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株式会社ビズサプリ 監査で会社を守る。 確かな実力をもつ専門家が、皆さまの課題に寄り添います。 <Our Mission> 鍛え抜かれたプロフェッショナルの実力で、監査を経営のインフラに。

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最近の記事

東証上場会社数が減少に転ずる

今年は10月に入っても秋らしくない日が続きましたが、ようやく紅葉を楽しめる時期になり、世間では衆議院選挙、ワールドシリーズと気になるニュースが続きました。 今回は、年末が近いこともあり、今年の締めくくりとして東証の上場会社数について考えてみました。 1.東証上場会社数の動向 東証の上場会社数は、大阪証券取引所との統合後の2013年末の3,400社から11年間一貫して増加し、2023年末には3,837社までになりました。 しかし、今年は、これが減少に転じる公算が高くなって

    • 【11/26開催セミナー】新リース会計基準への実務対応~いかに減らし、いかに短くするか~

      新リース会計基準が公表され、2027年4月1日以後開始する会計年度から企業には新たなリース基準の適用が義務付けられます。これを受け、本講演では企業活動で直面する具体的例を挙げながら、以下のようなポイントで新たなリース基準への対応への考え方を解説してまいります。 ・本社・店舗などの不動産リースは、本当にすべてリース会計の対象になるのか? ・従来のオンバランス物件の中には、オフバランスにすべきものがある ・延長オプションがあっても、契約の期間をそのままリース期間にする考え方 ・リ

      • 東北新幹線の連結器トラブル

        2024年9月19日に走行中の東北新幹線の連結器が外れる事故がありました。幸い自動ブレーキで停車して大事故にはならずに済みましたが、良いことも悪いことも、様々なことが気になる事故でした。今回はこの事故のニュースを見ながら感じたことをテーマにしたいと思います。 1.事故で感心した点・残念だった点 事故の直接的な原因は、車両の製造時の金属の削りカスが残っていて、ブレーキ制御の端子に触れてしまったことのようです。もちろん、こうした不注意や想定外はあってはならないことですが、どう

        • 10/28開催「JPXの目指す資本コスト経営の実現に向けて~マネジメントが知っておくべきポイント~」

          日本企業は、投資家との距離がまだまだ遠く、投資家が重要視している点を事業会社が認識していないといったちぐはぐな対応が見受けられます。特に、収益性の不足・投資の不足・リスクテイクの不足・多事業部門・過剰自己資本といった投資家が懸念する点を、日本企業は取り続けており、結果的に投資回避・PBR低下につながっています。 本セミナーでは、投資家が懸念するポイントの解説と、「資本コスト経営」の実現に向けてのポイントを、市場データ分析を絡めながら、独自の視点から解説します。 <主な内容>

          求められる「新しい内部監査のカタチ」(共催セミナー:無料)

          これまで内部監査によるリスクの測定は、監査人の知見によるトップダウン的なアプローチで行われてきました。 一方、企業内で日常やり取りされるコミュニケーションデータは、企業内の人員の活動そのものを表しており、そこには様々な不正の芽となる情報も含まれています。 本セミナーでは、コミュニケーションデータ解析を活用した「新しい内部監査のカタチ」をご提案いたします。 日常のコミュニケーションデータを解析する“ボトムアップ的なアプローチ”による、「不正兆候の早期発見を実現し、不正が起こり

          求められる「新しい内部監査のカタチ」(共催セミナー:無料)

          もしも上場会社が買収提案を受けたら?

          まだ日中は暑い日もありますが、朝晩は大分過ごしやすくなってきました。私は事務所に行く際には必ず近くのコンビニでコーヒーを買うのですが、夏の間ずっとアイスコーヒーだったのが、ふとホットコーヒーが飲みたくなりました。このターニングポイントとなる気温は、個人差はあるのでしょうが、例えば冬のメニューの定番の1つであるおでんは、コロナ禍によりレジ横で取り扱うコンビニ店舗が激減してしまったものの、かつてセブンイレブンのおでんが1年で一番売れる時期は、9月だったようです。2番目に売れるのは

          もしも上場会社が買収提案を受けたら?

          リスクマネジメントの難しさ

          暑い8月が終わりました。この夏はどのようにお過ごしでしたでしょうか。 今年のお盆休み前の8月8日、宮崎県でマグニチュード6.5の地震がありました。この地震後、気象庁は南海トラフ地震の発生リスクが高まっているとして「巨大地震注意情報」を発表し、注意喚起を行いました。 結果的にいくつか小さな地震は起こったものの、大きな地震や被害はなく、本当にほっとしましたが、呼びかけの時期がお盆の帰省や夏休みと重なったことで多くの混乱も生じました。 この一連の流れを見て、リスクが起きる前に備える

          リスクマネジメントの難しさ

          9/30開催「改めてJ-SOXの「実施基準」を読んでみる―実務と照らして」

          毎月開催しているオンラインセミナー、9月開催についてご案内いたします。 ■講義概要 J-SOXの実務に関わっている方は多いと思います。J-SOXに準拠する上で最も基礎となる基準と言えば金融庁が公表している実施基準*ですが、目前の実務に負われて、あるいは監査法人との協議結果が何よりも優先され、きちんと読んだことがある人は案外少ないかもしれません。 今回のセミナーでは、そんな実施基準について実務と照らし合わせながら、改めて何が記載されているのかポイントを解説していきます。

