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【要注意】化粧品の「いい匂い」、お肌に悪影響かも?美容オタクが暴く、香料の危険性

「この化粧水、いい匂いなの!」

というように、化粧品(特にスキンケア用品)を香りで選んでいませんか?

しかし、その「いい匂い」の裏には、
思わぬ危険が潜んでいるかもしれません。

いい香り=お肌に良い
というわけではありません。
むしろ「香料」はお肌への刺激になる可能性が高いです。

「香料なんて気にしたことなかった…」
「良い香りが好きだから、香料入りを選んでいる」
「もしかして、私の肌荒れの原因は…?」

そう感じている方は、ぜひ最後まで読んで、
香料との付き合い方を見直してみてください。




1. 化粧品や柔軟剤に使われる香料の種類と成分

「香料」の種類は大きく分けて、
天然香料合成香料の2つがあります。

  • 天然香料:

    • 植物の花、葉、果実、樹皮などから抽出した「精油(エッセンシャルオイル)」

    • 動物の分泌物から得られる香料(例: ムスク、アンバーグリスなど。現在はほとんどが合成香料)

    • 特徴:

      • アロマテラピー効果が期待できるものもある

      • 希少価値が高く、高価なものが多い

      • 天然成分だからといって、必ずしも安全とは限らない

  • 合成香料:

    • 石油などを原料に、化学的に合成された香料

    • 数百〜数千種類存在すると言われている

    • 特徴:

      • 安価で大量生産が可能

      • 香りのバリエーションが豊富

      • 安定した品質を保ちやすい

      • 天然には存在しない香りを作り出せる

      • 安全性に懸念があるものも存在する

化粧品や柔軟剤の成分表示を見ると、
「香料」とだけ記載されていることがほとんどです。

これは、香料の成分表示が義務付けられていないためです。
EUでは、アレルギー誘発性の高い一部の香料成分について表示義務があります。


2. 知らなかったでは済まされない!香料が引き起こす健康被害

「香り」は、私たちの心身に様々な影響を与えます。

良い香りはリラックス効果や幸福感をもたらしますが、
一方で、香料が原因で健康被害が引き起こされることもあります。

  • アレルギー性皮膚炎:

    • 香料が皮膚に触れることで、かゆみ、赤み、湿疹などの症状が現れる。

    • 特定の香料成分に対してアレルギー反応を起こす場合と、複数の香料成分に反応する場合がある。

    • 化粧品だけでなく、柔軟剤や洗剤などが原因となることもある。

  • 呼吸器疾患:

    • 香料を吸い込むことで、咳、喘息、気管支炎などの症状が悪化することがある。

    • 特に、喘息患者や化学物質過敏症の人は注意が必要。

  • 化学物質過敏症:

    • 微量の化学物質に反応して、様々な症状が現れる。

    • 頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、集中力低下など、症状は多岐にわたる。

    • 香料が原因となることも多い。


3. なぜ「香料」を使っていい匂いにしてあるの?

もちろん、いい香りの化粧品の方が、
悪いニオイよりは良いですよね。

しかし、香料で香りをつけるのには、他の理由もあります。

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