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マンガ『MONSTER』(浦沢直樹 著)劇中に登場する絵本。[絵本レビュー]「なまえのないかいぶつ」 (連続投稿105日目)

『なまえのないかいぶつ』  筆者レビュー (2/5)★★☆☆☆/★★★★★ (レビュー 冊目)絵本が収録されている漫画の表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼 漫画としては大型本なので、サイズに注意。 画像引用元:amazon.co.jp 🔼単行本だとこれ。試しに図書館相互貸借で検索するとなぜか収蔵してい る図書館がいくつか存在。 こんな人におすすめ 大人でも楽しみたい 浦沢直樹のファン ホラー好き あらすじ  漫画『MONSTER』の作中に登場

宮部みゆきが描く、あなたの中にいる「悪いもの」。[絵本レビュー]「悪い本」(連続投稿103日目) 

『悪い本』(怪談えほん1)宮部みゆき 吉田尚令 東雅夫  絵本レビュー (2/5)★★☆☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼 図書館で見かけた『怪談えほん』シリーズ。大型本なので、サイズに 注意。アマゾンへのリンク 『悪い本』怪談えほん|特設サイト 🔼出版元:岩崎書店による、『悪い本』特設サイトへのハイパーリンク。 『怪談えほん』特設サイト 🔼出版元:岩崎書店による、『怪談えほん』特設サイトへのハイパーリン ク。 こんな人に

五味太郎のえほん。[絵本レビュー]「どどどどど」 (連続投稿103日目)

『どどどどど』五味太郎  筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ 大人でも楽しみたい 五味太郎のファン 子どもと読みたい あらすじ  のりものが音をたててゆく。どどどど。  どこだって。どれどれどれ。  空だって。 🔼これまでbeanjoが読んだ絵本の記事一連へのリンク 🔼筆者beanjoがレビューした五味太郎作品の記事へのリンク 🔼筆者beanjoが書いた記事一覧へのリンク

『恋愛』をテーマとした”能楽”20選。能楽への入門書。『恋する能楽』(毎日投稿更新中) 

『恋する能楽』小島英明  表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼図書館で見かけた書籍。そうじゃなければ見つけることはできません。 こんな人におすすめ 古典芸能に触れてみたい 能楽に関する書籍が見たい 『恋愛』に関する劇が見たい 全体の書評   古典芸能『能楽』への入り口を広げる入門書。 『葵上』『錦木』『恋重荷』『班女』『野宮』…。数ある作品の中から、 『恋愛』をテーマにしたもの20作品を厳選、ダイジェストでまとめた書籍。 🔼これまで筆者bea

書評『能舞台の登場人物たち』権藤芳一 (連続投稿101日目)

表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼図書館で見かけたものです。そうじゃなきゃ見つけ出すのは不可能。 こんな人におすすめ 能楽の本が知りたい データベースがいい 登場人物が知りたい 全体の書評  人物たちにスポットライトをあてた書籍。 『伊勢物語』『源氏物語』『平家物語』など、能楽のシテ(主役)として登 場する人物たちを網羅したデータベース本。   🔼これまで筆者beanjoの能楽の記事一連へのリンク。押すとそのページに いきます。 よかっ

深海で起こっている”生”のドラマ。[絵本のレビュー] 「クジラがしんだら」(レビュー42冊目)

『クジラがしんだら』 江口絵理 かわさきしゅんいち 絵本満足度 (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ 大人でも楽しみたい 子供とも楽しみたい 人にすすめたい ”深海”の世界を知りたい 知的好奇心を満足させたい あらすじ  ある日、年老いたクジラが”生”をまっとうした。そのからだはゆっくり と海の底へ。  水深200メートル以下。光さえもとどかない”深海”の世界。そこにひろが る世界とは。

 乳幼児向け絵本。だんごむしはどこにいく?[絵本レビュー]「ころころころ」(レビュー41冊目) 

『ころころころ』(もこちゃんチャイルド第531号)亀澤裕也  筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼 表紙は、だんごむしが乳幼児向けにかわいい(?)イラストでえがか れています。小型本なので、サイズに注意。 こんな人におすすめ 乳幼児向け 子どもと楽しみたい ブックスタート用の絵本として活用できるか あらすじ  3ひきのだんごむしはおさんぽちゅう。あれあれ、じめんがもこもこ。  ばあっ。、と出て

