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#2 「足並みを揃えるのではなく、一歩先へ行くことが大事」 CEO仁藤が伝えたい、飲食採用の今とこれから。【社員インタビュー】

みなさん、こんにちは。
be here株式会社の広報担当です。

今回は、be here株式会社の代表取締役 / 仁藤のインタビューをお届けします!

学生時代のアルバイト話〜起業をするまで、現在の仕事について、そして今後の目標などについてもお話をしていただきました!

be hereでの仕事や、飲食業界の採用サポート業務にご興味をお持ちの方、また、仁藤とお話をしてみたい!という方もぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

🗣️それでは、スタート!


=  =  =

自己紹介とこれまでの経歴について

ーー まずは自己紹介をお願いします!

初めまして!
be here株式会社で代表取締役をしている仁藤 準也です。
出身は富士山と焼きそばの町である静岡県富士宮市、現在33歳です。
趣味はキャンプ、サッカー、服を買うこと、それから飲食店巡りも好きです。
ちょっと緊張していますが、よろしくお願いします!

趣味のキャンプへ行った際のお写真(すごく楽しそう…!)

―― これまでの経歴を教えてください。

将来的に飲食店を経営したいと思っており、経営を勉強するために都内の大学の経営学部に進学をし、そのタイミングで上京をしました。

飲食店をやってみたいと思った理由としては、大学入試の際に、友人と行った飲食店がすごく素敵で、「これが東京の飲食店か...!」と感銘を受けたんですよね。めっちゃミーハーっぽい理由ですが(笑)大学に入学してからもそのお店にずっと通っていたくらい好きなお店になりました。
 
そのお店に通い続けて半年くらいが過ぎた時に求人募集を見つけて、アルバイトとして応募をしました。でも、いつも行っているお店も含めた系列店など全店舗に連絡をしたのですが採用してもらえず...。

ーー お話を聞く限りだと常連なのに...?

常連でお店の方達と仲良くなっていたというのと、当時はまだ学生だったからですかね。
でも、どうしてもそのお店で働きたいという思いがあり、その後に履歴書を持って直接お店に伺ったところ、たまたま本部のスーパーバイザーの方がいらっしゃって「今から面接してあげるよ」と。なんやかんやで4時間くらい話をしたんです。めっちゃ長いでしょ(笑)それで採用してもらいました。

―― す、すごい…!直談判して良かったですね!

そうなんです。
それからすぐ、そのお店でのアルバイトがスタートしました。
様々な仕事を任せてもらえて、他店へのヘルプや系列店での業務なども担当し、学生ながらアルバイトリーダーにもなりました。 

大学を卒業後は、その飲食店を運営する株式会社5iveGroupに就職をし、Pecori ブランドの創業店舗を任せていただきました。
歴代の名店長の後を引き継がせていただいたので、とにかく追い越さなきゃと必死だったのを覚えています!
売上も過去最高売上を達成し、飲食店での独立を考え次のキャリアに進むことにしました。 

その後、5iveGroupと同様に、とても好きな飲食店を展開している楽コーポレーションにお世話になりました。

そこで、独立の道ではなくサポートしていく側にまわる事で業界に貢献したいと思い、ビジネスの基礎を身につけるのと同時に、ホットペッパーグルメを運営し飲食店のサポートをしている、リクルートライフスタイル(現 株式会社リクルート)に入社し、飲食店向けの集客メディアの提案営業、Airシリーズの導入提案などを行いました。

リクルートで1年ほど働いた後、新卒で入社したの5iveGroupから「人事部門の再編をするから戻ってきてほしい」と声をかけていただき、新卒・中途採用の戦略策定、採用イベントの企画立案・実行(キャンプ型インターンシップ)、ルーキーチャレンジ(新卒向け社内イベント)等、現在の採用の基盤になるものを作りました
また、人事に在籍しながら、社内ベンチャーの株式会社イレブンにて、人材紹介事業も担当しました。 

2020年、その絶頂の波に乗っていたタイミングでコロナ禍へ。
そして独立をすることにしました。


コロナ禍、そして独立へーー

―― コロナ禍で起業をしたのはきっかけがあったんでしょうか?

