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メンタルヘルスにデータ活用を

休職中のバナナです。

自分のメンタル状態を知る上で参考としている4種類のデータがあります。

・スマホ使用時間
・歩数
・睡眠時間
・体重

ひとつずつ紹介させてください。


スマホ使用時間

まずはスマホの利用時間から。

私の場合、うつになるとスマホの利用時間が長く傾向があります。
スマホでなんとなく時間つぶしをしてしまいます。
不安や罪悪感、孤独感からくるストレス反応なのだと自分では解釈しています。

スマホは一時の気休めにはなりますが、あまりにも長時間の視聴はメンタルにはよくないのも理解しています。

スマホ利用時間のデータを見てみると、

なんと!
1日のうち11時間近くスマホを見ていた日もあります汗

この期間中はリワークに通っていました。
リワークとは、精神疾患などの理由で休職している人を対象に、職場復帰に向けた支援を行う施設です。

特にリワークがお休みの土日にはその傾向が顕著でした。
やはり家にいると、スマホを触ってしまいます。

中でもYOUTUBEとXを見ている時間が突出して多かったです。
調子がよくない時には、ワイドショー的、ゴシップ記事的な内容を好むようになります。

それでも、平日はスマホの利用時間が抑えられています。
スマホ利用時間のデータを確認すると、リワーク利用の効果が出ていることが実感できます。

ちなみにメンタル状態が良好だと、スマホ視聴時間は1〜5時間程度です。


歩数

あと気にしているのが、歩数のデータです。
うつになると、動けなくなりますからね。
家にこもったり、ひどい時には1日布団の中ですごしていた時期もありました。

下は月別の歩数記録です。

私は4月下旬からうつ状態で休職していますので、そこから歩数がぐんと落ちています。

12月頃から体調が回復してきたのですが、歩数も同じように増えてきているのが分かります。

ちなみにメンタル状態が良好な時期だと、1日の歩数は8000歩〜15000歩程度です。

リワークと職場での復職プログラムを併用している最近は1万歩を超える日も増えてきました。

おかげさまで、いい感じで歩数が伸びてきています。


睡眠時間


次に睡眠時間です。
メンタルヘルスにおいて、睡眠の大切さは言わずもがなです。

私はうつ状態では過眠傾向となり、
1日10時間以上寝るようになります。
ひどい時には新生児並みに眠ります。

メンタルが安定している時には、
6時間半〜8時間程度の睡眠時間です。

最近の平均睡眠時間は、7時間24分。
日によって振れ幅はありますが、おおむね良好です。



スマートウォッチで睡眠時間だけでなく、睡眠の質も知ることができます。

睡眠のデータはこまめにチェックしています。

   

体重

最後は体重です。

うつになった4月から体重が増えました。
ストレスがかかると、どか食いに走る傾向があります。
さらに運動量も減るので、必然的に体重が増えてしまいます。

12月の歩数が増えた時期と同じくして、体重が減り始めています。
メンタル復調の兆しがここからも分かります。

私の身長だと、健康体重(一番病気にかかりにくいとされる体重)が65.8kgなのですが、その±1kgくらいが身体も軽く、体調もよいように感じます。


まとめ


自分のメンタルが回復していることがデータからも見えてきました。

平熱を知っておくのと同じで、目安があることで、不調に早く気づき早期対応しやすくなります。


また、ドクターとの診察の際には、客観的なデータとしてお伝えすることで、より的確な判断、効果的な服薬調整をしていただけると思います。

スマートウォッチはオススメですね。
うつ状態でも、時計を腕に巻いておくだけでデータが取れますからね。


私はGarminのスマートウォッチを長い間使っていますが、安価なモデルでも機能は十分です。


スマホ使用時間は、iPhoneでもAndroidスマホでも確認することができます。

例えば、私はAndroidスマホのGoogle Pixel 7a という機種を使っているのですが、
「設定」を開き、「Digitai Wellbeingと保護者による使用制限」という項目をクリックすると、スマホ利用時間を確認できます。



私の記事が少しでも参考になるとうれしいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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