ここ数年注目されている美容有効成分がナイアシンアミドです。ナイアシンアミドは幅広い美容効果を持ち、厚生労働省から2つの効果において「有効成分である」と認められた優等生ともいえる成分です。 ナイアシンアミドの成分の効果を図解入りでわかりやすく解説します。ナイアシンアミドの魅力を知って化粧品に活用しましょう。 (注意:本記事中の美白とは、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐこと、エイジングケアとは年齢に応じた肌ケアをさします。) ナイアシンアミドとは?概要と驚きのマルチ効果を解
今、次世代ピーリング成分として注目されているのがPHA(ポリヒドロキシ酸)です。 「ピーリングと言えば、AHAやBHAじゃないの?」と思う方もいるでしょう。PHAにはAHAやBHAにはない魅力がたくさんあります。 本記事では、PHAの特徴やPHAを配合した商品、今後の活用法などを解説しています。PHAを配合した「これぞ!」という化粧品を考えてみてはいかがでしょうか。 PHAとは?次世代の酸PHA(ポリヒドロキシ酸)は、ピーリング(角質除去)成分としての1つです。PHAは
化粧品において、「美白効果」はただ「白く」ということだけでなく「シミやくすみのない透明感のある肌」を目指すという意味では必須といってよいでしょう。 発酵ブームが広がる中、美白有効成分「コウジ酸」は自然由来で時代に合った成分として注目されています。 この記事では、コウジ酸の美白効果をはじめ、化粧品としての活用の可能性を解説します。 (注:本記事中の「美白」とは、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐことです。) コウジ酸の概要|シミやくすみ対策に期待される成分コウジ
化粧品、とくにスキンケア商品を選ぶ際は、自分の肌悩みに効果がって肌質に合うかどうかを一番に考えるでしょう。しかしそれだけでなくテクスチャーの好みも選ぶ際の大きなファクターです。 肌悩みに効果があっても、テクスチャーが悪いとリピートするか悩んでしまいます。また、化粧品売り場でテスターがあれば使用してみて、テクスチャーが良ければ購買意欲も一気に高まります。 今回は、化粧品でも一般的なスキンケアやヘアケア商品のテクスチャーについてお話しします。 そもそもテクスチャーとは?
こんにちは!化粧品OEMのベイコスメティクス、ブース担当の竹中です。9月に大阪で開催された「化粧品開発展 2024」に出展し、会場で多くの方々とお話しする貴重な機会をいただきました。このレポートでは、私たちのブースの様子や展示会全体の印象、そして化粧品業界の最新トレンドについてお伝えします。化粧品製造を検討されている皆さまにとって、少しでも有益な情報になれば幸いです。 今年の注目トレンド 今年の化粧品開発展で最も注目されたキーワードは、やはり「サステナビリティ」と「
「リジュラン」と聞くと何を思い浮かべますか? 美容医療に興味にある方ならサーモン注射のリジュランを思い浮かべるでしょう。ところが、現在は注目すべき少し違う「リジュラン」があります。韓国コスメの「リジュラン」、セルフでスキンケアできる「リジュラン」です。 コスメ業界で、今、放置しておくのはもったいないリジュランについて解説します。 今、なぜリジュランに注目?「リジュラン(REJURAN)」はサーモン注射で有名なファーマリサーチ社から生まれたダーマコスメブランドです。ダ
株式会社re.born 製品開発責任者 / 柔道整復師 宮崎光弘様 株式会社re.born ご紹介 株式会社re.bornは、”美容・健康”を表裏一体と考え、美しいだけではなく、健康的で機能的な身体づくりをお客様にご提案している美容プロ集団。恵比寿、目黒、梅田の3店舗を展開している。 柔道整復師、整体師、鍼灸師といった国家資格をもつスタッフが、理論をベースに美容と整体を通じて、お客様一人ひとりの「人のぬくもりで人生をゆたかに」をミッションに、20~40代のお客様に月1から
ライター紹介: 加藤聡太:株式会社MD副代表 ベイコスメティックス社のマーケティング責任者。100社以上のマーケティングコンサルを実施。 早瀬本基:株式会社MD プロダクトリーダー ベイコスメティックス社 セールスリーダー。400以上の化粧品ブランド立ち上げを支援。 会社紹介 私たち株式会社MDはP&Gや電通など様々なバックグラウンドから来たマーケター集団が立ち上げたマーケティングカンパニーです。 マーケティングの民主化を掲げ、現在4期目の会社ですが、3期目までは主にマ