人事の立ち上げや人材紹介事業の責任者をしていた際にコロナが直撃して、キャリアや働き方、採用手法などについて考える時間がすごく増えたんです。

人事の立ち上げをしていた時は、ほぼ僕一人でやり始めたのでめちゃくちゃ大変だったんですよね。僕と同じように、人事や採用をやっている方にも困っている方がたくさんいるんじゃないかと思ったんです。
実際に、人材紹介の営業でお話しした社長さんや人事の方でも、ノウハウがない、今のやり方が正解なのかわからない、もっと良い方法があれば知りたい、といったお悩みをよく聞きました。

そこで、人事や採用を手助けしたりサポートしたりすることができる会社を作りたい、と思うようになったのがきっかけです。それがたまたまコロナ禍だったという感じですね。
元々、飲食店が好きだということもあり、飲食業界の人事・採用をサポートする事業を軸に起業をしました。

創業当時の写真

be here株式会社について

―― では、be here株式会社について教えてください。

まず、「be here」という社名になる前に、2回社名を変えています。
1つ目は「n.n」(エヌドットエヌ)で、これは仁藤と仲間たちという意味でした(笑)
2つ目が、be hereの前身となっている会社である「yummy」(ヤミー)です。
ちなみに、これ「美味しい!」という意味のyummyだと思ってませんか?

ーー え!「美味しい」という意味じゃないんですか?

飲食特化なので「美味しい」の意味もあるっちゃあるのですが、「you」と「me」で、あなたと私たち、人と人とを繋ぐという意味も込めています。

事業の主体としている人事や採用って、「人」がキーなんですよね。
これまで自分がやってきたことだったり考え方を振り返ってみた時に、やりがいを感じた瞬間って誰かのために行動している時だったり、誰かのサポートをしている時だなって気づいたんです。

そこから着想を得て、「あなたの側にいるよ」とか「一緒に伴走するよ」という意味を込めて、今の社名であるbe hereになりました

―― すごく素敵な由来があったんですね。事業についても詳しく教えてください。

サービスは大きく3つあります。

1つ目は、採用支援サービス。
採用の戦略から母集団形成、応募者対応などの一連の業務を幅広く支援します。
代理店さんへの対応や、媒体運用、求人原稿の作成、スカウト、面接の対応など、それぞれの企業様の規模やご要望に合わせて対応しています。

2つ目は、ブランディング支援サービス。
企業のブランディングや店舗のコンセプトなどを一緒に決めていきます。
採用においての上手な打ち出し方がわからないという企業様向けで、自社の良さや特徴について一緒に言語化していき、テキスト化や資料化をするためのサポートです。

最後に3つ目は、教育・研修支援のサービスです。
採用に関わる研修や教育などの支援を一気通貫で行います。

be hereの強みとしては、1店舗〜800店舗規模までと多様な企業へサービスの展開をしていることです。それぞれの規模感に応じてカスタマイズが可能なので、フレキシブルに対応することができます。

また、僕自身が飲食企業で人事をしていた経験があるため、店舗オーナーの方や現場で採用をしている方々の気持ちがすごくわかるんです。
だからこそ、飲食の現場で採用活動に奮闘している方達の力になりたい!サポートをしていきたい!という気持ちが強くあるんだろうと思います。

インタビューの合間の様子。

飲食業界について

―― 仁藤さんが考える、飲食現場が抱える採用の課題とは?

