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それぞれの道に娑婆訶(幸あれ)!

一日の終わりに際して、漢字を見ても何が書いてあるのかわからない、大悲呪陀羅尼を読んでみた結果・・・・・・

【参考サイト】
大悲咒
http://www.anjyuji.net/daihisyuu.html

【現代語訳】大悲心陀羅尼
https://www.sousei.gr.jp/?p=8617

やっぱり、呪文にしか思えなかった^^;

禅宗寺院で最も多くの機会に読まれる「大悲呪」。

「このお経は、どんな意味ですか?」と聞かれて、お困りになった住職方も多いんじゃないかなあ~

そこで、ちょっと、以下の本を、斜め読みしてみたけど、実は、本書の著者も、同じ困惑をした僧侶の一人なのです。

【参考図書】
「ナムカラタンノーの世界 『千手経』と「大悲呪」の研究)」野口善敬(編著)

「ナムカラタンノーの世界 『千手経』と「大悲呪」の研究)」野口善敬(編著)

「大悲呪」とはどんなお経なのか?

唱える目的は?

その御利益とは?

本書は、「大悲呪」に対して同じ疑問を持つ著者が、その意味内容を分かりやすく説いた、禅宗僧侶必読の一書です。

臨済宗では般若心経をよく読みますが、それ以上に最も読まれているお経が千手観音様のお力を称えた「大悲呪(だいひしゅう)」という陀羅尼(だらに)。

陀羅尼(だらに)はインドの古い言葉に漢字をあてただけのお経で、意味を伝えるためのお経ではありませんし、未だに解読されていない部分も多くあるお経です。

声に出して読んだ時の音に力があるとされていて、個人的な感想だけど、呪文のようなものです。

発声した音に力があるわけですから、日本語に訳して発音してしまったら御利益が頂戴できないことにもなりますし、日本語に訳す必要はないとおっしゃる和尚様もいます。

ただ、娑婆訶(ソモコ)(お経によっては「ソワカ」とも読みます。)は頻繁にでてきて、その意味は、「幸あれ」とか「成就しますように」などと訳している本が多いようです。

それでは、この年の瀬に、一年を振り返りながら、みなさんも、一度だけでも、試しに読んでみては如何でしょうか?(*´艸`*)

大悲呪 (chorus and string quartet ver.) 【MV】× 一休寺・京都 / 薬師寺寛邦 キッサコ
https://www.youtube.com/watch?v=ys-4peMsrUo

大悲呪 (chorus ver.) 【MV】× 善峯寺・京都/ 薬師寺寛邦 キッサコ
https://www.youtube.com/watch?v=Ctjt4nGvMwo

何に幸せを感じるかは人それぞれですよね。

周囲がとやかく言うことではなく、本人が幸せならばそれでいいのだと思います。

一般論やこうあるべきだという理想論に、こだわり過ぎないようにしないと、ね^^;

人それぞれ価値観は違うのだから、自分がどうしたいのかを考えてみる。

逆に、自分が大事に思うことを、他の人が同じように大事にしているとは限らない。

確かに、理想をイメージしていても、行動に移さなければ、現実が変わることはない。

自分がこうしたい、なりたいと思うことを、今からでも実行して、具体的に動いていけば、すぐに上手くはいかなくても、何かが変わってくる筈だから、ね(^^)

さあ~最後に、この一日の締めくくりに!

こんなBGMでも、如何ですか?

【作業用BGM (1hour) 】
般若心経ミュージック動画 - 2020年総集編 - / 薬師寺寛邦 キッサコ
https://www.youtube.com/watch?v=V-PN1QhyduY

【参考図書】
「般若心経は間違い?」アルボムッレ・スマナサーラ(著)(宝島社新書)

「般若心経は間違い?」アルボムッレ・スマナサーラ(著)(宝島社新書)

「自分さがしの般若心経」松原哲明(著)(生活人新書)

「自分さがしの般若心経」松原哲明(著)(生活人新書)

「「般若心経」を読む」紀野一義(著)(講談社現代新書)

「「般若心経」を読む」紀野一義(著)(講談社現代新書)

「現代語訳 般若心経」玄侑宗久(著)(ちくま新書)

「現代語訳 般若心経」玄侑宗久(著)(ちくま新書)

「図解 般若心経―眠れなくなるほど面白い」宮坂宥洪(監修)

「図解 般若心経―眠れなくなるほど面白い」宮坂宥洪(監修)

「大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか」(NHK出版新書)佐々木閑(著)

「大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか」(NHK出版新書)佐々木閑(著)

「マイ仏教」(新潮新書)みうらじゅん(著)

「マイ仏教」(新潮新書)みうらじゅん(著)

「般若心経入門 - 276文字が語る人生の知恵」(祥伝社新書)松原泰道(著)

「般若心経入門 - 276文字が語る人生の知恵」(祥伝社新書)松原泰道(著)

「観音経入門―悩み深き人のために」(祥伝社新書)松原泰道(著)

「観音経入門―悩み深き人のために」(祥伝社新書)松原泰道(著)

「ブレない心をつくる般若心経の悟り―迷い、悩みを一掃する262文字の驚異の力」(詩想社新書)島田裕巳(著)

「ブレない心をつくる般若心経の悟り―迷い、悩みを一掃する262文字の驚異の力」(詩想社新書)島田裕巳(著)

「浄土真宗ではなぜ「清めの塩」を出さないのか―知っておきたい七大宗派のしきたり」(青春新書インテリジェンス)向谷匡史(著)

「浄土真宗ではなぜ「清めの塩」を出さないのか―知っておきたい七大宗派のしきたり」(青春新書インテリジェンス)向谷匡史(著)

「仏陀の真意」企志尚峰(著)

「仏陀の真意」企志尚峰(著)

「柴犬まるのワン若心経」(リベラル文庫)リベラル社(編)小野慎二郎(写真)菅原こころ(文)加藤朝胤(監修)

「柴犬まるのワン若心経」(リベラル文庫)リベラル社(編)小野慎二郎(写真)菅原こころ(文)加藤朝胤(監修)

「「そ・わ・か」の法則―人生を輝かせる“実践方程式”」(サンマーク文庫)小林正観(著)

「「そ・わ・か」の法則―人生を輝かせる“実践方程式”」(サンマーク文庫)小林正観(著)

「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」(講談社文芸文庫)伊藤比呂美(著)

「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」(講談社文芸文庫)伊藤比呂美(著)

来年、どんな毎日を送ることが幸せだと思いますか?

みなさんの来年に娑婆訶(幸あれ)!

【参考サイト】
陀羅尼とは呪文のようなお経 ~言葉に力が宿る神秘の経文~
https://www.zen-essay.com/entry/darani

禅宗のお経
http://ww3.enjoy.ne.jp/~smo321/okyo3.html

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