卑屈

僕らが死ぬまであまり時間がない

卑屈

僕らが死ぬまであまり時間がない

新宿東口にて、カルチャー男に好かれたい。

今思い返せばデカめの声で、カネコアヤノ、あいみょん、なちってかわいくて悔しい！！！ワイらの好きになる男たちってみんなカネコアヤノ好きなんだよなァ！！！あのしたたかさ！絶対にああはなれない！とかエヴァ好きな同世代の男がまともな訳ない！別れて正解だよ！でもサブカルというか…オタクというか…カルチャー男って、魅力的なんだよネ…顔が良いに限るけどサ…というような話をした。結局は顔かい。そんな話を大衆の耳に入る場所でするな。 最近、高校の同級生とよく遊んでいる。本当に毎回そんな会話し

卑屈

    • ご飯を食べる

      食べるということが生きるということだと思う。人それぞれ何を大事にするかは違うと思うが、少なくとも私はそうだ。美味しいものを食べることができないなら、生きている意味がない。美味しいものを、食べたいものを、一番最高の状態で、熱いものは熱く、冷たいものは冷たい状態で食べたい。こだわりが強くて本当に面倒だとは自分でも思う。 私は食べる他にも音楽が好きだったり、文章を読むのが好きだったり、かみさまだと思える人がいたり、楽しみがたくさんある。実家の猫はどうだろうか。うちの実家には猫が二

      卑屈

      • 指を切り鍋をひっくり返す

        指を切った。2週間ぶりくらいに包丁を研ぎ、スパスパ切れるのが嬉しくて上機嫌で仕事をしていた。ビニール袋を開けようとした切先が左手人差し指の指先にあたり、スパッと切れてしまった。今の職場で働き始めてからしっかり包丁で怪我をしたのは多分2回目だが、料理と関係ないところで怪我しすぎである。せめて食材を切ってる時に怪我をしろ。反省。 やっとこ鍋を盛大にひっくり返した。怪我した指を庇い、やっとこを握る手に上手く力が入らなかったんだと思う。自分でも何が起こったのかあまりわからない。スコ

        卑屈

        • 呟き

          ゲームボーイズメモリーだいすきだけど「この頃子供の頃のこと思う」って歌詞のことずっとよくわからなかった。それってもしかして私がまだ自分のこと子供だと思ってるからですか？ほんのり気づいたけど私ってもしかしてもうおとななんですか？こわい。 新世界望遠圧縮の歌詞大好きなんだけど「サンダルじゃ底冷えて」って10月くらいの話かなと思いきや「吐く息も白いくらい」って息白いんかい、息白い季節になってもサンダル履いてるんかい、とは思う。バックミラーの夕焼けを振り切るための加速を繰り返し、っ

          卑屈

          疲れているのにごはんをつくってしまう

          おばあちゃんのめまいがひどいらしい。地元埼玉の病院に行っても良くならないので、今日西新宿にある東京医科大学病院に行くと聞いた。地元から西新宿までは電車だけでも1時間半かかる。行きと診察中は付き添い人がいたが帰りは一人だというようなことを言っていたので、ちょうど地元に帰ろうとしていた私は一緒に帰ることにした。ちょうど帰宅ラッシュの時間に当たってしまい、今年84の祖母を満員の山手線やらに乗せるわけにはいかないなと思って西新宿から池袋まで丸の内線に乗った。JRを使えば10分かからな

          卑屈

          疲れているのにごはんをつくってしまう

          卑屈

          荷物を運ぶだけのかんたんなお仕事

          先月調子に乗りすぎた。給料を受け取り、枚数を数える。3回数えてみたがカードの引き落とし額ちょうどしか入っていない。ギリギリセーフと捉えるべきか現金0で1ヶ月生活しなきゃいけないことを憂うべきか分からなかった。今日がカードの引き落とし日なので、とりあえず貰った給料を全額口座に入金したが入金したその瞬間に引き落とされ残高5000円と表示されて怖かった。来月の11日にはまた別のカードの引き落としが5000円分あるので実質0である。今人生で一番お金がない瞬間かもしれない。 出来るだけ

