Biz-suppli

株式会社ビズサプリ 監査で会社を守る。 確かな実力をもつ専門家が、皆さまの課題に寄り添います。 <Our Mission> 鍛え抜かれたプロフェッショナルの実力で、監査を経営のインフラに。

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記事一覧

責任とは何か?

政策保有株式の功罪

1/28開催「脳科学で進化する監査 featuring AI」

サステナビリティ開示と日本のエネルギー政策

不祥事のグローバル対応がわかる!リスク管理、ビジネスと人権を含む対応ポイントの解説

人的資本会計の可能性

東証上場会社数が減少に転ずる

【11/26開催セミナー】新リース会計基準への実務対応~いかに減らし、いかに短くするか~

東北新幹線の連結器トラブル

10/28開催「JPXの目指す資本コスト経営の実現に向けて~マネジメントが知っておくべきポイント~」

求められる「新しい内部監査のカタチ」(共催セミナー:無料)

もしも上場会社が買収提案を受けたら?

リスクマネジメントの難しさ

9/30開催「改めてJ-SOXの「実施基準」を読んでみる―実務と照らして」

グローバル内部監査基準を利用しよう

8/30開催「サイバー攻撃の攻防戦〜最新攻撃パターンと防御策〜」

責任とは何か?

2024年は10月に日本の衆議院選挙が行われ、自民党が大きく議席を減らしました。この結果を受け、選挙対策委員長であった小泉氏は責任を取って辞表を提出した一方で、石破首相は責任を持って職責を遂行する意思を表明しました。責任という言葉の使い方が無責任ではないかと思った出来事でした。 そして、本記事を書いている2025年1月末時点で、中居氏の騒動からの不祥事に揺れているフジテレビが2回目の記者会見を行い、会長及び社長がこうした事態を生じさせた責任を踏まえ辞任する旨が発表されました

政策保有株式の功罪

日経新聞に「2024年この数字」という連載記事が掲載されていました。 それは①「株価意識した」対策、8割の1354社開示、②株価最高値、2割の440社、③株式売り出し2.4兆、政策株の縮減で、④長期金利、13年ぶり1.1%、⑤アクティビストの大量保有133件の5つの記事でした。 今回は、このうち政策株、すなわち政策保有株式について検討してみたいと思います。 1.政策保有株式とは 持ち合い株式は、会社間で相互に株式を持ち合うことを指しますが、「片持ち」を含んだより広い意味で

1/28開催「脳科学で進化する監査 featuring AI」

次回開催のオンラインセミナー(zoom)をご案内します。 ■開催日時:1月28日(火)18:30~20:00(最長20:10) ■講義概要 実務の観点からだけでなく、脳科学の視点からも監査業務を中心としたリスク管理や統制管理へのアプローチをご紹介いたします。 本講義では、講師が監査業務などで経験した脳科学の応用事例を、成功・失敗談を交えて共有いたします。 また、脳科学に関するよくある疑問をテーマに、実際の業務にどのように活かせるのか、流行りの生成AIの活用例などを踏ま

サステナビリティ開示と日本のエネルギー政策

東京の平均気温は先週から10度を下回り、急に冬の訪れを感じていますが、12月も残り半月を切り、今年も残り僅かとなりました。今年は秋の訪れが遅かったのかと思いましたが、11月の東京の平均気温は13.7度と、昨年11月の平均気温の14.4度よりも、若干低目でした。 しかしながら、100年前の1924年11月の平均気温は9.9度であり、この100年間で4度近く上昇しているようです。これは11月に限らず、年平均では4.5度上昇しており、どの月でも凸凹はあるものの、同じように上昇してい

不祥事のグローバル対応がわかる!リスク管理、ビジネスと人権を含む対応ポイントの解説

毎月開催しているオンラインセミナーをご案内いたします。 【セミナー概要】 事業活動のグローバル化が進展した現在では、日本企業の国内での事業活動が海外のステークホルダーに何らかの影響を与える、逆に日本企業の海外での事業活動が海外および国内のステークホルダーに何らかの影響を与える、ということが当たり前になっています。 また、国内外のステークホルダーへの影響を推し測る際には、ESGやビジネスと人権の要素を考慮することも、現在では必要かつ当然になっています。 そこで、本セミナーで

人的資本会計の可能性

夏から秋をすっ飛ばして冬が来るような極端な気温の変動が続き体調を崩している方も多くみられるようですが、皆様お変わりありませんでしょうか。 先日気象庁より発表されたこの冬の3か月予報は、気温は平年並み(ということは普通に寒い冬なのですね)、そして降雪量は平年よりも多いそうです。特に日本海の海水温が平年より高く多くの水蒸気を含んでおり、「一気に降り積もるような大雪に注意」とのこと。ゲリラ豪雨やドカ雪といった極端な気候への備えが毎年必要になってくるようです。 米国の大統領選挙では

東証上場会社数が減少に転ずる

今年は10月に入っても秋らしくない日が続きましたが、ようやく紅葉を楽しめる時期になり、世間では衆議院選挙、ワールドシリーズと気になるニュースが続きました。 今回は、年末が近いこともあり、今年の締めくくりとして東証の上場会社数について考えてみました。 1.東証上場会社数の動向 東証の上場会社数は、大阪証券取引所との統合後の2013年末の3,400社から11年間一貫して増加し、2023年末には3,837社までになりました。 しかし、今年は、これが減少に転じる公算が高くなって