そうですね…。
僕が感じていることとしては、足並みを揃える傾向が多いなと思います。

例えば、「あのお店はこの時給だからうちも同じにしよう。」のように、A社がこうやっているから真似しよう、というような答えの導き方をする会社さんが多く見受けられるんです。

お打合せの際にも、自社ならではの打ち出し方や魅力や良さを言語化できていないケースが多く、何を武器にして戦えばいいのかわからない、というお声を良くいただくことがあります。

また、昨今は飲食業界を目指している人が少ないとも言われている中で少子高齢化なども相まって、職種の選択肢がどんどん狭くなってきています。
専門知識が必要かも?や、激務でしんどそう?といったイメージがあったりするため、このままだと、飲食業界は選ばれにくくなってしまう可能性も。

そのようなマイナスイメージを変えていくために、「飲食店で働きたい!」と思えるくらい魅力的な業界にしていく必要があると考えています。

そのために、足並みを揃えるのではなく、一歩先へ行くことが大事だなと。
そういった手法が取れる飲食企業さんは、事業も伸びて良い人材を採用できるんじゃないかなと思うんです。

―― つまり、飲食業界も「攻めの採用」が必要ということでしょうか?

まさしく、そうですね。
良い人材が採用できたら売上も作りやすくなるし、良い人材は現場の雰囲気づくりも上手なのでみんなが働きやすい空気感ができる。

空気感ってすごく大事じゃないですか。
ただ採用をするだけではなくて、良い人材を採用するために「採用」にどれだけ投資ができるかかなと思います。これはお金をたくさん投資するという意味だけではなくて、「時間」と「人」の両方においての投資も含むかと思います。

これまでは、「とりあえずできる人を採用したい!」という大まかな枠組みだったものを、今後はしっかり言語化して細分化をしていったり、「できる人」に育てていくための教育や研修にどれだけ時間やコストを割けるかに目線を向けていけるか、なんですよね。

そのために、僕らのような飲食業界に特化した採用支援サービスがあるので、一緒にたくさん思考して前に進んでいけたらいいなと思っています。


今後について

――これからの目標や展望などはありますか?

現時点では、僕の得意な「飲食」の分野の事業をやっていて、ありがたいことに事業も少しずつ伸びていっています。
今後は僕以外のメンバーの得意分野を活かした事業も作っていけたらいいなと思っているんですよね。

例えば、洋服が好きなメンバーがいたとしたらその分野の事業をbe hereでテストマーケをしてみて、成功したら事業にして伸ばしていこう!とか。
軽やかで、しなやかな思考で事業作りをやっていきたいなと思ってます。

挑戦したい!と思っている人達それぞれが持っているアイデアを形にして、いろんな分野で成長していける会社にしたいですね。

今の主軸事業である飲食の採用支援事業についても、もちろん今以上に成長させたいです!

日本の飲食産業は世界からもすごく注目をされている分野ですし、インバウンドも増えてきているので、これからもっと伸びる業界だと思うんです。
「飲食業界の採用のあり方を変えたい」と言うと、大きく聞こえるかもしれませんが、本当にこれを実現させたいと考えています。
そのために僕ら自身もどんどん成長していきたいですね。

  ―― では、仁藤さん個人の目標などはありますか?

本当にすっごく個人的な目標だと……健康的に生きたいです!(笑)

―― ん?健康...?

今よりもっと健康に気を遣っていきたいんですよね。
冒頭にも少しお話ししましたが、飲食店巡りが好きなので美味しいものを食べることが多いのですが、ただ食べているだけだと太っていっちゃうだけなので...(笑)
筋トレを習慣化しつつ、健康な生活をするように心がけていきたいです。

真面目な目標としては、お客様⇆僕らbe here⇆それから飲食業界の三方良しの関係を作り続けることですね。どこかに負荷がかかることがないように臨機応変に事業を伸ばしたいです。それに尽きます!!


最後に 

――では、最後にこの記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いします。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
少しでも僕らの思いが伝わっていたら嬉しいです。

僕たちbe hereは、
飲食業界の採用支援や組織づくりを応援し続けたいと思っています。

現状の姿を正しく理解して、組織やチームがより良くパワーアップしていけるよう、企業ブランディングや採用・オペレーション構築などの様々な切り口でアプローチが可能です。

飲食の採用でお困りの人事担当者の方、またbe hereにご興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひお話ししましょう!

改めて、本日はありがとうございました!



以上、お読みいただきありがとうございました。
それでは、今後の記事もお楽しみに!🌸

次回は、弊社の庄司のインタビューです!
※7/30公開予定



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