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リモートワークはかえって時間に追われる?時間の使い方を工夫しよう

リモートワークを始めた当初、時間が少なくなったと感じました。なんだか毎日時間に追われているなぁと。往復合わせて2時間の通勤時間がなくなったはずなのに、かえって時間が足りなくなってしまいました。

みなさんはこんなことないかもしれませんし、もしかしたら家庭の事情で忙しくなってしまっているかもしれません。しかしまぁここは1つ考えてみましょうか。

リモートワークは時間の使い方が大事

なんで時間がなくなってしまったのだろうと考えてみました。思いついたのは2つです。

  • 通勤がなくなったために時間に区切りをつけなくなったから。

  • 家庭の用事は仕事に関係なく割り込んでくるから。

何事も時間制限なく続けられる

普段だったら通勤時間がやってきたら支度して出かけます。だから何が何でも出かけるまでにタイムリミットがあり、それまでにすべてを済ませなければなりません。できないのなら帰ってきたら続きをやるのです。

しかしリモートワークですと通勤がありません。よってギリギリまで粘って何かしようと考えてしまいます。あと少し、もう少しと粘り続け、気付いたら始業時間ギリギリということになります。これが時間に追われている感覚を生み出します。

リモートワークで時間ができたからといって無制限に時間を使ってはいけないのです。キッチリしている人はいいかもしれませんが、時間にルーズな性格や諦めの悪い性格だとギリギリまで粘ってしまう癖があります。普段の勤務の通勤時間のような区切りを入れた方が良さそうです。

優先度の高いこと以外はとことん切り捨てる

仕事も家事も細かい作業から大きな作業まで色々あり、優先度も様々です。そして家庭というものは何かと割り込みが多いです。割り込み作業をすべてやっていては埒があきません。

となると常に「今やるべきか?それとも後でいいのか?」を考える必要がありますね。家事ならば今日中のものもあれば仕事と違っていつでもいいものもあるでしょう。ならば今日中でなくていいものは後回しにしましょう。それでも多いなら今日やることを2~3個決めて他は翌日以降に回してしまいましょう。

こうやって絞っていかないと永遠に埒があきません。そしていつまでも時間に追われ続けます。

時間に満足感を得るためにやること

以上を踏まえて生活を変えてみました。そしたら土壇場であわてる機会は減りましたが、まだまだ時間に追われている感じがあります。もう一工夫考えてみました。

  • 1つのことに時間をタップリと使う

  • 家事に完璧さを求めない

順に行ってみましょう。

1つのことに好きなだけ時間を使ってみる

平日は仕事に専念し、休日は平日にできていないことの中で一番やりたいことに専念することにしました。するとやりたいことにゆとりをもって時間をタップリ使えるので、時間に追われている感じが大幅に減りました。

時間にゆとりを持てるとストレスが減り、沢山やったという感触を得られます。また時間にゆとりが持てると幸福度が上がることが研究から解っています。詳細はこの雑誌で組まれている特集を参考にしてください。

パレートの法則を参考にする

パレートの法則とは80%の売上が20%の顧客からもたらされるというものです。常連客やコアなファンなど重要顧客が沢山買ってくれるからなのですね。

これに倣うと100点を取るには100の労力が必要だが、80点なら20の労力でできるとなります。実際には20の労力では60~70点かもしれませんが。

何のことを話しているかというと、家事のことです。例えば食事でいうと、毎日食材を買ってきて手作りするのが100点だとするならば、カット野菜や総菜、乾麺を組み合わせて手軽に済ませるのが60~70点の食事作りです。

無理して家事を完璧にやろうとしない

掃除で言えばすべての汚れを取り除いて部屋をピカピカにするのではなく、目立って汚れているところだけ綺麗にするということです。家事に完璧さを求めず、そこそこのクオリティーにします。100点を求めるのは年末の大掃除でいいでしょう。

こうしないと時間がかかりすぎてしまう以前に、腰が重くなって手が付けられなくなります。そして「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、しかも大変だしなぁ」とどんどん億劫になっていってしまいます。

だからお手軽にサクッと片付けることで、「なんだやればできるじゃん。しかも思ったより早く終わった」という満足感を得て時間にゆとりを持つことにしました。

家事を完璧にやらなくていいと思うだけで気持ちはかなり楽になります。リモートワークで時間があるから家事をすべてしっかりやろうとしなくてもいいのだなと思いました。むしろ重点的にやりたいところだけリモートワークで浮いた元通勤時間を使ってやるのがいいでしょう。

終わりに

リモートワークだから「時間がある」という考えを「時間を有効に使う」という考えに改める必要があります。もう一度整理してみましょう。

まずは時間を有効に使うと考えます。そうした上で平日は時間に区切りを設け、休日はやりたいことに専念するという形でメリハリをつけます。割り込みの家事は今日中か、後日でもいいかを考えて決めます。通勤時間が浮いたからと家事を完璧にやる必要はありません。

リモートワーク中は時間の使い方に油断しないよう気を付けていきましょう。

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