【11/26開催セミナー】新リース会計基準への実務対応~いかに減らし、いかに短くするか~

新リース会計基準が公表され、2027年4月1日以後開始する会計年度から企業には新たなリース基準の適用が義務付けられます。これを受け、本講演では企業活動で直面する具体的例を挙げながら、以下のようなポイントで新たなリース基準への対応への考え方を解説してまいります。 ・本社・店舗などの不動産リースは、本当にすべてリース会計の対象になるのか? ・従来のオンバランス物件の中には、オフバランスにすべきものがある ・延長オプションがあっても、契約の期間をそのままリース期間にする考え方 ・リ

東北新幹線の連結器トラブル

2024年9月19日に走行中の東北新幹線の連結器が外れる事故がありました。幸い自動ブレーキで停車して大事故にはならずに済みましたが、良いことも悪いことも、様々なことが気になる事故でした。今回はこの事故のニュースを見ながら感じたことをテーマにしたいと思います。 1.事故で感心した点・残念だった点 事故の直接的な原因は、車両の製造時の金属の削りカスが残っていて、ブレーキ制御の端子に触れてしまったことのようです。もちろん、こうした不注意や想定外はあってはならないことですが、どう

10/28開催「JPXの目指す資本コスト経営の実現に向けて~マネジメントが知っておくべきポイント~」

日本企業は、投資家との距離がまだまだ遠く、投資家が重要視している点を事業会社が認識していないといったちぐはぐな対応が見受けられます。特に、収益性の不足・投資の不足・リスクテイクの不足・多事業部門・過剰自己資本といった投資家が懸念する点を、日本企業は取り続けており、結果的に投資回避・PBR低下につながっています。 本セミナーでは、投資家が懸念するポイントの解説と、「資本コスト経営」の実現に向けてのポイントを、市場データ分析を絡めながら、独自の視点から解説します。 <主な内容>

求められる「新しい内部監査のカタチ」(共催セミナー:無料)

これまで内部監査によるリスクの測定は、監査人の知見によるトップダウン的なアプローチで行われてきました。 一方、企業内で日常やり取りされるコミュニケーションデータは、企業内の人員の活動そのものを表しており、そこには様々な不正の芽となる情報も含まれています。 本セミナーでは、コミュニケーションデータ解析を活用した「新しい内部監査のカタチ」をご提案いたします。 日常のコミュニケーションデータを解析する“ボトムアップ的なアプローチ”による、「不正兆候の早期発見を実現し、不正が起こり

もしも上場会社が買収提案を受けたら?

まだ日中は暑い日もありますが、朝晩は大分過ごしやすくなってきました。私は事務所に行く際には必ず近くのコンビニでコーヒーを買うのですが、夏の間ずっとアイスコーヒーだったのが、ふとホットコーヒーが飲みたくなりました。このターニングポイントとなる気温は、個人差はあるのでしょうが、例えば冬のメニューの定番の1つであるおでんは、コロナ禍によりレジ横で取り扱うコンビニ店舗が激減してしまったものの、かつてセブンイレブンのおでんが1年で一番売れる時期は、9月だったようです。2番目に売れるのは

リスクマネジメントの難しさ

暑い8月が終わりました。この夏はどのようにお過ごしでしたでしょうか。 今年のお盆休み前の8月8日、宮崎県でマグニチュード6.5の地震がありました。この地震後、気象庁は南海トラフ地震の発生リスクが高まっているとして「巨大地震注意情報」を発表し、注意喚起を行いました。 結果的にいくつか小さな地震は起こったものの、大きな地震や被害はなく、本当にほっとしましたが、呼びかけの時期がお盆の帰省や夏休みと重なったことで多くの混乱も生じました。 この一連の流れを見て、リスクが起きる前に備える

9/30開催「改めてJ-SOXの「実施基準」を読んでみる―実務と照らして」

毎月開催しているオンラインセミナー、9月開催についてご案内いたします。 ■講義概要 J-SOXの実務に関わっている方は多いと思います。J-SOXに準拠する上で最も基礎となる基準と言えば金融庁が公表している実施基準*ですが、目前の実務に負われて、あるいは監査法人との協議結果が何よりも優先され、きちんと読んだことがある人は案外少ないかもしれません。 今回のセミナーでは、そんな実施基準について実務と照らし合わせながら、改めて何が記載されているのかポイントを解説していきます。

グローバル内部監査基準を利用しよう

梅雨明けし、パリオリンピックが始まりました。熱中症警戒アラートが発令される毎日です。できるだけ涼しい室内でお過ごしください。今回は、グローバル内部監査基準を取り上げます。 1.国際基準の改訂 内部監査人の国際団体である内部監査人協会(IIA)は、2024年1月9日に「グローバル内部監査基準」(Global Internal Audit Standards)を公表しました。これは、2017年版の「専門職的実施の国際フレームワーク」(International Profess

8/30開催「サイバー攻撃の攻防戦〜最新攻撃パターンと防御策〜」

変化するサイバー攻撃の手口を知り、どのようにリスクと向き合えば良いのか、その突破口を探ります。 講義では、直近で発生した攻撃事例を引用し、なぜ防御できないのか、その原因と課題を講師の経験を元に解説いたします。 そして、これからの時代に備えておくべきサイバーセキュリティの感性を鍛えるためのアプローチをご紹介いたします。 ■主な内容 ・インシデントの発生状況  昨年と今年ではどのように変化しているのか ・最新攻撃への対応と課題点  なぜ、防御ができていないのか ・備