武器になる哲学 第1回
どうも!地方公務員のばたやんです!
このシリーズでは山口周著「武器になる哲学」から、私がピンときた内容を超ざっくりご紹介したいと思います。
私は、YouTubeで鴨頭嘉人というちょっと胡散臭いww講演家さんのチャンネルをよく視聴しているんですけど、なんでこの人のスピーチってこんなに刺さるんだろうって思っていた時に出会ったのがこの考え方でした。
🔷ロゴス・エトス・パトス
~論理だけでは人は動かない~
古代ギリシアの哲学者、プラトンの弟子であるアリストテレスの言葉
人の行動変容を誘うのであれば、「説得よりは納得、納得よりは共感」が求められる。
アリストテレスは著書「弁論術」においてロゴス・エトス・パトスの3つが必要だと説いている。
ロゴス:ロジック = 論理 論理的にムチャクチャな企てに人の賛同を得るのは難しい
エトス:エシックス = 倫理 道徳的に正しいと思える営みでなければ、人のエネルギーを引き出すことはできない
パトス:パッション = 情熱 思い入れをもって熱っぽく語ることで初めて人は共感する。
また、リーダーシップにおいては上記の「弁論」ではなく「対話」こそが真実の道にたどり着けるとアリストテレスの師匠プラトンは説いており、人を酔わせる、動かす力の「弁論」だけで人を動かそうとすると危うさがある、としています。
この考え方に出会ってから鴨さんの動画を見ていると情熱だけではなく論理的な組み方をしているな、と視点を変えて楽しむことができました。
それだけではなく、論理的に話すことこそが正義だ!みたいに思ってたので、この3つの要素を盛り込めば情熱をのせて話すことができるんだな、という気づきにもなりました。
グラフィック・レコーディングで今回の要点をまとめてみました!
この記事の内容が誰かの力や気づきになれれば幸いです。
それでは、地方公務員のばたやんでした。