元美容部員が語る、30代女性に刺さるアイテム とは? はじめに 肌の悩みは人それぞれ。とはいえ、年代や性別で、ある程度共通する悩みはあるのではないでしょうか。そこに化粧品開発のヒントが隠れているかもしれません。 今回は、百貨店の美容部員として7年間勤務経験がある筆者が、「30代女性に共通する肌悩み」をテーマにご紹介します。 30代女性の多くに共通する悩みは「毛穴」 美容部員時代、まず何よりも大切なのはお客様の悩みを聴きだすこと。そうでなければお客様の心に刺さる商品
化粧品企画OEMおよびマーケティング事業を展開する株式会社ベイコスメティックスのOEMサービスについて 弊社は株式会社MDが展開するマーケティングカンパニーのグループ企業で、化粧品OEM(工場)ではあまり聞いたことがないと思いますが、マーケティングコンサルを生業とする会社が手掛けている化粧品業界では珍しい化粧品製造会社です。 ①【業界初】製品作りだけではなく「SALES」まで支援するから成り立つビジネスモデル 弊社のマーケティングサポート型化粧品OEMはクライアント様の
美容意識が高い人なら誰もが知っているペプチド。 近年、化粧品やサプリメントなどの美容分野で注目を集めています。 そして、ペプチドはさまざまな最新の研究により無限の効果が明らかになっています。 SNSでは「塗るボトックス」「塗るハイフ」と呼ばれており、皮膚科医の先生たちからも注目されている成分の一つです。 予防をするために取り入れている人も急増しているので、幅広い年齢層が注目しているペプチド。 このようにユーザー層が幅広いこともあることから、これからどんどん化粧品の商
美容大国である韓国で爆発的に需要が高まっている「バクチオール」。 ここ数年で少しずつ日本にも浸透している成分ですが、ここにきて日本でも一気に流行り、爆発する可能性を秘めています。 この記事では、バクチオールが今肌作りの観点から大流行しているレチノールと共存または流行りが変わっていく理由を消費者の声や現状から解説していきます。 バクチオールとは 数年前から韓国で注目を浴びていた成分で、日本でも少しずつ認知されてきている成分です。オランダビユという植物の種子から抽出されたビタ
あなたは何のために化粧品を作ろうとしていますか? おそらく多くの方が稼ぐため!多くの人に使ってもらうため!というと思います。 ということは、当たり前ですが作ることがゴールになるのではなく、作ることがスタート地点という認識を持つことが大切になります。 最近OEMという言葉は頻繁に目にするかもしれませんが、具体的に何を指すのでしょうか。 また、自社ブランドの化粧品を作成したいと思っているけれど、製品の製造をどこに依頼すれば良いのか迷っている方もいらっしゃるでしょう この記事で
フェムケアの分野において、日本は遅れをとっていると言われることもあります。海外から見ればまだまだ後進国ですが、とはいえゆっくりと進み始めているのも事実。日本のフェムケア市場は少しずつ成長を見せ、消費者にもフェムケアという言葉やフェムケアアイテムが浸透しているのを感じている方も少なくないでしょう。 そこでこの記事では、日本のフェムケアのこれからを探るべく、海外のトレンドについてご紹介いたします。 海外を追従する形で日本国内のフェムケア市場が成長中フェムケアという言葉は日本でも
VIO(デリケートゾーン)の脱毛をする方がここ数年でグッと増えています。それと同時に、脱毛後のケアアイテムにも注目が集まっているのです。 そこでこの記事では、VIO脱毛をした後に使用するケアアイテムの需要について解説いたします。 VIO脱毛の需要の高まりVIO脱毛自体は新しいものではないものの、ここ数年で経験者が一気に増加。男女問わず、多くの方がVIO脱毛に踏み切っているという状況となりました。 VIO脱毛をするメリットには、以下のようなものが挙げられます。 ・生理時の
はじめにフェムケア分野は、ここ数年注目を集めているジャンル。 中でもデリケートゾーン用ソープなど、デリケートゾーンを洗浄する アイテムを市場で多く見かけるようになりました。 そんなデリケートゾーンの洗浄アイテムについて、ニーズが増えた背景や どのような成分を配合すればいいのかなど、開発にまつわる基本情報を解説します。 フェムテック・フェムケア分野が注目フェムテックやフェムケアという言葉が流行り出したのは2020年前後。 2021年にはフェムテックというワードが新語・流行