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夢と知らずに夢を見てた
なんだかんだで歩いてく
なんもないけど進んでく
平穏有限先は暗く
時間は止まってくれない
やがて僕の向かい風
になっていく光に満ちてる
快晴に架かる白い虹
を映す 眼を伏せる
回想そうして岸辺へ
想像会遇水面の上
僕はずっといやだった
時間が言葉を紡ぐだろう
遠く誰かの赤い朝
になっていく光が沈んでく
月光に濡れる青い傘
を差す 君が消えてく
明日だって 昨日になってく
記憶だって 薄れ もっとみる
時計は今しか指さない
如月の岸辺で待てばまばゆさは雪の陰影冬の有限
この空は誰の願いを叶えるの?誰も誰かは知らなくていい
今もこの瞬間だけを指し示す時計刹那に照らす雷雪
千年の命が尽きる雨上がり風が吹く方へ広がる陰
夕暮れにすべてが無駄になっていく今日も空が青かったことも
探したら見つかる場所を思い出と言うんだ いつもここで待ってるよ
ある日突然七月になる六月
いつまでも売り切れのままの自販機はミイラ製造機だったよさよなら
終わりまで増えていくだけの年齢がもう歩幅より早く増えてく
閃きは眠気の中で瞬きて忘れることを約束されてる
終着を眼に映す来た道をとぼとぼ帰ることはもうなく
夏風に歌心ゆれ僕はただずっとまえからいやだったんだ