現実的でない時もあると思います。

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その場合は「温熱」をおすすめします。
腰を温めることで筋肉を弛緩する目的で、温めてみてはいかがでしょうか。

冷凍したお肉を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
冷凍肉は硬いですよね。でも、温めると柔らかくなる。
柔らかくなったお肉はすぐに割れたりもしませんよね。

温める方法は、湯船に浸かることが良いでしょう。
40度くらいのお湯に10分ほど浸かれればOK!

40度以上のお湯だと体温が上がりすぎたり、血圧の変動で体に負担がかかる場合もあります。10分で十分効果が見込めますのでトライしてみてください。

体が温まってない状態で急にストレッチなどを行うと、逆に負荷になってしまいますので注意が必要です。
朝起きてすぐのストレッチなどもリスクがあります。
水分をとって、温めてから体を動かす様にしましょう。

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もしぎっくりになってしまったら・・・・!

予防をしていても、ぎっくり腰になってしまうこともあるでしょう。

その場合は「安静にしないこと」が大事です。

動けないレベルであれば仕方がないですが、動ける場合は動きましょう。

動くといっても、飛んだり跳ねたり、ストレッチを無理にするという訳ではなく、日常生活をゆっくりでも行うことを目標としてください。

ぎっくり腰になった後にそのままジーッとしていると、その周りの筋肉が固まりやすくなってしまいます。
その結果周辺の筋肉のむくみにつながり、むくみが神経を圧迫することで回復を遅らせる原因にもなりかねません。

無理のない範囲で動きながら生活を送るようにしてくださいね。

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症状が出た時に温めるのか?冷やすのか?

よくいただく質問として、温めるのか冷やすのか問題がありますよね。
これについては、両方OKと言われています

僕個人としては、痛い部分に当ててみて、温かい冷たいどちらか心地よい方を実施することをお薦めしています。

しかし、急性腰痛の場合は極度に温めると腫れが強く出てしまうこともあります。
その場合は冷やすことを優先してくださいね。

ぎっくり腰になりづらくする生活習慣については、また続編でお伝えします!

季節の変わり目、体もストレスを受けます。
上手に付き合いながら、元気に過ごしましょう!

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BODY DIRECTOR所属トレーナー 木村美穂

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