君の名は。
金玉の名前の由来ってなんなんだろう。
当然のように股間にぶら下がっている金玉。
俺は男性であるから毎日見るけれど、その名前の由来はなにも知らない。
「金の玉」と書くのだからめでたい物、貴重な物である事を形容しているという事なのだろうか?如何せん情報の正確さに欠ける。なので、辞書を引いてみた。
きん ぎょく 【金玉】
① 金と玉。また、財宝。
② 珍重し大切にするべきもの。 「 -の作品」
成る程、概ね俺が金玉に対して感じている印象と相違ない。
ただ、これはあくまで「きんぎょく」の場合だ。「きんたま」となると話は違ってくる。
きん たま 【金玉】
① 金の玉。
② 睾丸(こうがん)の俗称。陰囊(いんのう)。きん。
[句項目] 金玉が上がったり下がったりする ・ 金玉が縮み上がる
大多数の人間にとってはこちらの意味の方が馴染み深いだろう。①の「金の玉。」なんて説明にすらなっていないが、現代社会において「金玉」と言ったらこれだ。
また、この記事を書いていて気付いたことだが「金玉が縮み上がる」は慣用句だ。
なんと、金玉は慣用句にも使われているのだ。
思い返してみればAmazonプライムで視聴できる「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング」ではくっきー氏が出演していた女性タレントに対し「金玉熱くなってきた」という発言もしていた。灯台下暗し。金玉ってこんなにユースフルな言葉だったんだ。
閑話休題。
金玉の意味は分かった。いや、深く理解したというべきか。
だが、今回俺が知りたいのは金玉という名前の由来である。
なぜ金玉が金玉と呼ばれるようになったのか?
これに関して、少し調べてみた。語源は諸説あるようだ。Wikipediaに記されていたものを引用する。
「キノタマ(酒の玉)」ここでの酒はどぶろく。外見がどぶろくに類似する液体を作る玉
些か下品すぎる。要は精液って言いたいんだろう?こじつけに近いと思う。余談だが、「カレーを食べてる時にウンコの話をしないで」という定番の(え?)フレーズがあるが、あれってカレーに対してもウンコに対しても凄く失礼な事では無いだろうか?両者の見た目が似ているとはいえ、真逆の存在だ。入る物と出る物。陰と陽。それぞれ対極にある物を同一視してあまつさえ笑いにしようとするのは、この世の理に反するだろう。次。
「キノタマ(気の玉)」宇宙の動きや心の動きの原因たる根本としての「気」
金玉如きに格好つけすぎだろう。ドラゴンボール連載以後に提唱された説としか思えない。大体金玉に宇宙の動きも心の動きもクソもないだろう。ちなみに、金玉にはオートメーションに動く機能がある。その理由は温度調節のためである。適温は33~34℃で、体内から出たり入ったりをして温度を調節する。俺はこれを知った時「なんか勝手に動いてるとかちょっと気持ち悪いな笑」と思った。次。
「イキノタマ(生の玉)」生命の玉
成る程。まあわからんでもない、が〜…。金玉を見て「この部位の名前はイキノタマ(生の玉)にしよう。」と思えるだろうか?いや、思えないだろう。(反語表現)「しわくちゃボール」が関の山だ。次。
「キビシタマ(緊玉)」命に関わる玉
絶対嘘。ふざけてるだろう?本気でこういう説があると思ってWikipediaに書いたの?キビシタマはどう考えても金玉にはならなくないか?そもそも漢検準2級所持者である漢字王こと俺の知る限り「緊」という漢字に「キビシ」という読み方はない。これに関しては有識者の意見も聞きたいところではあるが、少なくとも一般的な読み方ではない事は明白だ。次。
その他、大切なものであるから貴金属のゴールドの名を冠した、という説がある。なお、金色だから金玉というのは誤り(精巣は赤褐色)
やはりそうなのだろうか。序文でも同様の事を述べたが、この説が一番腑に落ちる。大切なものであるから金という漢字を使い、球状であるから玉という漢字を使うのはとても自然な事だ。というか「金色だから金玉というのは誤り」って当たり前だろう。見たらわかるだろバカか?精巣が赤褐色というのは初めて知りました。普段見る事は出来ませんからね。ちなみに「ふぐり」の由来は「ふくろ」らしい。えっ?そのままじゃん?
以上、五つの説を引用したが、まあ信憑性が高いのは最後の説だろう。ここまで読んでくださった方達には感謝の意を述べたい。サンキュー。
最後に、この記事が皆さんの知恵そして人生の糧になり、生活に役立ってくれれば幸いである。
引用元 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=4041175