自己紹介とnoteについて
簡単に、自己紹介と自作ボードゲームの紹介をします。
ボードゲームデザイナーの山田空太(やまだくうた)といいます。
はじめてドイツボードゲームと出会ったのは、10歳のときです。ドイツからの帰国子女の友人が持ち帰ってきた『スコットランドヤード』がそのゲーム!面白さ、ボードの美しさ、子供ながらに衝撃でした。
20年近くボードゲームから離れていましたが、30歳頃にドイツボードゲームと再会し、すぐにハマり、それからボードゲームをちょくちょく作り始めました。そのあたりの話はこちらの対談記事に詳しいので、ご一読いただけれると嬉しいです。
ちなみに普段は、関西の方で精神科医をしていたりします。ボードゲーム以外では、将棋とスノーボードとNBA観戦と漫画が好きです。好きな棋士は山﨑隆之八段(A級昇段おめでとう!)、好きなNBA選手はマーカス・スマート、ジェームズ・ハーデン、八村塁、バム・アデバヨ。最近のおすすめ漫画は『海帝』です。
2013年に、処女作である『枯山水』が、東京ドイツゲーム賞大賞を受賞し、本格的にゲーム作りを始めました。これまで、10作以上のボードゲーム、カードゲームのゲームデザインをしてきました。自分たちで、ゲームデザイン、アートワーク、製造、そして出版まで行ったものや、ゲームデザインだけを担当し、メーカーから出版されているものもあります。
✳️ やまだくうたのnoteについて
メインコンテンツは、ボードゲームの作り方。
ボードゲームの作り方をtwitterで発信していたのですが、どうしても1つのテーマが長くなってしまい読みづらくなってしまったので、まとめて読めるようにということでnoteを始めました。制作例を交えながら、ボードゲームの実践的な制作方法を書いています。
もう1つの柱となるコンテンツが、名作探訪というボードゲーム紹介シリーズです。こちらは、1990-2015年頃のボードゲームの名作を掘り起こそうという趣旨の内容です。最近ボードゲームを遊び始めた人にもオススメです。
ボードゲーム制作、面白いんです。一人でも多くの方が、ボードゲーム制作に興味を持っていただければと思いながら、これからのnoteを書いていきます。ぜひ、フォローお願いします!
最も読まれているnoteは、箱庭ゲームの作り方【保存版】↓
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✳️ やまだくうたの代表作
これまで作ってきたゲームの一部をご紹介します。振り返ってみると、日本の文化・歴史をテーマにすることと、絵本のような世界観を主題にすることが多かったように思います。
代表作:
『枯山水』
『ポストマンレース』
『江戸職人物語 (IKI : A Game of EDO Artisans)』
『でんしゃクジラ』
『エンデの建国者たち』
『フタリマチ』『フタリシロ』
などです。
2013年に発売された『枯山水』は、室町時代から続く日本庭園と禅僧をテーマとした箱庭ゲームです。New Games Orderから出版。発売当時は、珍しさや手作業での製造が話題となり、朝日新聞やスマステーションや報道ステーションでも取り上げられて、プレミア価格がつきました。
『江戸職人物語』は、江戸時代の多種多彩な職業に焦点を当てた重量級ゲームです。江戸文化を掘り下げて研究したことが土台になっています。5年前、まだ国内ではクラウドファンディングが周知されていなかったときですが、Kickstarterで約$78,000の出資を得て、英語版として『IKI : A Game of EDO Artisans』を出版しました。この頃は、日本からのローンチができなかったので、米国で法人を立ち上げたり、結構大変でした。
『でんしゃクジラ』は、麻雀から数字をなくして絵合わせにした、ポップで簡単になった麻雀ゲームです。6歳から遊べて、家族で遊べるゲームとして、個人的にもおすすめです(イマジンゲームズで最も売れているゲームです)。
『でんしゃサウルス』は、『でんしゃクジラ』の続編。電車と恐竜!戦略性がちょっぴりプラスされています。現在在庫なしですが、2021年度中の再販を計画しています。
『フタリマチ』は2人専用ゲーム。対戦相手よりも魅力的な街を作り、住人をたくさん集めます。見た目とは裏腹に結構ガチなゲームで、ゲーマーの方にもオススメです。『フタリシロ』はフタリシリーズ続編。残念ながら絶版です。ルールを改良して再販したいと考えているのですが、こちらの不精でなかなか進んでおらず、ずっと気がかりの一つ。
『ポストマンレース』は、たくさんの乗り物を乗り継いで手紙を届ける大陸横断郵便レース。『枯山水』より先に作り始めた、もっとも思い入れのあるゲームです。初版では、自分でルールを考えて、120種類くらいの乗り物の絵を書いて、色ぬりを友人に手伝ってもらい、ボードや箱を自分で切ったり組み立てたりしました。こちらも残念ながら絶版です。
『ラララうちゅう』は、宇宙人を集めるセットコレクションのカードゲームです。ジワジワと面白くなってくるゲームで、my favoriteです。こちらも残念ながら絶版ですが、ルールとアートワークをアップデートして近々再販したいなと考えています。
『エンデの建国者』(絶版)は、一風変わったカードドラフトと建物配置の開拓ゲームです。2017年のゲームマーケット大賞エキスパート賞を受賞したのですが、制作数が少なくあまり知られていないと思います。そのままだとちょっと荒削り過ぎるかもしれないのですが、ルールをアップデートしていつか再版したいゲーム。
『つみきの王子さま』。積み木遊びをテーマにしたタイル配置ゲームです。45分くらいのちょうど良いファミリーゲームです。5年以上構想を練っていてやっとできたゲームで思い出深いです。
『サイ富豪』はチーム戦の大富豪です。トランプの大富豪とナポレオンをミックスしたようなルール。5人プレイはかなりオススメです!
以上で、このnoteを閉じたいと思います。
最後まで有難うございました。
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