【メモ(memo)】セルフ・イメージは自分で作る
あなたが、自分に対して持っているセルフイメージは、どんなものですか?
自分に対して、良いイメージを持っていますか?
それとも、悪いイメージ?
自分が持つセルフイメージの印象は、そのまま現実になります。
自分に対して、イメージが悪ければ、そんな風に、自分をプロデュースしてしまいます。
自分について、恥ずかしいとか思っていると、人の目を、なかなかまっすぐに見られなかったり、自分を、十分アピールできなかったりします。
アピールする、とまではいかなくても、自分の気持ちを、必要なときに、周りに伝えられないこともあるかもしれません。
逆に、セルフイメージがよければ、その気持ちが、普段の姿勢、気持ち、振る舞いなどに反映されます。
第一、自分に対してよいイメージが持てるなら、気分が良いですよね。
もし、自分が持っているセルフイメージがマイナスなら、今すぐ、それをイメージアップするための、何か行動を起こすよう、考えていただきたいと思います。
まずは、自分に対して、どんなイメージを持っているか、探ってみるところから始めましょう。
あなたは、自分でどんな人だと思いますか?
どんなキャラクター、パーソナリティを持っていて、どんな能力を持っていて、どんな雰囲気を持っている人でしょう?
そして、自分で、そのことを、どう思いますか?
全体的に、ポジティブで、プラスのイメージですか?
それとも、ネガティブで、マイナスのイメージですか?
さらに、あなたは、自分を、周りの人に、どんなイメージで受け取ってもらえたら、居心地がよいでしょうか。
もちろん、良いイメージを持ってもらえたらうれしいのは当然。
でも、別に、無理して、よいイメージにするのではありません。
個性や、自分らしさを反映して、どんな風に、無理のないプラスのイメージにできるか、がポイントになってきます。
また、自分をどう周りに見せるか、どんなイメージに見てもらいたいか。
ときには、抽象的ですが、何かしらの
「こうなりたいイメージ」
もありますね。
今の自分と、
「こうありたい自分」
とは、今は、少し離れていても、今の自分を否定せず(現在の自分を否定しないことがまず大事)、なりたいイメージをしっかり持ち続けて、少しずつ行動を起こしていくことで、だんだん近づいていきます。
いくらなりたいイメージでも、あまりにも自分の本来の姿や、持っている価値観からかけ離れていると、人はどういうわけか、「偽者」をキャッチするので、イメージダウンになることもあります。
いずれにしても、あなたが今持っている自分に対するイメージが、そのまま、あなたの印象として、人にも伝わることを、常に、覚えておいてください。
人から、ぞんざいな扱いを受けている、と思うなら、もしかしたら、無意識に、あなた自身が、自分に対して、そんな扱い方や見方をしているのかもしれません。
セルフイメージは、人から作られるものではなく、あなた自身がコントロールして作っていけるものです。
そんなことを考えながら、あなたについて、普段から意識してみてください。
【セルフコンパッション的な短歌達】
「「はい?」という口癖指摘されてより私はわたしの言葉見張りき」
(細溝洋子)
「「眠れてますか」「はい」これまでもこれからも眠りはながく私を守る」
(小島なお)
「おにぎりをソフトクリームで飲みこんで可能性とはあなたのことだ」
(雪舟えま)
「スニーカーの親指のとこやぶれてて親指さわればおもしろい夏」
(陣崎草子)
「なくなれば美しくなる でもぼくは電線越しの空が好きです」
(寺井奈緒美)
「なげやりに暮らしているとおさいふの一円玉が増えてくるのよ」
(本多真弓)
「なんという青空シャツも肉体も裏っかえしに乾いてみたい」
(佐藤弓生)
「わたくしはけふも会社へまゐります一匹たりとも猫は踏まずに」
(本田真弓)
「帰ったら上着も脱がずうつ伏せで浜辺に打ち上げられた設定」
(原田彩加)
「靴紐を結ぶべく身を屈めれば全ての場所がスタートライン」
(山田航)
「山笑う、とさいしょに喩えた人がいてその生涯で出遭うほほえみ」
(加藤はる)
「仕事にてひとつに束ねゆく髪のそれぞれ深き毛根をもつ」
(小島ゆかり)
「寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように」
(佐伯紺)
「晴れた日は虹を作ろう たくさんの水でこころを洗っておこう」
(天野慶)
「夕暮れのゼブラゾーンをビートルズみたいに歩くたったひとりで」
(木下龍也)
【参考記事】