抽象と具体_乗り越える武器
感謝
「note」をはじめて一週間経ったか経っていないかの私であるが、
昨日
400円ほどのサポートを頂いた
10代の社会不適合真っ盛りの時期に抱いていた
文章でお金を稼ぐ
という夢が突然、想定しない形で叶ったわけである。
私の10代↓
https://note.com/blumenkranz/n/n6c47f6d0476b?magazine_key=m6b9e28d819a1
そもそも「note」は、
「3人ぐらい見てもらえればええか・・・」
「文章力つけてやるぜぇ」
ぐらいの気持ちではじめた。
それが、想定の何倍もの多くの人の目に留まっている
(大したことではないかもしれないが)
私にとってこれも、有難いことだ。
今回のテーマ
さて、私はプレゼンテーションには「遠さと近さ」があると考えている。
今までの私の「note」は「遠い」ものばかりだったように思っている。
(「note」もプレゼンテーションの1つである、と私は考えている)
普通じゃあないやつが普通じゃあできない、やらないことをする内容だ。
改めて自身の文章を読むと恥ずかしいぐらいである(///)。
今回は、先述した感謝のため
みなさんに「近い」テーマをお届けしようと思う。
つまり、あなたの仕事や勉強について役立てられるような内容だということだ。
書いている奴が書いている奴なので、効能は保証できないが、
私の読者であるあなたのために役だってほしい、と人間らしく思いながら書く。
そして、尊敬する方々の動画などの紹介もする。
ぜひ、役立てて欲しい。
では。
問題解決ができる、抽象と具体の概念
みなさんは、受験のときに英単語「take」の意味の多さに驚愕したことはないだろうか?
意味を調べた結果↓
一つ一つ覚えようとして挫折した経験はないだろうか?
私はある
というか、中学生時点で全部は無理だろうと瞬時に察した。
普通のことができない(ADHD,ED)ことは先刻承知だったので他の方法を考えるようにしたのだ。
それが
抽象化
である。
つまり、「take」の意味一つ一つ((手などで)取る、〔胸に〕抱く,抱き締める、などなど)を具体的事象ととらえ、
一つの言葉で言い表そうとしたのだ。
この場合では、
①他動詞においては「支配下におく」(理解する、捕虜とする、という意味から)
②自動詞においては「存在をはっきりとあらわす」(〈火などが〉つく、という意味があるそうである)
※筆者には英語の教員免許はない。信じるかは自己責任でお願いしたい。
私が高校、大学受験で試した結果としては特に問題がなかった。
上記二つさえ覚えておけば、出てくる英文、文脈(具体的状況)の周囲にある単語に合わせ
具体化
しておけば意味はとれた。
具体化の例:↓のような英文を訳すとき
Take things as they are.
↑なら、Takeはthingsにかかっているので、
「thingsを「支配下におく」・・・つまり、ここでのtakeは「理解する」という意味か、いや命令文だから「理解せよ」か」、という風にやるわけだ。
・
・
・
私だけの話だと、証拠不十分だと感じるので、参考動画も貼っておく。
https://www.youtube.com/watch?v=UljLab0LSpk&t=182s
上記動画の私なりの要約をすると、
「一を聞いて十を知れ」となる。
一・・・具体的事象
十・・・抽象的事象(事象という言葉をここで使うのは適切なのだろうか)
大体、仕事の目的、目標、理念がここに当てはまる
つまり、もっと具体的に言えば具体化と抽象化をできれば成長するということだ
確かに、前職でも今の職場でも仕事ができないやつは
↑ができていない気がする。
例:プログラミング作業の邪魔にならないよう
(急に話しかけられると集中が切れるため)、
社内Chatを使おうという会社の方針(抽象)にも関わらず
取るに足らない用事で私に話しかけ(具体的行動)
私の邪魔をしてくるアラサーの0さん
彼は、抽象的事象を己の行動(具体的なもの)
と結びつけて考えられないのであろう。
Chatでやれ。江戸時代とちゃうねん。今は。
そういうことだよ。
私自身も、みなさんも気をつけよう。
応用事例_大学受験(高校時代の私)
このままの文章でも、テーマの説明になっているといえばなっているが、
この文章の内容をあなた方が実践できるかというとまだまだ疑問であると感じた。
(そんなもん、昔からやっとるわ!という人は別として)
なので、もう少し私が実践した具体例を書く。
みなさん大好き大学受験についてである。
「大学受験」を抽象化すると
①国公立大学は学費が安く、そこにいる限り働かなくとも何も言われない
②しかし難易度は高めらしい
③文系と理系に分かれている。受験科目が異なるそうだ。
④センター試験なるものがあり、そこで高得点(受ける大学によって決まる)
であると受かりやすい。
⑤センター試験では国語英語数学の配点が異様に高い(200点。他の科目は100点)
⑥競争相手がいる。
⑦推薦入試と一般入試がある。
これが、私なりに大学受験を抽象化した結果である(流石にふわっとし過ぎ)。
番号を振ったので、それぞれについての具体的行動を以下に示す。
①・・・学費によってはおそらく、大学によって差があると考えた私は、個別の大学について調べた。
公立大学よりも国立大学の方が安い傾向にあるという結果を得た。
②・・・「高め」は抽象度が高すぎるので、私自身がなんとか受かりそうで
イメージの良い大学を探した(せめて履歴書はキレイにしたかった)。
すると、学部ごとにイメージが異なるらしい。そこで法学部にターゲットしたのである。
