禁酒23日目 肝臓悪化第一段階「脂肪肝」
肝臓は人間の体の中で一番大きな臓器です。肝臓は体の中で発生した有害物質の解毒分解を行います。 ゆえに機能しないと死にます。
アルコール性肝障害の第一段階は「脂肪肝」です。ネットで調べると小難しく書いてありますが、つまり酒を大量に毎日続けて飲むと肝臓が脂肪で太ります。そして脂肪が肝臓にたまると脂肪が健康な細胞を押しつぶして肝臓の細胞が死にます。そして恐ろしいのが自覚症状は全くありません。
どれくらい飲んだら脂肪肝になるのか気になりますよね?肝脂肪は肝臓の脂肪処理の能力が負いつかないと起こります。
アルコールが原因の場合、5年間毎日ビール6本以上で肝脂肪になる確立が高いです。じゃ、3本飲んでれば安心かといえばそうでもなくアルコール摂取の絶対量によりますので10年飲んでいれば肝脂肪になる危険性があります。
ただし、個人差があり上記以上飲んでも脂肪肝が見られない人もいます。私の友人にも私もよりも飲酒量が多いにも関わらず肝臓は健康絶好調。うらやましい・・・
ただしここからが肝心です。よく聞くのが「酒に強いということは肝臓も強いだろうね!よ!鉄の肝臓!」なんて言葉。
残念ながら「酒の強弱」 = 「肝臓の強さ」ではありません。二日酔いに代表されるアルコールによって引き起こされる気分の悪さはアセトアルデヒドという毒性の強い物質が原因です。
酒に強いかどうかはこのアセトアルデヒドを分解する酵素を多く持っているかどうかの違いです。むしろ、酒に強い人の方がたくさん飲めてしまうわけですから脂肪肝になる事が多いのです。
しかも「肝臓が悪くなっても自覚症状は全くありません。」
しかしここでグッド・ニュースもあります。期間に個人差はありますが「脂肪肝は4週間程の禁酒で回復します。」断酒する事によって完全な回復が可能な段階です。
・アルコール性肝障害の第一段階は「脂肪肝」
・毎日ビール6本5年で脂肪肝
・自覚症状全く無し、見知らぬ所であなたの肝臓を蝕む
ちなみに私はいまココ↑
何の症状も出ていないなら一ヶ月の禁酒を遂行する気になりませんか?とりあえず「脂肪肝」は修復されるのですから。
永作