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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」

『ホップステップだうん!』は月2回配信のべてるの有料マガジンです。 向谷地生良さんの連載をはじめ、べてるのメンバーのコラム、イベントの報告や講演録、江連麻紀(写真家)さんの写真連…
『ホップステップだうん!』はメールマガジンと並行して月2回配信しています。内容はほぼ同じです。価格…
¥300 / 月
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記事一覧

べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.308

・子ども・子育て当事者研究交流集会! 写真は近所で行われたどんど焼きです。 年男・年女の子どもたちによるどんど焼きの点火で子どもたちの書き初めやだるまなどが燃やされました。焼け終わった炭火で子どもたちがお団子を焼いて食べて楽しかったです。 2月1日(土)に第5回子ども・子育て当事者研究交流集会を開催します。今年のテーマは「今は今なの!私たちは今を生きているんだから」です。 午前は子どもたち、午後からは子育てをしている大人の時間となります。 今年も子どもたちがいろ

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.307

新年あけましておめでとうございます 2025年も「ホップステップだうん!」をよろしくお願いします ・あけましておめでとうございます。 江連麻紀 べてるのメンバーから電話がかかってきて「2024年はよく爆発してたから2025年は評判悪くなんないように爆発していきたい!」と目標を教えてくれました。 私はこのメルマガの締切を守ることを目標にしたいのですが、新年早々締切に遅れました。 2025年は引き続き当事者研究を継続していきたいです。地元の神奈川県川崎市で当事者研究会がは

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.306

・「日本精神障害者リハビリテーション学会」 江連麻紀 子ども・若者当事者研究の部屋では6人の子ども・若者たちと、子どもたちと関わってる大人たちの発表が行われました。 司会進行も子ども・若者たちでした。わちゃわちゃの子どもに見守る大人。歴史ある学会ですが、たまにはこんな雰囲気の部屋があったのもよかったです。 私は無印良品東京有明店の子ども当事者研究の実践報告をさせていただきました。無印良品で一緒に研究した小学5年生の子も研究後の実験結果を発表してくれました。 子ども

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.305

・「盛り上がり悪魔」の研究者 2023年にオンラインで行われた「子ども・子育て当事者研究交流集会」で当時小学校6年生のえいしんくんと出会いました。 えいしんくんは盛り上がると周りの人にちょっかいかけちゃうという苦労を放課後等デイサービスこどもサポートほっぷのスタッフの山口さんや仲間と一緒に何度も重ねてきた研究「盛り上がり悪魔」を発表してくれました。 その日からいつか実際にえいしんくんにお会いしたいなと思っていたのが今年の夏に叶いました。べてるの家がある浦河町の隣町、

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.304

・お山の樂校 江連麻紀 2019年に開校した福岡県糸島市にあるフリースクール「お山の樂校」に伺わせていただきました。今回は3度目の来校でしたがやっぱり絶景にうっとりしました。 昼食後の子どもたちに「研究しないー?」と聞いて集まった8人で子ども当事者研究がはじまりました。時々ニワトリも来ていました。 持ちよったもやもやの中から「メールの返信がなくてちょっともやもやしてる」というテーマで研究しました。「みんなもやもやするときや落ち込んだときってどうしてる?」と質問すると

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.303

・「無印良品くらしのラジオ」 江連麻紀 子ども当事者研究を定期開催していただいている無印良品の「無印良品くらしのラジオ」に向谷地宣明さんと一緒に出演させていただきました。 無印良品くらしのラジオに出演させていただけてとても光栄でした。収録日は久しぶりの頭痛がきていて私の頭痛薬が効くのをみんなが待ってくれる、というところからはじまりました。優しいみなさんに助けられました。 その後も痛みは引いても頭はぼわっとしたままで言葉が出てこなくて苦労した収録でした。 まだ聞いて

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.302

・ミスターべてるの早坂潔さん 江連麻紀 べてるまつりが終わりました。
今年は参加できませんでしたが、撮影させていただいたミスターべてるの早坂潔さんのインタビュー動画が会場で流れました。 早坂潔さん 「40年振り返っていろんなことあったけどよく生きてきたなって。40年経ったけどなんも病気はよくなんないし。でも生きるっていうことだけ覚えていたなっていうか。死なないでよく40年も仲間とわいわいしながらべてるの仲間と一緒にきたなって。」 写真は、インタビュー撮影が終わって浦

