台湾の夏!ーひんやりスイーツと旅ー #2
小飛
こんにちは♪ 台湾人の小飛です。
今回も夏にぴったりのひんやり台湾スイーツの紹介です。
夏の暑さを乗り越えるため、台湾人がよく食べる夏の定番スイーツ「愛玉 (アィユー) 」! 日本では「オーギョーチー」や「愛玉ゼリー」と呼ばれていますね。
●愛玉とは?
愛玉(アィユー)は「愛玉子」という台湾にしか自生しないイチジク属の植物から作られます。なので、愛玉は台湾の特産です。
愛玉の作り方の詳細は後述しますが、乾燥した愛玉子を水の中で揉んで置いておくと、次第にかたまりゼリー状になります。天然の植物からできるプルプルのゼリーです。
成分は愛玉子から出る天然の成分と水だけと至ってシンプルです。そのため愛玉ゼリー自体に味はありません。実際にはレモンのシロップなどで味付けをして食べますよ。
愛玉は体を冷やす効果があります。「暑気払い」や「水分補充」として食べられる、昔から台湾の夏には欠かせないスイーツなんですよ♪
私も小さい頃、喉が渇いたら、よく近くの朝市へ食べに行っていた記憶があります。
愛玉は台湾では夜市や朝市、お店など様々なところで購入することができます。最近では日本でもネットで愛玉子を安価で購入できるので、お家で簡単に作ることができますよ!
ということで、この夏わたしもすでに3回も作った、お気に入りの「檸檬愛玉」の作り方を紹介していきますね!
●檸檬愛玉レシピ
前準備:
水道水2Lを沸騰させ、常温になるまでおいておきます。
(市販のミネラルウォーターを使用する場合は沸騰させずにそのまま使用してOKです。ただし、カルシウムが含まれていないと固まらないので蒸留水や軟水は使用しないでくださいね)
シロップの作り方
①鍋にきび砂糖150g、水200mLを加え、中火でひと煮立ちさせます。
②きび砂糖が完全に溶けたら火を止め、冷まします。
③粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
檸檬愛玉の作り方
① 二重にしたガーゼに愛玉子をふんわり包み、口をひもで結ぶ。
②ボウルに前準備で用意した常温の水2Lを入れ、そこに愛玉子の入った袋を5分ほど浸して水を吸わせる。
③手のひらにこすり付けるようにして、繰り返し揉む。
④10分ほど続けると、水の色が黄橙色に変わってきます。トロッとしたゲル状になったら、揉むのをやめます。
⑤一時間ほど冷蔵庫で冷やします。
愛玉を冷やす間に、シロップを仕上げます。
⑥レモンを1つ輪切りにします。残りのレモンは半分に切り、種を抜いた後しぼります。
⑦事前に作っておいたシロップにそのレモン汁と輪切りにしたレモンを加えます。
⑧愛玉を冷蔵庫から取り出し、食べる分だけ器にうつします。氷とレモンシロップを適量かけて、輪切りにしたレモンを飾れば、「檸檬愛玉」の完成です♪
ちなみに、レモン以外にもライムやすだちなどでもかまいません。
シロップを作るのが面倒な場合は、蜂蜜やメープルシロップなどをかけるだけでも美味しく召し上がれます。
見た目は涼しく爽やかで、甘酸っぱい味が夏にぴったりです!
檸檬愛玉は台湾のドリンクスタンドではよく紅茶をベースにして、蜂蜜やタピオカなどの具材を加えたドリンクとしても売られています。
暑い季節も、冷たいさっぱりとしたドリンクをゴクゴク飲みながら気持ちよく歩けます♪
自宅でも、作った愛玉を市販の甘いレモンティーやレモンジュースに加えるだけでドリンクスタンドの味が再現できるのでオススメです!
●オススメのドリンクスタンド
大苑子
フルーツを使ったフレッシュなドリンクが得意なドリンクスタンドです。台湾全土にお店があるので立ち寄りやすいですよ。
ドリンクスタンドでの注文方法は私のYouTube動画を参考にしてくださいね♪
▼「タピオカミルクティーの注文方法&裏メニュー」を中国語で