DSDsの話.9-「オスとは何で、メスとは何か?「性スペクトラム」という最前線」に関する考察-
はじめにDSDs当事者としてのお話もいくつか記事を書けたらいいな、と思っています。本記事は全文無料にて公開しておりますが、何かしら参考になりましたらご支援頂けると助かります。
書籍の考え方についてアライが性スペクトラムの根拠として掲げるものに、諸橋憲一郎氏により著された「オスとは何で、メスとは何か?」という書籍がある。書籍の内容は身体特徴を性別の固定概念と比較して「メス化」「オス化」「脱オス化」「脱メス化」と称し、「身体性別のスペクトラム」に位置付けるものである。つまり「固