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.301

・今週末はべてるまつりです! 江連麻紀 べてるまつりの前はべてるメンバーたちから連絡が増えます。 「べてるまつり来るの?」 「風邪ひいた。べてるまつり出れるかなあ。」 「もう駄々こねてべてるまつりは出ないことにした。上手に駄々こねるんだから!」 「江連さん、べてるってなあに?」と、べてるに10年以上いるメンバーから哲学的な問いのメッセージも届きました。 全国からお客さんがたくさん来るべてるまつり前には、頭の中のお客さん(べてる用語でマイナス思考のこと)も忙しそうです

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.300

・「岡本勝さん」 江連麻紀 べてるのメンバーの岡本勝さんが亡くなりました。 私がはじめてべてるを訪れたのは2012年でした。 浦河に到着したときには暗くなっていて、元祖べてるの家の前の道路にしゃがみ込んでいた岡本さんが握手をして出迎えてくれました。 その翌日にニューべてるでお会いした岡本さんに「おまえの夢はなんだ?」と唐突に聞かれて答えられなかったことを時々思い出して、今、岡本さんに夢を聞かれたらなんて答えようかなーと考えたりしています。 私が神奈川県に住んでいこ

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.299

・応答せよ、大人たち。 子ども当事者研究のすすめ2  コトノネVol. 51 特集に「応答せよ、大人たち。子ども当事者研究のすすめ2」が掲載されています! 私は撮影を担当させていただきました。表紙は当事者研究者のあさくん(3歳)が研究の合間にしてくれたかわいい変顔です。 今回はさまざまな居場所でおこなわれている子ども当事者研究をご紹介しています。 小学校3年生のリッキー 「Aちゃんと遊ぶのがしんどいの研究」 高校1年生のしのさん 「不安の研究」 中学2年生の

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.298

・夏休み「それで順調!」 江連麻紀  子育て当事者研究会の仲間内では、「夏休みがくる」と恐れられいた時期の真っ最中です。 特に保育園も学童もお休みのお盆をどう過ごすか研究のテーマになることも多いです。家族旅行や帰省などの世間のムードに疲弊してる人もいます。 べてるの家の理念のひとつ「それで順調!」と声をかけ合って、夏休みの終わりの子育て当事者研究会では労いのわかちあいができたらいいなー。 べてるの理念のひとつ「それで順調」 べてるは、いつも問題だらけ。今日も、明日

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.297

・気持ちをカタチにする 江連麻紀  先日、子ども「自分のこと」研究所_vol.8を開催しました。 子ども「自分のこと」研究所は子ども・子育て当事者研究ネットワークゆるふわ、清水屋商店、コトノネ、無印良品東京有明が共同で活動しています。 今回は夏休み特別企画で学研ステイフルさんもご協力してくれました。 10人の子どもたちと学研ステイフルさんのニューブロックを使って、最近の印象に残ってる出来事があったときの気持ちをカタチにしました。ニューブロックは色も形も様々あって選

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.296

・子ども当事者研究× 無印良品× 学研ステイフル  江連麻紀 子ども「自分のこと」研究所 _vol.8 夏休みだよ!「こころの自由研究」 最近、子ども当事者研究をするときに「自分の気持ち、他者の気持ち」に出会うことを大切にしています。 「相手の気持ちを考えて!」 と、怒られてる子は多いけど想像するのは難しいことかもしれません。まだ出会ってない気持ちもあるかもしれないです。 私は大人ですが「イヤだっただろうなー」とかざっくりとはわかりますが、子どもたちにどうゆう気

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.295

・「馬、馬、馬」 江連麻紀 雑誌で特集される「子ども・若者当事者研究」の撮影依頼をいただいて、先日編集者と一緒に北海道に行ってきました。 札幌や静内にある3ヶ所の当事者研究会に参加させていただきました。詳しくは夏に発売予定の雑誌ができてからご紹介します! 日高地方にある静内への移動はレンタカーを借りて移動しました。馬好きの私はこの移動も楽しみのひとつでした。 日高地方はサラブレッドの名産地で道路の両脇に馬牧場がいくつもあって放牧された馬たちが見えてきます。他にも日高地