M君はコーヒーフレッシュの味を知っている。そして間違っている。
三度寝だ・・・
二度寝以上は後悔の量は変わらない。一緒だ。
最初に寝落ちしてしたのは23時。それから
2時に起き
寝落ち
6時に起き
寝落ち
9時に完全起床
寝落ちの一番の後悔は歯を磨き忘れた時。
口の中の不快感ったらない。
朝ごはんは初めてつくったワカモレトースト。我ながらうまくいったとご機嫌を取り戻す。
この日は昼から出かけるはずが妻が支度をしないのでイライラ。再びご機嫌が悪くなり本を読んでるうちにまさかの寝落ち。記録更新の4度寝。
起きると13時になっていた。
二度寝以上の後悔は一緒
と冒頭に書いたが前言撤回。
バチクソ大後悔。
ああ無常・・・時間は戻ってこない。
予定していたニトリまで予約注文していたお洒落なまな板を取りに行く。道中に今年初のモスシェイク(ミルク)を飲んだ。ボジョレーヌーボーのキャッチコピーよろしく「今世紀で最高の出来」「10年に1度の当たり年」の様相。要するにバチクソうまい!
そのあとは川沿いのカフェでランチ。15時前だったが混んでいた。ポリネシアンセックスについてを調べているスマホ画面を店員さんに見られそうになりながら、食後のアイスティーにミルクを注いでいた時にふと高校時代の友人を思い出した。
その友人を仮にM君としよう。
M君はスジャータのミルクを原液のまま飲む。
そうM君を飲むのである。ストレートで。
学校終わりのファミレスで大量のスジャータを持って来たM君。それはドリンクバーに横に備え付けてあるスジャータだ。
スジャータをわんこそばのように次々と口に放り込んでいくM君(たぶん5杯くらい)
絶句から立ち直り、たまらずM君にたずねる僕。
「なにやってるのM君?」
「うまいんだよ、栄養価も高いし」
とM君。
きっとうまくもないし、栄養価も高くない
当時の僕はひとつも理解できなかった。
こんな記憶をポリネシアンセックスについてを調べているスマホ画面を店員さんに見られそうになりながら、食後のアイスティーにミルクを注いでいてフラッシュバックしたのだ。(どんな記憶のトリガーなんだよ・・・)
しかしふと思った。
本当においしくないのだろうか?
僕はスジャータのミルクをそれオンリーで飲んだことはない。コーヒーや紅茶などに混ぜた状態でしか味は知らないのだ。
検索してみるとこんなサイトに出会った
〈「コーヒーフレッシュ」は、牛乳(ミルク)や生クリームからつくられてはいません。
植物油に水を混ぜ、添加物で白く濁らせ、ミルク風に仕立てたもの--それがあの小容器の「コーヒーフレッシュ」の正体なのです。植物油を使うことで、牛乳や生クリームを使用するよりもはるかに安くできる。
だから「使い放題」にできるのです。〉
(同書「コーヒーフレッシュの正体とは!?」より)
なんだって!!?
原材料の詳細は
植物油脂、乳製品、カゼイン、pH調整剤、乳化剤(大豆由来)、セルロース
これをM君は5杯とかかっ食らってたのか?
絶対にうまくないし、栄養価もない事が判明した。
高校時代から時を経ても僕の答えは変わらなかった。
そんなM君とは高校を卒業してからは1度か2度あった程度で疎遠になってしまった。
しかし今、約20年の時を経て言おう
M君!
スジャータを原液で飲むのよしな!!絶対身体壊すよ!!!
こちらのラジオからでもお楽しみいただけます!