見出し画像

いせひでこの絵本。 ”アルチザン”楽器職人のおはなし。[絵本レビュー]「チェロの木」 

『チェロの木』いせひでこ  筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/★★★★★


単語について(アルチザンとアーティストの区別)

artisan (アルチザン)職人。熟練工(大工・石工・電気技師など)

artist (アーティスト)芸術家;(特に)画家、彫刻家

ジーニアス英和辞典<改訂版> 小西友七:編集主幹 大修館書店 1994 96ページ


絵本の表紙

画像引用元:amazon.co.jp

🔼 大型本なので、サイズに注意。


こんな人におすすめ

  • 大人でも読みたい

  • 子どもに読ませたい

  • いせひでこのファン

  • チェロ(弦楽器)のつくりかた

  • 人におすすめしたい


概要

 「わたし」という語り手が家族の思い出を語っていく。「わたし」のおじ

いさん、「わたし」の父さん、母さん。家族がチェロ職人という”アルチザ

ン”だった「わたし」の追想。


よかった点:キレイな絵


 チェロの原料である木々の生息する森の「四季」の絵と、”アルチザン”と

してチェロ職人がチェロを製作していく過程が丹念に描かれている。


うーんな点:子ども向けに紹介するなら


 子ども向け、というには少し文が長く、子どもの集中力が切れてしまう。

もし紹介するなら、絵、画集として見せていけばよいか。


筆者のレビュー

   子供向け  ★★★★☆    よみやすい  ★★★☆☆
   大人向け  ★★★★☆    絵のしかけ  ★★☆☆☆

   総合    ★★★☆☆


あとがき


 3月の1週間ほどは、試験的にこわいおはなしの絵本は紹介せずに展開して

みる。



リンク


🔼これまでbeanjoが読んだ絵本の記事一連。


<参考文献>

『チェロの木』 いせひでこ 偕成社 2013

(連続投稿114日目)


この記事が参加している募集