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書評 桜井章一著作集 読む面白さ>自己啓発
五十路のおじさん、ばっどです。
今日は自分が読んだことがある雀鬼こと「桜井章一」氏の著作を3冊いっぺんに。
負けない技術
人を見抜く技術
決断の作法
探せば氏の著作はまだまだあるでしょうが、上記3冊も本質的に同じことを、応用する局面や視点を変えながら語っているので、自分好みのものを探せば各々楽しめるんじゃないかと思います。
経験談などを聞く(読む)と、この人超人か!!と思うようなエピソードも多々あるのだが、それに関連付けて語られる、考え方や物事への取り組み方のメソッドは、フツーの人にもわりかしスムーズに腹落ちしそうなものが多いのです。(できるかどうかはまた別として)
自身の雀荘に集う門人たちへ投げかける問いや、何かの指導なんかも独特でありながら、一般人からみても納得感が高い。
伝えようとしていることが本質的なコトだということが、その辺につながっているのではなかろうかと感じます。
全く別の本になるが、「2011年の棚橋弘至と中邑真輔」(柳澤 健 著)にも桜井氏が関係するエピソードが紹介されています。
プロレスラーである中邑真輔氏にサラっと的確なアドバイスをしたえうで、古武術研究家の甲野義紀氏につないで弱点を改善してしまうという、恐るべき見切り。物事に対する本質的な洞察の鋭さがえぐいです。
自己啓発系役立ち本みたいな紹介をしてしまいましたが、自分としては「読書は須らく面白くあるべき、おもんないと思った本は読んでる途中でも止める」派なので、学術書や資料でもない限りは面白さを求めてます。
ささやかにひっそりととはいえ、人に勧めるからには面白いものと感じてのご紹介です。
今までとは異なる視点や考え方を、楽しみながら得たい、学びたい。
そーゆーものをお探しであれば是非。この場合の楽しみは、エキサイトメントであり、知的好奇心の満足だったり、ですね。