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コーヒーの味を分析するって楽しい #304

ここ最近、コーヒーを科学的に分析する本を読みました。

この本にはコーヒーの成分や、抽出するためのさまざまな科学的な要素、味の表現方法などについて書かれていました。

コーヒーの酸味がどのような成分から感じるものなのか、抽出するお湯の量や温度、かける時間でどのようにpHや味わいが変わるか、焙煎度と粉砕する粒度の関係性など、大変興味をそそる内容がぎっしり詰め込まれています。

理系の私からすると、こういう分析や研究はめちゃめちゃ興味がそそられ、頭をすごく使うのでとても楽しく感じます。

本を読んでいていつも感じているモヤモヤや疑問が解決され、「こういう理由だからこうなってたんだ!」と気づく部分も多く、大変勉強になりました。


特に最近ずっとモヤモヤしていたのが、コーヒーを飲んで味わった後にそのコーヒーの味をどう表現するかということがうまくできないということだったのですが、本を読んでいてそのモヤモヤが晴れる感じがしました。

先日も、いつもお世話になっているコーヒー屋さんで新作の試飲をさせていただいたのですが、そのコーヒーを飲んだ時に強烈なインパクトを感じたのにも関わらず、その味をうまく表現できなくてモゴモゴとはっきり言葉にすることができませんでした。

その味のことをコーヒー屋さんは「ショウガのようなスパイシーな感じがするよね」とおっしゃっていて、「それか!!スパイスのような感じか!!」とハッとしました。

せっかくコーヒーを味わってもうまい表現が出来ず、コーヒーの味を表現するための語彙力もないので、うまく表現出来たらいいなぁとずっと思っていました。

コーヒーの味の違いを感じるのも、たくさんの美味しいコーヒーを飲んで味をインプットすることが大事なのですが、それもまだまだ足りないので、味を覚えつつこうやって本やコーヒー屋さんから味の表現方法を学んでいくことが必要だなぁと感じました。

本にも味の表現の種類やテクスチャーのこと、産地や製造方法の違いによる味の特徴も書かれており、これを元にコーヒーの味を覚えていけたらいいなと思いました。


コーヒーの抽出方法も、豆の焙煎度や種類によっていろいろ変えていく必要があるのも、数値的にどうかよくわかってきたので、自分で焙煎したコーヒーでいろいろ試してみようと思います。

そしてもうひとつ知りたかったこととして、ブレンドのこともコーヒー屋さんにも聞いていたのですが、本にも細かいことがたくさん書いてあったので、ブレンドにも挑戦してみたいと思っています。

結局コーヒーの販売までまだまだ勉強が必要なことに気づき、全然踏み切れていませんが、またイチから考えて挑戦していきたいです。


まずは美味しいコーヒーを焙煎、抽出し、その味を表現できるように練習してみようと思います。

そして今週末にコーヒー屋さんのお手伝いがあるので、その時にもいろいろと教えていただこうと思っています。

コーヒーの本もまだまだ読み込めていないので、何度も読み返して理解を深めたいです。


コーヒーのことがまた少し詳しくなったようで嬉しいし、楽しいです。

でもシンプルにコーヒーを美味しく楽しめることを考えて、楽しく取り組んでいきたいです。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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