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椛美
2019年1月9日 19:30
1年くらい前の下書き海に行ったのは人生でも数えるほどしかない。そのうち2回はサークルの合宿、1回は閖上への弔問。海が怖い。別に震災のせいだけじゃなくて(わたしは仙台市民)、海は怖い。あまり泳げないし、海水は沁みるし、砂浜は痛いし、さして綺麗じゃない(ところもある)し、呑まれそうで怖い。発作的にずんずん海底まで歩いていってしまいそう。映画の中の海辺で夕陽を見る若いカップル、というロマンチック
2019年1月18日 23:55
iPhoneのメモ帳を漁っていたら、2年前に書いたメモを見つけた。原宿の風俗誌に加えてあげたい。そして文章がわかい。2016/08/24(原宿でバイトしていた、翌月留学を控えていた頃の日記) 日本を発つことを、それによって引き起こされる感情を、上手く想像できなかった。不安も切なさも寂しさもなく、淡々と過ごしていた。でもそれは突然やって来る。いつも突然やってくる。バイトが終わった後、稽
2018年7月16日 16:35
稽古場の汚い床に寝っ転がりながら書きましたまあみんなそうだと思うけど、美しくなりたいでしょう。美しくなりたい。とりあえずわたしは美しくなりたい。なりたいというより、美しくありたい。美しく生きるのに、持って生まれた自分の顔や身体が邪魔。という話をします。たとえば、今わたしは稽古場に自主練をしに来ていて、爆音で音楽をかけて、美しいテキスタイルのワンピースを着て、きちんとメイクをしていて、長
2018年7月10日 00:20
今日、バイト先の寿司屋で、酔った客がわたしの指先や髪や肩や首筋のあたりをべたべた触ってきて非常に不快だった。今日の話だけではない話。まず「あなた」が酔って欲情するために、わたしの首筋は白いわけではない、「あなた」のためにわたしは女のかたちをしているわけではない、そして、「あなた」だってこんなどこの馬の骨ともつかない女性に触れるために、男のかたちをしているわけではないだろうに、不