          9/30開催「改めてJ-SOXの「実施基準」を読んでみる―実務と照らして」

          グローバル内部監査基準を利用しよう

          梅雨明けし、パリオリンピックが始まりました。熱中症警戒アラートが発令される毎日です。できるだけ涼しい室内でお過ごしください。今回は、グローバル内部監査基準を取り上げます。 1.国際基準の改訂 内部監査人の国際団体である内部監査人協会(IIA)は、2024年1月9日に「グローバル内部監査基準」(Global Internal Audit Standards)を公表しました。これは、2017年版の「専門職的実施の国際フレームワーク」(International Profess

          グローバル内部監査基準を利用しよう

          8/30開催「サイバー攻撃の攻防戦〜最新攻撃パターンと防御策〜」

          変化するサイバー攻撃の手口を知り、どのようにリスクと向き合えば良いのか、その突破口を探ります。 講義では、直近で発生した攻撃事例を引用し、なぜ防御できないのか、その原因と課題を講師の経験を元に解説いたします。 そして、これからの時代に備えておくべきサイバーセキュリティの感性を鍛えるためのアプローチをご紹介いたします。 ■主な内容 ・インシデントの発生状況  昨年と今年ではどのように変化しているのか ・最新攻撃への対応と課題点  なぜ、防御ができていないのか ・備

          8/30開催「サイバー攻撃の攻防戦〜最新攻撃パターンと防御策〜」

          ドワンゴ、ニコニコ動画へのサイバー攻撃

          2024年6月8日、ドワンゴが運営するニコニコ動画およびKADOKAWAグループが大規模なサイバー攻撃を受けました。 この攻撃によりニコニコ動画を始めとしてドワンゴが運営していた多くのサービスが長期間の停止を余儀なくされているほか、社員や外部クリエイターの個人情報の流出も確認されています。 ドワンゴによる対応については外から見ていて反省すべきところも、逆にドワンゴから学ぶべきところもあるように感じています。 ということで今回は、ドワンゴへのサイバー攻撃とその後の動きを紹介し

          ドワンゴ、ニコニコ動画へのサイバー攻撃

          7/18録画配信「2022年6月施行改正公益通報者保護法のポイント〜監査を担う方々のための解説〜」

          講義概要 アンコール特別企画として、「改訂公益通報者保護法のポイント~監査を担う方々のための解説~」の録画動画をオンライン配信をいたします。 このセミナーは、同法の改訂を見据えて2022年5月に月次オンラインセミナーで実施し、録画したものです。そのため、改訂点も含めた同法対応の全体像が把握可能となっています。 改正公益通報者保護法が2022年6月1日に施行され、公益通報の受付・調査・是正措置等の業務に携わる方を公益通報対応業務従事者と指定すること、受付窓口その他必要な体

          7/18録画配信「2022年6月施行改正公益通報者保護法のポイント〜監査を担う方々のための解説〜」

          街角経済学vol.5 企業の価値について

          6月18日に、アメリカの半導体企業である、エヌビディアの時価総額が、同じくアメリカのマイクロソフトを抜いて世界首位の526兆円(約3兆3,350億ドル)となった、とのニュースがありました。エヌビディアは当初、画像処理用の半導体(GPU)で成長してきましたが、これをAI向け半導体に応用した結果、最近の生成AIブームの波により、利益率の高さと成長期待が時価総額を押し上げているようです。 エヌビディアの時価総額は、1兆ドルを超えたのが2023年5月、今年の2月に2兆ドルを超えたば

          街角経済学vol.5 企業の価値について

          6/25オンラインセミナー【ライブ配信限定!】「財務捜査官が見た不正の現場ー不正調査と犯罪捜査ー」

          ■開催日時:6月25日(火)18:30~20:00 ■講義概要: 税務・会計の専門知識を有する財務捜査官は、背任、詐欺や不正取引などの捜査を担います。企業不祥事では、特別調査委員会や第三者委員会が設置され、弁護士・公認会計士などで構成された専門家が任意で調査できる範囲での情報収集を行いますが、警察は許可状等により強制力を持ち、会計帳簿、決算書類、銀行口座や証券口座などを精査して資金の流れなどの実態を解明していきます。 本セミナーでは、銀行勤務後に、警察の財務捜査官として10

          6/25オンラインセミナー【ライブ配信限定!】「財務捜査官が見た不正の現場ー不正調査と犯罪捜査ー」

          「虎に翼」で思うこと

          現在放送中のNHKの朝ドラ「虎に翼」ご覧になっているでしょうか。「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、三淵嘉子さんの実話に基づくオリジナルストーリーで、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた女性の情熱あふれる姿を描くとのことです。(NHK ホームページから一部引用) このドラマを見ていると、私は涙がツーっと出てきてしまいます。朝ドラは仕事の合間の移動中にスマホで見る事が多いのですが、電車の中で人知れず涙を流してしまいます。そして周りの「働く女性たち」と

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          GC注記の定点観測

          今回は、「継続企業の前提に関する注記」、いわゆる「GC注記」について検討してみたいと思います。 1.GC注記とは 我が国の財務諸表は、企業会計原則や企業会計基準委員会が公表する会計基準に基づいて作成されます。それらの会計基準を適用する前提は、企業活動が将来にわたって継続されることです。これを「継続企業の前提」と言います。 たとえば、有形固定資産の取得価額は取得時の一時的な費用とするのではなく、その耐用年数にわたって減価償却費として費用配分します。これは事業が継続することを

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