指を切り鍋をひっくり返す
指を切った。2週間ぶりくらいに包丁を研ぎ、スパスパ切れるのが嬉しくて上機嫌で仕事をしていた。ビニール袋を開けようとした切先が左手人差し指の指先にあたり、スパッと切れてしまった。今の職場で働き始めてからしっかり包丁で怪我をしたのは多分2回目だが、料理と関係ないところで怪我しすぎである。せめて食材を切ってる時に怪我をしろ。反省。
やっとこ鍋を盛大にひっくり返した。怪我した指を庇い、やっとこを握る手に上手く力が入らなかったんだと思う。自分でも何が起こったのかあまりわからない。スコーン!と落としてしまった。中身は白子のポタージュで、150ccほどしか入っていなかったのにも関わらず、一面真っ白になりどうしていいのかわからず一人で笑ってしまった。一足早い雪景色?床から2メートルほど離れた壁にまで盛大に跳ねていて、それもまたスープ界で一番鍋を洗うのが大変だと言われている(私が勝手に言っています)白子のポタージュ…。こびりついて大変だった。困った時に笑ってしまうの良くないと思う。
ほまに注意力のなさが生活の中でもしごとちうでも目立ちますな〜気をつけたほうがいいのは分かってるけど気をつけて治るなら苦労してないんですわ〜
1日の終わりに下水の掃除をして全身臭かったので速攻で風呂に入りツムラのくすり湯を入れた湯船に浸かり浄化。千と千尋の神様になった気分。湯船に浸かりながらインスタのストーリーを見ていたらショートドラマアプリの広告が出てきて、「大富豪のバツイチ孫娘」っちゅ〜ドラマの広告を20分近く見てしまった。オワ・オワ。ありがちな設定でチープな感じが良い。インド映画とか見たいな。風呂上がり、昼の残りを食べながら美味しんぼを見る。まだ十数話しか見ていないが大体のパターンは読めてきた。予定調和って、好きかも。安心して見れて良い。父に料理をすることを仕事にするなら見ておきなさいと言われるもアニメを見る文化が無さすぎて&この歳にもなってうっすらと反抗心があり、なかなか手をつけられなかった。某某が美味しんぼの話ばかりするから見始めた。第14話、「横綱の好物」アラの鍋が食べたいと力士が言った時点でもうすべてがわかったがその通りに話が進んで嬉しかった。クエ鍋食べたい。美味しいクエ鍋食べれたのって私がお嬢だったからなんだ、という気づき。ハズレのクエは食べさせてもらえなかった。ハズレのクエを食べたことがないから知らないが、全然美味しくないらしい。私の父は山岡士郎みたいな海原雄山みたいなところがある。ハズレのクエが来ると捨てたりテンサゲ〜となって店を開けるのをやめたりしていた。美味しいもの食べたいというより知りたいという好奇心の方が強い。美味しいものは知りたいし、つくりたい、選びたい。カラスミの季節になった。どこで仕入れるかというところから仕込みの諸々、実家にいるうちにきちんとメモに認めておくべきだった。
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