【読書記50】お金と心を動かす会話術
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
営業の方、必見。
と会社の中で言われていた、顧客とのプッシュ型コミュニケーションに長けている方がバイブルとおっしゃっていて、購入。
具体的なトーク内容まで書かれていて、明日から使えそうでした。
【著者】
浅川智仁氏
1978年生まれ。早稲田大学卒。モチベーター、営業/経営コンサルタント。
成功哲学、心理学などを用いた独自の指導方法で業種を問わず多くのセールスマンや経営者の飛躍的な売上アップに貢献。
「セールスは芸術である」が持論。
【概要】
もともと営業という仕事に嫌悪感を抱いていた筆者。
ところが就職をした会社にて営業の素晴らしさ・奥深さに目覚め、2年目でトップセールスとなる。
「他人の人生ではなく、自分の人生に感動する生き方をしないか?」その言葉に感銘を受けた筆者が
営業活動を通して「人生のグラウンドに立ち続けた」そのノウハウをお惜しみなく伝授する。
【所感】
内容が体系化されていて、非常に読みやすい一冊だった。
営業活動のテクニックがかなり詰まっていて、すぐに実践で使える内容が多く散りばめられているし
具体例も交えながら落とし込まれているのでイメージが湧きやすかった。
1点注意することとすると、営業をする上でのマインドにはあまり触れられていないと感じた点だろうか。
どちらかというとテクニックに話がよっているため、その根本である「お客様のため」という感情が薄い方は押し売りになってしまう可能性があるので気をつけてほしい。
文言も、どちらかというと慎重派である(だと思っている)自分からすると少し強引かも?と思ってしまうこともあった。
とはいえ総論でいくと学びが非常に深かった。購入してよかったと思う。
[ビフォー]
・仕事をする上で大切なマインドセットを学ぶ
・相手の心を動かす考え方を学ぶ
・普段の仕事で活きる心得を3つ学ぶ
[気付き]
・言い切ることができない営業は仕事をしていないのと一緒
・「結果は状態に比例する」そして「状態は行動に従う」
[to do]
・自己紹介では「過去の失敗」と「未来の夢・使命」を入れて惹きつける
・相手との共通点を見つけるため自己開示は積極的に
また、最後に記載されていた『やめるな』という詩が非常に心に刺さったので、それを記載して今回は終了にします。
『やめるな』
物事がうまくいかないとき
自分の進む道がずっと上り坂に思えるとき
貯金は少なく、借金ばかりがかさむとき
ほほえみたいのに、ため息しか出ない
心配事で心が押しつぶされそうなとき
必要とあらば休んでもいい。でも、やめてはいけない
人生に紆余曲折はつきもの
誰もがそれを経験する
そして、数多くの敗北を味わう
彼もあきらめなければ勝てていたかもしれない
どんなに苦しくても、あきらめてはいけない
次のチャンスで成功するかもしれない
成功と失敗は表裏一体
疑いの雲があなたの目を曇らせ
自分がどれだけ成功に近づいているかわからない
遠くにあるように見えるが、実はすぐそこにあるかもしれない
だから、たとえ力いっぱい打ちのめされても、しがみついていよう
最悪の状態に思えるときこそ、手を引いてはいけないのだ