やまだくうた / ボードゲームの作り方
ボードゲームの作り方についての一連のTweetを一部加筆訂正し、まとめました。おすすめです。
ボードゲームの名作を紹介するシリーズです。1990年〜2015年頃のゲームを中心に、オススメのボードゲーム を紹介します。
こんにちは。ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回はすごろくのゲームデザイン、具体的には、すごろくを作る前に考えた5つのことと、作りながら気付いた5つのことというゲームデザインの話です。 亀田製菓さんから、2021年のお正月に限定販売された『笑う門にはハッピーターン』。そのおまけでついてくるターン王子と日本一周すごろくのゲームデザインと監修を担当いたしました。 すごろくはとてもシンプルなゲームですが、ゲームデザインについて学んだことがたくさんあったので、この
新年明けましておめでとうございます。ボードゲームデザイナーの山田空太です。 毎年恒例になっていますが、”昨年初めて遊んで面白かったボードゲームのタイトル”のベスト10です。 今回は、ゲームデザインの観点から「このゲームのここがすばらしい」というところを中心に書きました。残念ながら重量級はほとんど遊べておらず、ラセルダ作品や『パックスパミール』などの話題作は未プレイです。 *ベスト10の中の順位はつけていません。順不同です。 ----------------------
こんにちは!ボードゲームデザイナーの山田空太です。 今回は、今秋発売予定の新作:新版『ラララうちゅう』の、ちょっとマニアックな制作過程の記録です。ルールやアートワークの細かなところについて書いています。 ゲーム概要につきましては、こちらのnoteをぜひどうぞ。 1. もともとのコンセプトのようなものとゲームのメカニクス さて、新版の前に初版『ラララうちゅう』のことをちょっと書いておきます。初版は2018年に発売しました。当初のコンセプトは、大人と子供が対等に遊べるゲーム
こんにちは!ボードゲームデザイナーの山田空太です。 今回は、もうすぐ発売予定の「新版『ラララうちゅう』が断然パワーアップして帰ってきました」というnoteです。『ラララうちゅう』は同じ星(色)の宇宙人を集めるセットコレクションのゲーム。今回は概要について。もっと詳しい内容は、こちらに書いています。 ↓”新版『ラララうちゅう』のちょっとマニアックな制作記録”↓ 『ラララうちゅう』 は、こんなゲームですラララうちゅうは、宇宙人を集めるセットコレクションのカードゲームです。地
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 ちょっと間が空きましたが、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その22をお届けします。 本日ご紹介するゲームは、2007年ミヒャエル・キースリング作の『ヴァイキング』です。 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。 前回の記事はこちらからどうぞ⇩ ------
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その21をお届けします。 本日ご紹介するゲームは、リチャード・ブリーズ作の『キーハーベスト』。畑タイルとワーカータイルを農場ボードに配置して、ボード上を豊かにしていく箱庭系のゲームです。畑タイルを獲得するために、プレイヤー間での独特の売買を介するところが特徴です。 最近、yucataでも遊べるようになっていて、久々に遊びました。対面の方が断然面白いんですが、デジタルでも十分
こんにちは。ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、3月28日に開催されたゲームマーケット大阪2021発売した『花鳥風月』のゲームデザインの話です。 『花鳥風月』がどんなゲームなのかは、こちらからどうぞ⬇︎ 今回は、特にテストプレイのプロセスに焦点を当てて、スマホの写真から、時系列を振り返っていこうと思います。 *2021年4月1日に内容補足を補足する追記しました。 花鳥風月 / Kacho-Fugetsu ゲームデザイン:山田空太 アートワーク;イ
明日、ゲームマーケット大阪2021が開催されます。昨年はコロナで開催中止になったので、2年ぶりです。 新作を出します・・・!なんとかギリギリに間に合いましたので(先ほどルールを印刷しました)、本当に直前ですが、どんなゲームかを書きます。 花鳥風月 / Kacho-Fugetsu ゲームデザイン:山田空太 アートワーク;イマジンゲームズ 出版:イマジンゲームズ (2021) 10歳以上 3-4人 プレイ時間:30-45分 花鳥風月は、すごろくのように円形の盤上で駒を進め
ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今日はちょっと趣向を変えて、ボードゲーム作りに関わってくる確率の話です。ボードゲームと確率って、切っても切れない関係ですよね。確率が前面に出るゲームもあれば、ひっそりと裏方に回ってルールを支えているゲームもあります。 すごろくの確率(問題編)さて、いきなりですが、問題です。 【問題】普通のすごろくがあります。普通のサイコロ1個を振り、その数だけ駒を進めることを繰り返します。このとき、最も駒が止まる確率が高いマスは、何番目のマ
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その20をお届けします。 本日ご紹介するゲームは、カルロ・ロッシ作の『アルケミスト』。プレイヤーがゲームのルールの一部を設定するという、ちょっと尖った唯一無二のプレイ感のゲーム。 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。
こんにちは。 ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その19をお送りします。ご紹介するゲームは、アンドレアス・ペリカン作の『魚河岸物語』です🐠🐠🐠 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。 前回の記事はこちらからどうぞ⇩ アンドレアス・ペリカンは、オーストリア出身の
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その18をお届けします。 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。 前回の記事はこちらからどうぞ⇩ 本日、ご紹介するゲームは、ラインハルト・シュタウペの代表作である『バザリ』。宝石をめぐる変則的なバッティング x 交渉の
簡単に、自己紹介と自作ボードゲームの紹介をします。 ボードゲームデザイナーの山田空太(やまだくうた)といいます。 はじめてドイツボードゲームと出会ったのは、10歳のときです。ドイツからの帰国子女の友人が持ち帰ってきた『スコットランドヤード』がそのゲーム!面白さ、ボードの美しさ、子供ながらに衝撃でした。 20年近くボードゲームから離れていましたが、30歳頃にドイツボードゲームと再会し、すぐにハマり、それからボードゲームをちょくちょく作り始めました。そのあたりの話はこちらの
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その17をお届けします。 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。 前回の記事はこちらからどうぞ⇩ 本日、ご紹介するゲームは、1994年のSDJを受賞した『マンハッタン』。世界の6都市に高層ビルを建築して、そのビルを自
ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。今回の記事は、2人におすすめのボードゲームを紹介したいと思います。 他のベストテンの記事はこちらから👇 2人におすすめのボードゲーム&カードゲーム ベストテン 今回ご紹介する作品は(10作と言いつつ、11作になっていましたが…)は、なるべく運の要素があるもの、ルールが比較的飲み込みやすいものを中心に選びました。ドイツゲームの大きな長所として、運の要素=ランダム性の活かし方、そしてルールが比較的簡単なので初回プレイから楽しめる
こんにちは、ボードゲームデザイナーの山田空太といいます。 今回は、ボードゲーム 名作探訪シリーズ その16をお届けします。100作まではまだまだ遠いですが、コツコツと更新していきたいと思います。 ボードゲーム 名作探訪 : 皆さまに是非とも遊んでほしいボードゲーム紹介のシリーズです。1990〜2015年くらいのファミリーストラテジーのゲームを中心として、100作を目指して書いております。 前回の記事はこちらからどうぞ⇩ 今日、ご紹介するゲームは『ハイソサエティ』!!