          卑屈

          荷物を運ぶだけのかんたんなお仕事

          卑屈

          読ませる気なし 日記

          急に寒くなった。鬱の季節である。朝、久しぶりに満員電車に乗ってからずっと吐き気が止まらなかったのは、寒くなって調子が狂っているせいだと思う。仕事をしながらあまりにも気分が悪くてぽろぽろと泣いてしまった。ずっと夏が嫌いで、冬の方がいいなんて思っていたけれど、ここ何年か冬になるとまるでダメで人間のカタチを保つことができない。風呂に入れない。実家に帰りたい。猫を触りたい。『これから季節が季節が冬になってしまったら誰が温めてくれるんだよ』なんて歌詞もある。この前、全てがどうでも良くな

          卑屈

          読ませる気なし 日記

          卑屈

          稗粒腫を取り 睫毛を上げる2

          ずっと瞼にある稗粒腫が気になっていた。痛くも痒くもないが両目合わせて10個ほど、1ミリに満たないくらいの小さな白いぷつぷつがある。自分でカミソリで取ろうと思ったが怖くて取れず、小さな傷だけが残った。調べると、ニキビなどのように自然に治ることはほぼなく、皮膚科で取ることができるらしいので炎天下の中皮膚科に向かう。 保険証を出そうとしたら、財布の中に…ない！！！今年1番くらいの焦りの中、必死に財布の中を全部見るも見つからず、一旦家に帰った。別のバッグの中に他の病院の診察券やキャ

          卑屈

          稗粒腫を取り 睫毛を上げる2

          卑屈

          挫・人間を見た日と手のひらを切った日

          下川くんがどうの、挫・人間がどうの、とTwitterや Instagramで超騒ぎ立てているが、挫・人間を好きになったのは本当につい最近、去年のpsychic fesの日だった。それまでの私の中で挫・人間は完全にふざけたイロモノバンド、下川リヲはキモ男のイメージだった。まともに見たことも聴いたこともなかったが、Twitterでよく見かける人。セルアウト禅問答や下川最強伝説のPVの下川くんのキモ挙動、あのイメージそのままであった。psychic fesの日、小林私を見たくて前列

          卑屈

          挫・人間を見た日と手のひらを切った日

          卑屈

          睫毛を上げる

          夜更かしをして、昼に起きた。魚の焼ける匂い。ウキウキしてご飯を食べようとしたらあなたの分はないですよ、とのこと。鯖の文化干し、ずっと楽しみにしていたのに…。その日会う約束をしていた友達に連絡して昼間はラーメンを食べることにした。13:30から2時間も並んでしまった。待っても30分くらいかな〜なんて思っていたらびっくりするくらい列が進まなくて完全にびっくりした。けど新しい店を探すのも面倒で、わざわざ神田まで行ったので、並んだ。昆布水つけ麺、大盛りにしたら多かった。美味しかったけ

          卑屈

          睫毛を上げる

          卑屈

          酒

          小学校からの友達が東京で働き始めたというので、ご飯に誘った。韓国料理が食べたかったので、新大久保へ。新宿から一駅、電車に乗ろうとしていたら「次来る電車が一番遅れていて、一番混んでいます。次の電車がすぐ来るので次の電車に乗ってください」とのアナウンス。友達はその一番混んでいる電車に山手線の三分の一も乗っていたらしい。小雨が降っていた。地元にいる時は、多少の雨では傘を差さなかったが、東京では小雨でもすぐに差す。東京の雨、特に新宿渋谷池袋の雨は汚い。出来るだけ浴びたくない。今日は雨

          卑屈

          酒

          卑屈

          はじめるか、日記

          永遠に感じるような冷たくて痛い冬も終わる時が来るらしい。そして、終わればまた茹だるようにあつくて苦しい夏がやってくるらしい。憂鬱な季節を繰り返す苦行、人生。終わりがあるから美しいなんて言うが、人生ってちょっと長すぎると思う。夏は嫌いで、冬は惨めで、春は何かに追われているようで、秋になると君を思い出してしまう。そんなことを言っている場合ではない。好きな季節なんていうものは、無い。辛いが終わればまた次の辛いがやってきて、その辛いが終わればまた次の辛いがやってくる。どこまでも追いか

          卑屈

          はじめるか、日記

          卑屈