プロに自由と裁量を与える。リモートワーク主体のSaaSスタートアップでの働き方。
こんにちは!Beatrust でインターンをしている Reina Tsunokami です。今回は、近頃入社された二人の社員に、実際のリモートワークの働きやすさについておうかがいしました。インタビューにご協力いただいたのは、 Yoshiyuki Hakuto / 白戸 良幸 さん, Akito Kashio / 柏尾 明希人 さん です。関西圏にお住まいで、入社して 3 か月ほどのお二人が、リモートワーク中心の Beatrust でどのように過ごされているのかを紹介する内容となっております。リモートワークを推進する企業に転職をお考えの方にも必見です。
お二人のプロフィール
お二人の現在の役職と業務内容を教えてください
🔶Yoshiyuki さん:CS(カスタマーサクセス)です。 Beatrust を導入して頂いたお客様の活用支援をしています。
🔷Akito さん:PdM(プロダクトマネージャー)です。プロダクトの Why / What というコンセプトの部分を決定していくのが主な業務内容です。ユーザーの声をできるだけ多く聞くことやデータからユーザーの行動を分析することの両方を心がけています。
現在お住まいの地域とリモートワーク状況について教えてください。
🔶Yoshiyuki さん:神戸に住んでおり、リモート中心に働いています。オフィスへは大体 2 週間に 1 度、木曜日と金曜日に出社していますが、お客様とのミーティングや社内イベントがある際は、それに合わせて出社しています。
🔷Akito さん:住まいは大阪です。リモートメインで働き、開発チームで集まることも多い金曜日はなるべく出社するようにしています。出社する時は、トータルで約 3 時間かけて新幹線で移動していて、インプットに集中する時間として活用しています。その週にあった業界関連のニュースや、Slack や Beatrust 上でメンバーが投稿していた資料等に目を通す時間に充てていて、とても重要な時間になっています。
現在お住まいの地域ではなく、あえて東京のスタートアップを選んだ理由にリモートワークは影響していたのでしょうか?
🔶Yoshiyuki さん:そもそもにおいて、リモートワークの仕組みがなければ東京の会社を選ぶこと自体ができなかったと思います。また、関西圏にはスタートアップ自体がほとんどありません。どんなに新しくて勢いのある環境に挑戦したいと志したとしても、リモートワークできなければそれも叶わないのが実情です。Beatrust のように資金調達を経てグローバルに展開していくことを目標にした企業に身を置きたいと考える人にとって、働き方の選択肢の幅が広がったことからも、リモートワークがキャリア選択の幅を広げるものと強く感じます。
🔷Akito さん:キャリアの選択肢は、やはり東京が際立って多いと思います。場所の制約が無くなったおかげで、大阪に住んだまま Beatrust で働けている点、私自身も大きな恩恵を受けていると思います。エンジニアならまだしも、私のような職種でベンチャー企業でプロダクト開発に携わるとするならば、やはり東京の会社を選ぶことが当たり前のことでした。そのため、家族の環境を変えないで新しい刺激に溢れた仕事環境を選択できていること自体に十分な価値があると思っています。リモートワーク中心でも業務が成り立つような仕組みづくりを創業当初から徹底し、従業員の裁量に合わせた柔軟性の高い働き方を用意してくれている会社だからこそ、実現できた働き方だとも思います。ですので、私たちのように多様な働き方を選択する社員がこれからも Beatrust に増えていくと思っています。
実際に関西圏から Beatrust に参画してみて、印象的だった企業文化はどんなところだとお考えですか?
🔶Yoshiyuki さん:社員全員がリモートワークを行っている点は印象的でした。日本各地に住む社員が等しく同じオンライン環境で業務を行っているため、フェアでインクルーシブな職場だと感じています。共同創業者であり CEO の原も各自に裁量と自由を重んじてくれますし、 “リモートネイティブ” な社員が多く、非常にスムーズに業務が回っているのが Beatrust の 1 つの特徴だと思います。他にも特徴的なのは 1on1 に関する文化です。入社したばかりの社員は、先ずは全員と 1on1 をする慣わしがあるのですが、これにより自分とは異なる職種の人とも自然とコミュニケーションすることになります。全員がオフィスにいるのが必然ではない中で、1on1 という場でカジュアルにコミュニケーションを取ることができるのは重要で貴重な時間だと思います。
🔷Akito さん: Beatrust はコミュニケーションの場をオフラインにおいても意識的に作っていることが特徴的だと思います。例えば、金曜日を「出社奨励日」と定めて、社員同士が自発的・意識的に集まる機会を提供しています。金曜日の夕方からお酒を片手に社内で集まる “TGIF” というイベントがあり、リモート中心に働いている社員も、TGIF を目当てに自然とオフィスに集まる空気感があります。この慣習により金曜日なら誰かがオフィスにいてオフラインでの交流ができるという安心感が生まれ、出社タイミングを測る上でもポジティブに作用しています。また、「この日は徹底的に同僚とコミュニケーションする日」というメリハリが生まれますので、チームミーティング、ランチ、そして TGIF と、対面の良さを丸一日活かした働き方を実現できる日となっています。
他に Beatrust のリモートワークに対して行っている工夫はありますか?
