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≪先手≫
先手とは、うまくいく条件です。
先手とは、すべての事柄に当てはまるものだと思います。
中々、最初から先手の形を取るのは難しいですね。
例えば、仕事の場合、ある時点で、先手を打つために、業務を進めることです。
小さなことから、
「打ち合わせ時間ぎりぎりに到着しているのを10分早く。」
「いつも朝書いてしまっている日報を、前日の夜に。」
「いつも会議当日ぎりぎりに用意しているレジュメを、前日までに。」
以上の様な先手を打つ習慣をつけていくことが大切です。
いきなり、全ての業務に先手を打とうとしてしまうと、そこには「躊躇」が生まれてしまいます。
後手に回って仕事をして終わるのではなく、その日に、無理をしてでも小さな先手を打つことが次へつながります。
後手に回って仕事に追われるスタイルを継続していても、それが習慣になっているので、先手を打つ習慣に切り替わることはありません。
また、後手になっている状態で、時間を与えても同様です。
先手を打つ習慣と小さな経験がないので、遅れていた仕事を間に合わすだけで精一杯になってしまいます。
後手に回っている人には、チャンスが来ません。
先手を打てるようになると、焦りや不安が減ってきます。
気持ちの貯金ができるようになってきます。
当たり前のように起きていた問題が減ってきます。
先手を打てるようになると、チャンスを生かすことができます。
小さな先手を積み重ねていくと大きな武器になります。
【参考記事】
「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由。
https://blog.tinect.jp/?p=77189