”人工の太陽”を作ったアメリカ人たち。[絵本レビュー]『この計画はひみつです』

『この計画はひみつです』 ジョナ・ウィンター ジャネット・ウィンター さくまゆみこ スコア (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 🔽絵本の表紙。よく、見てください。”彼”がいます。 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ 大人でも楽しめる 人にすすめてみたい 勉強になる あらすじ  アメリカの砂漠地帯になにかひみつの”計画”なのか多くの人が集まり、 研究をしていく。”彼”も責任者として大忙しだ。やがて”計画”も終わりに 近くなり、”実験”が行わ

[絵本レビュー] うちにかえるとき、あの”どきどき””こころぼそさ”を絵本化。「ついてくる」

絵本『ついてくる』小川育 筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ おとなでもたのしめる こどもにすぐにかえってきてほしい 絵本としての「ホラー」をたのしみたい かえりみちの、心ぼそい「こわさ」をおしえたい あらすじ  あそんでいておそくなっちゃった。はやくかえろう。ざわざわ。ざわざ わ。なんだろう。はやくかえろう。かえりみちの「あの」心ぼそさをかん じながら。 ひたひた。ひたひた

[絵本レビュー] 『おすしが あるひ たびにでた』(MOEのえほん)田中達也 絵本満足度 (4/5)★★★★☆/★★★★★

ナンセンス!こんどはおすしがたびにでる?ミニチュア作家の絵本シリーズ第2弾 絵本の表紙 🔼 シリーズ第2弾。じいさんのペットの犬が2匹に増えました。 画像引用元:amazon.co.jp 🔼このシリーズ第1弾の「絵本レビュー」リンク先はこちら。 こんな人におすすめ このシリーズをまっていた 大人でも楽しめる 子どもといっしょに読みたい ミニチュアに興味がある この人のファン あらすじ  おすしが大都市「おすシティ」にいく珍道中。あれあれ?おすしの旅に

[絵本レビュー] うれしいことも、悲しいことも、ゆうやけと一つになっていく。「ゆうやけに とけていく」 

『ゆうやけに とけていく』 ザ・キャビンカンパニー 筆者レビュー(4/5)★★★★☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ 大人でも楽しめる むずかしくないストーリーがいい 子どもと楽しめる あらすじ  日がかたむき、地平線に沈んでいく。一日の終わり。夕焼け。その一瞬の 時間、泣いたりした人、笑ったりした人。それぞれの体験。  二人の作家によるユニット「ザ・キャビンカンパニー」が贈る詩情あふれ る作品。 🔼これ

あさのあつこが書く、『怪談えほん』シリーズ第13弾。[絵本レビュー]「いただきます。ごちそうさま。」

怪談えほん(13)あさのあつこ 加藤休ミ 筆者レビュー (2/5)★★☆☆☆/★★★★★  絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp 🔼 『怪談えほん』シリーズ。大型本なので、サイズに注意。 こんな人におすすめ 絵本ならこわいものでもよめる おとなでもよめる えいがでもテレビでもない「ホラー」を体けんしたい あらすじ  いただきます。いろいろなものをおいしくいただきます。ごちそうさま。 どんなものでもごちそうです。  わんわん。うるさい犬だ。イタダ

[絵本のレビュー]ああ。想像しただけでよだれが出ちゃう。「まるごとちきゅうレストラン」 

『まるごとちきゅうレストラン』(PHPにこにこえほん) チョーヒカル 筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/★★★★★ 絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ 大人でも読める 子どもと楽しみたい あらすじ  宇宙をいくおなかがすいたエイリアン。そんなエイリアンがふと目にした もの。それは地球。きれいな色合いにみせられたエイリアンは、どんどん想 像力をふくらませ……。 🔼これまでbeanjoが読んだ絵本の記事一連。 よかった点:文

[絵本のレビュー] なぞの天体「ブラックホール」。ちゃんと説明できますか?「ブラックホールってなんだろう?」

『ブラックホールってなんだろう?』(たくさんのふしぎ傑作集)嶺重 慎 倉部今日子  筆者レビュー (3/5)★★★☆☆/絵本の表紙 画像引用元:amazon.co.jp こんな人におすすめ SF(サイエンス・フィクション)がすき 大人でも読める のほう、と生きてて、しかられたくない 人に説明する練習用教材。 子どもと読みたい あらすじ  宇宙に存在する「ブラックホール」。黒い「穴」に見えるそうですが、見 えるだけ。光さえすいこむほどの重力で、姿はは長年わか