ついでに、私立大学は受験料も高めであったので、受験さえもしないという決意をここでした。
国立一本だ
③・・・私には机に向かって延々同じ、数学などの問題に向き合う集中力はない(ADHD)
定期テストの
物理は3点
数Ⅲは10/120点
こいつ(私自身)には理系は無理だ
そう思い、理系クラスにいたにも関わらず
勝手に文転し法学部を目指したのである。
もう一年勉強して、浪人する金は実家にはないのだ。
「世界史」を独学する必要があったが、己を客観的に見たとき、数学物理よりは
マシだという自己分析はできていた。
④、⑤・・・当時、人間関係ボロボロだった私は、読書と腹パンチに明け暮れていた。
つまり文章能力に自信があったのである。
そのため、国語、英語で高得点を狙った。
英単語や古文単語さえ何とかなれば私の土俵に持ち込めると考えていた。
(勉強法は先述した通り)
加えて、センター試験で「数学ⅡB」を必要としない大学を探した。
勝てる勝負さえすれば、負けはしないからだ。
⑥・・・具体的に言えば、自身の偏差値と受かりたい大学の合格可能性を探るということ。
模試で合格可能性が探れるため、模試があるときのみ真面目に高校に通っていた。
先述したかもしれないが、自己分析は何事においても重要である。
やらないと、己が何の勝負をすれば勝てるかわからないからだ。
⑦・・・素行、授業態度ともに最底辺であった私(模試は校内2位)は、
推薦入試など考えなかった。勝てない勝負であるし、
尊敬できそうもない、単なる公務員である教師に推薦をお願いなどしたくなかった
そうなれば、やることはシンプルだ。
点数という数字を獲りにいくだけである。
その結果↓
私は人間性には問題があるが、学歴を得たことで色々いい目にもあった。
(なければ・・・想像もしたくない)
この文章で伝わるかわからないが、皆さんもこのハウツーを活用して
「いい目にあって」欲しいと心から思う。
応用事例_営業職
この章では、営業職に就いた私が、これまで述べた思考法をどう活用していたかを述べる。
私がやっていたのは、通信系の営業職である。具体的にいうと、スマートフォンやインターネット回線を売る仕事だ。
その中でも私は、家電を売るついでにスマートフォンやネット回線を売る担当でもあった
(引越しの際に家電を買いに来たお客さんに対し、引越し先のネット回線をセールスするなどしていた)。
当然、職場はどっかの家電量販店である。
なんと、現在プログラマーである私は、すでに客先常駐を経験していたのである
・・・それはともかく、この仕事を抽象、具体の観点で分析してみよう。
抽象的には
①売ること
②トラブル(クレームなど)を起こさないこと
が仕事と言える。
私が行ったアクションを順を追って説明する。
①
新人だった私には何の商品知識もなかった。
言い訳にはなるが、覚えることが多すぎるのだ。
スマートフォンに、光回線、家電(冷蔵庫、洗濯機、TV、PCなどなど)
知らないものは売れない
なので、教えてくれる味方を作ろう、と私は考えた。
売るべき商品の全体像(抽象的概念)を知らないで努力(具体的行動)しても、
方向がわからないからね
だったら教えてもらおうじゃないか、ということである。
まず、第一印象で仲良くなれそうな先輩(スマホ、光はプロ中のプロ)をひたすらおだて
「その髪型、ナウいですね」
「どうやって、あんな難しい案件決めたんですか?」etc・・・
その人の前で、仕事に関して勉強している姿をわざと見せた。
すると、質問せずとも教えてくれるようになった。
おかげで半年後には東海で上位5%以内の売り上げを記録することができるようになった(光回線)
さらに、同僚に東海、近畿で3番目にスマホを売っている女の子
(背中に刺青、セックス依存症)がいて、
彼女は光回線の知識がないのが悩みだったそうである。
それを知った私は、彼女に光回線について教え
一晩一緒に過ごす権利とスマホのセールス法を、お返しに得たのである。
私は気付かないうちに身内に営業活動していたというわけだ。
この、味方を増やすノウハウを得た私は、
家電担当の店員さんにも、私のPC販売で恩を売り冷蔵庫などの知識を教えてもらった。
同業他社(他キャリア)の方にも取り入り、彼らの商品の長所、短所を知った。
彼らはよく私指名で案件を振ってくれた。
2年間厳しい仕事を耐えられたのは私一人の力ではないだろう。
※厳しい仕事・・・私がいた店舗では人数が少なく、
繁忙期となると一日12時間労働、昼休憩など行けるわけもなく「タバコしか食ってない」という状況だった(半年で3人"飛んだ”ことがあった)。
また、私は飛んだ人間の穴埋めに、14連勤したことがある。
現在、スキマスイッチ - 「ゴールデンタイムラバー」を聴きながらnoteを書いているが、私も「連勤術師」だというわけだ。
(「ゴールデンタイムラバー」は「鋼の錬金術師」のOPである)
②
についても、味方を増やせば解決に近づいた。
どんなクレームが起こるかを周囲の方に訊いて、抽象化したのだ。
光回線は「工事日や、かかる費用の説明不足」、というように
それを回避すればいいだけであった。
それよりも何よりも、味方になってくれた職場の先輩が
「お前がクレーム起こしたところで、職場の全員が助けてやるよ」
と言ってくれたことが一番良かった。
事実、私が前職を退職する際は職場の全員(同業他社も含む)が反対していた。
本当に頑張ったな、俺。
写真について
本記事の写真は、和歌山県と三重県の県境で撮影したものである。
みなさんに抽象と具体を自在に、境を行き来して「上手く」生きて欲しいと思い、採用した。
以上である。
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