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ジャーナリングで余計な情報を取り入れづらくする
SNSやニュースサイトなど、スマホを開けば大量の情報が飛び込んでくる時代。
興味深い情報もあれば、心を乱すだけのネガティブな情報や時間を奪うだけのコンテンツも多い。
気づけば時間を浪費し、徒労感や嫌な気分だけが残ってしまう――そんな経験はないだろうか。
実は、こうした“余計な情報”に流されがちな人にこそ、ジャーナリングが大いに役立つ。
日常的に書く行為を取り入れることで、必要のない情報に触れる時間を減らし、結果的に心の平穏を維持しやすくなるのだ。
情報過多のストレス
時間の浪費とモヤモヤ感
SNSをスクロールし続けてしまい、気がつけば何十分も経っている。結局、得られたものは少なく、徒労感や嫌な気持ちが残るだけ。ネガティブ情報に引きずられる
目にしたくないニュースや他人の批判的な投稿に触れて、心が乱されてしまう。人生の貴重な時間が消費される
些細な情報収集であっても積み重なると膨大な時間を費やし、他にやりたいことを犠牲にしてしまう。
ジャーナリングが余計な情報を遠ざける4つのポイント
1. 情報に触れる時間が減る
スキマ時間を“書く時間”に置き換える
日々の隙間の数分に、SNSなどをチェックする代わりにジャーナリングをする。
その結果、雑多な情報を追う機会自体が自然と減る。“ふと空いた時間”を有意義に使える
ちょっとした待ち時間や移動時間などにノートを開いて書けば、情報に飲まれるのではなく、自己理解や思考の整理に充てられる。
スキマ時間に行うジャーナリングのヒントは以下の記事も参照
2. 注意が絞られる
自分の興味や大切にしたいものが明確化
ジャーナリングを通じて「いま、自分はこれを大事にしている」と認識できると、無関係な情報をノイズとして扱いやすくなる。“情報フィルター”が自然に働く
「これは自分に必要か?」と頭で判断する手間をかけずとも、自分の関心領域外の情報が視界に入りづらくなる。
3. 気にしなくなる
情報に対する距離感がつく
ジャーナリングをしていると、自分の優先順位や価値観がはっきりしてくるため、“関係ない情報”に深く反応しなくなる。ネガティブな投稿やニュースに引っかからない
見ても「自分とは関係ないな」「そこまで深追いする必要はないな」と思って早々に離れられる。
4. 振り返りと改善が効く
“つい長時間SNSを見てしまった”も書く
「今日もSNSをダラダラ見てしまった」とジャーナルに書けば、「ああ、やっぱりやりすぎだったか」と客観的に反省できる。対策を立てやすい
「朝起きてすぐスマホを開くのをやめる」「スキマ時間はジャーナリングに充てる」など具体的な行動をノートに書いて翌日から試すことで、徐々に状況が改善する。
ジャーナリングで生まれる“必要なもの”との時間
情報を遮断すれば、その分空き時間が増える。
しかし、それを何もしないで過ごすのではなく、ジャーナリングに充てることで自分が本当に必要としている情報や思考に時間と頭を使えるようになる。
自分を内省し、成長させる時間が増える
書く行為は、ただ記事や投稿を読み漁るよりも遥かに生産的だと実感できるはずだ。心が平穏に保たれる
不要な情報に振り回されなくなることで、イライラや不安が軽減し、穏やかな気持ちで過ごせる時間が増える。
まとめ
余計な情報に触れる時間を減らす
空いた時間でSNSやニュースを延々と眺めるより、ジャーナリングをするだけで自然と情報摂取量が減る。自分の大事なことに注意が向く
書いているうちに「これは自分に本当に必要な情報か?」と考えられ、無駄なニュースやネガティブ投稿をスルーできるようになる。意識的な振り返りが対策を生む
もしダラダラしたとしても、それをノートに書いて反省すれば翌日の改善につながり、好循環が生まれる。
こうしてジャーナリングを日常に取り入れれば、必要のない情報に煩わされる時間がどんどん減っていく。
かわりに、自分にとって本当に意味ある情報や思考のための時間が増え、心の平穏や日々の充実を得られるだろう。
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