🔷Akito さん:Beatrust 社員は、自発的な発信が多い人が多いと思います。例えば、 Slack で仕事以外にプライベートなことも発信するチャンネルがあり、仕事だけでない情報共有ができています。私たちが提供するプロダクト:Beatrust も、社内のコミュニケーションに一役買ってくれています。普段の会話でなかなか出てこないような意外な趣味・特技などもプロフィールページに書かれていて相互理解のきっかけになりますし、ナレッジシェアや質問投稿をする掲示板のような機能を使ってたわいもないやり取りを楽しんでいます。中には「dogfooding」と言って、開発中の機能の社内トライアルもありますので、社員一同 ”あーでもない、こーでもない” 楽しみながら使い倒しています。そんな柔軟で遊び心溢れたやり取りを通じ、メンバー同士の共通点や人となりを自然に把握できています。職域を超えたメンバーたちとの会話が自然に生まれるきっかけにもなっていて、物理的な距離を感じさせない柔軟で密度の高いコミュニケーションを取ることができていると感じます。
🔶Yoshiyuki さん:前職でも Slack は活用していましたが、その時と比較しても Beatrust 社内のコミュニケーションは圧倒的に活発だと思います。リアクションのスピードにしても、共有数にしても然りです。その要因になっているのも、やはり 組織としての心理的安全性が上手く担保されているからこそだと思います。また、オンラインツール上で作られた親密な空気がオフラインでの活動にも普及しており、具体的には、メンバー間で自発的に開催される 1on1 や「サウナ部」のような共通の趣味に基づくゆるい部活動のようなものが自然に生まれるなど、会社主導でなくとも、誰もが起案者・実行者となってコミュニケーションを深めるような取り組みが自然発生的に起こる企業風土が育っているように感じます。
リモートワーク下で、個人的に取り組んでいることや、これから取り組みたいことはありますか?
🔶Yoshiyuki さん:前後関係や文脈も含めて伝えることは意識しています。Slack で情報共有が多く行われるうえで、どんな背景があるのか、自分がどのような意図を持って発言をしたのかを可能な限り伝えるようにしています。普通の会話であれば、相手の反応を見て、訂正したり、言い換えたり、説明を後から付け加えたりできますが、テキストだと誤解や自分の意図と異なる伝わり方が起こる可能性があるからです。もう 1 つ、Google Meet でのミーティングの際は、リアクションや表情に関しては、雰囲気を作るうえで重要に感じているところなので意識しています。
🔷Akito さん:先ほども話した通り、Beatrust には「共有出来ることはなるべく共有する」文化があるので、Slack 上に残ったこれまでの Try&Error の軌跡はとても参考にしています。一方で、Slack に上がる会議後のまとまった情報だけでは得られない、話し合いの過程の情報も重要だと思っています。「会議自体には出れなかったが、せめて内容はキャッチアップしたい」という人は多いと思うので、ミーティングを録画し、倍速再生で振り返りたいと提案したところ、即座に採用されました。会議体・共有方法など、まだまだ主体的に改善し、効率化していきたいです。
いかがでしたでしょうか? Beatrust は、2020 年の創業当初からハイブリットワークを推進しており、リモートワーク環境を整えながら、日々働きやすい環境を追求しています。今回の note を通して Beatrust の持つ企業風土や具体的な取り組みを知って頂けたら幸いです。これからも多様なバックグラウンドを持つメンバーや、Beatrust についての様々な記事を更新していきますので、引き続き宜しくお願いいたします。次回の投稿もお楽しみに!
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