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システム手帳を買ったけれど書くことが見つからない、そんな時に読むヒント

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~
こんにちは。yumiです。
読みに来てくださり、ありがとうございます。
こんな思いを持ちながら活動しています)


手帳活用人生を、グラフで表していったら、今は右肩上がりの良い状態。
しかし、相棒手帳にも底辺時代があった。

相棒手帳は、その時々のサポートしてほしい目的に合わせて、寄り添ってくれる存在だと思っている。
手帳活用人生が底辺だった時期は、子供ができるまでの30代、いろいろなことに挑戦していた時期だ。相棒手帳には、スケジュールとメモなどを中心にサポートしてもらっていた時期だ。

その時の手帳はA5のシステム手帳で、仕事を効率的に回すために、いろいろな工夫をし、その手帳がないと仕事が回らないくらい活用していた。

仕事でうまく活用できるようになると、プライベートでも活用したくなる。
それこそシステム手帳の一元管理だ。

でも当時は、プライベートのことで書きたくても、書くことが全く浮かばなかった。
それは、今思えば正しい結果だった。
8割近くは仕事で埋め尽くし、残り2割は夫婦での活動。自分のことでやりたいと思うことが全くなかった。

当時は今に比べると感情も蓋をしていた時期だ。
やりたいこと、したいこと、そういったDoingの世界にどっぷりとつかり、そこから沸き起こる感情は、いい方向に行けば瞬間的にうれしいが、そんなことは一瞬で終わり、すぐに消えていく感情ばかりだ。
なんとなく満たされない毎日だ。

その感覚でいた当時、未来の10年後20年後、「この先何がやりたいのだろう」ということも考えた。

答えは出ない。
今なら、だから何も浮かばなかったのだと振り返ることができる。

経験を積むためには、やりたいこと、したいことなどのDoingも大切だ。
でもそれだけでは、ダメなのだと、今ならわかる。


人は最終的には、楽しいこと、うれしいこと、ワクワクしていること、こういった幸福感情、人生への満足感を求める。つまりWell-beingを求めている。
目の前の生活がそうでなかったとしても、そういった感情でいられるなら、それに越したことはない。

どんな時に楽しいな、うれしいな、ワクワクするなという感情が生まれるかは、人それぞれ異なるものだ。
その感情がどういう状態だった時に生まれるのかは自分しか知らない。それが紐解ければ、その状態にするためにしたいことをすればいい。

つまり、したいこと(Doing)の前に、ありたい状態(Being)をゴールにする方がいいということだ。こういう感情でいたい、こういう状態になっていたい。それを具体的に考えていくと、実はやりたいことはこれだった、という事が見えてくる。

私の30代、足りなかったのはこの事だった。
目の前のタスクばかりをこなすことに夢中になり、そのことを相棒手帳にサポートしてもらい手帳生活を充実させていたけれど、どういう状態でいたいのかという事は考えたことさえなかった。
もしそのことを考えてから行動していたら、活動する行動は一緒であっても、見え方や捉え方は全く異なったものになっていたに違いない。そして、きっと手帳の活用方法も、もっと広がりを見せていたことだろう。


冒頭に書いたように、相棒手帳は、その時々のサポートしてほしい目的に合わせて、寄り添ってくれる存在だと思っている。
手帳を買ったけれど書くことが見つからない時は、したいこと、やりたいことなどのDoingのみを探していないだろうか。

もし、そうであるならば、ちょっと視点を変えて、自分の未来はどういう状態でいたいのか、その時どのような感情でいたいのか、その状態とは、自分ではどんな時に感じることなのかを考えてみると、少しずつやりたいことが見えてくるかもしれない。



今日もありがとうございました。

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