【読書記33】コンサル一年目が学ぶこと
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
早いことで、社会人になって3年目になりました。人事異動によって新卒採用の担当になり、変わった環境にもがきながら日々を過ごしています。
さて、そんな中ではありますが今回はこちらの本。1年目の時に1度読みましたが、内容が濃かったため再度復習がてら読みました。
これから社会人になる皆さん、ぜひご覧あれ!!
【著者】
大石哲之氏
1975年生まれ。慶応大学を卒業後、現アクセンチュアへ入社。
現在はビジネスコンサルタントとして、経営支援や創業などに関わる一方、海外に移住し場所・時間にとらわれない生活を実践。
作家・ブロガー活動を通して情報を発信している。
【概要】
職業を問わず、業界を問わず15年後にも役立つスキルを、社会人1年目で学ぶ基礎的なレベルから理解できるようになる本。
タイトルは「コンサル」とあるが、外資系のコンサル会社の出身者が業種を問わず活躍していることに気づいたことから
コンサルタント時代に学んだことの中に、普遍的な仕事力があると仮説を立てている。
15人のコンサル出身者に取材し、基礎の基礎をまとめたのが本書である。
【所感】
社会人1・2年目の方々にはぜひ読んでいただきたい1冊。これだけで仕事のスキルはほぼ網羅されているのではないかと、2年間の経験を通して感じている。
経験を積んでいっても定期的に読み返したい本の1冊。
ちなみに1年目の配属された当初に読んだときに最も響いた点は
「1年目だろうが、やるべきことは試合に出て、勝利に貢献すること」
ということ。
自分ならではの役割・価値は誰にでもある。野球で例えると、長距離ヒッター/小技が得意なバッターのように。その力を発揮することが大切なんだなと。
これを読んでいる最中に、初のクレームをもらった。
「お前が一年目だろうと、こっちには関係ないだろう!もっとプロとしての意識を持て!」
今となっては本当に情けないことだったなと感じるが、もっと自覚を持って仕事をしなければと、身に染みて感じた。
[ビフォー]
・基礎の見直し
・新卒採用に異動になって1年目、再度新たな気持ちで臨みたい
[気づき]
◆論理面
・1年目は論理で勝負。世界の共通言語は数字
・PDCAを高速に回す、その際に仮説を立てて行う
・quick&dirty。大枠を決めるには60点で十分
・意見に賛同し最初のフォロワーとして自主的に動く。フォロワーシップ
◆感情面
・1年目だろうが、やるべきことは試合に出て、勝利に貢献すること
・ビジネスで一番大事なのは相手の期待を超えること
・時間はお金。「自分の時間単価に見合った仕事をしているか?」
・若いうちはどのような仕事をするかより誰と仕事をするか
・目線が貢献すべき他者のほうを向いている限り、あなたの仕事には価値がある
[to do]
・相手は何も知らないという前提で話す。無言は無理解。
・答えを知る前に1分だけ自分で考え、自分の意見を持つ(日経新聞)
この初心を忘れずにこれからの社会人生活を過ごしていきたいなと感じた。
改めて、社会人1・2年目の方々には、ぜひ読んでいただきたい。