【苦労の結晶の本】
5/29の文学フリマ東京に持っていく新刊が到着しました。
手元に届くまでに執筆と編集でかなりの時間が掛かるので、届いた時の安心感は大きいです。でもこれで終わりじゃなくて、当日誰かの手元にお届けするまでが必要になのですが。
ひとまず準備は整いました。本になるまでにできる努力、作品を面白くする努力はすべてやったので、あとは文学フリマに来られる方に少しでも興味を持ってもらえるように努力します。
今週末、5/29(日)に開催の
【第三十四回文学フリマ東京】に、
小説サークル『ペンシルビバップ』
として参加します。
・ブースは「ス-01」
・サークル名は「ペンシルビバップ」
・「箱」がテーマの短編小説6つ
・「箱」がテーマのエッセイ3つ
・イベントレポートや自己紹介風のエッセイも。
・ぜんぶ詰まって値段は一冊500円!
■作品のあらすじ
【ゴミか、宝か】東 武 ※これが私です
雑木林の中で、半世紀も前に作られたロボットが倒れている。すっかりと錆びて、壊れて、もう二度と動かないそのロボットは、小さな「箱」を大切そうに抱えていた。
【蛙見上げた青い空】アオイヤツ
檻について考えたエッセイ風文章。自分と世界についてだらだら書いています。
【コノハさがし】ひめ草
自由人・コノハが消えた? 探しに行ってみようか……
【箱】矢樹 育子
私が赴任した学校には使われていない体育館がある。かつては生徒の歓声が響き、汗や涙が流れたであろう巨大な箱…。
【記憶の中で光る白石】青山 雪子
幼い頃、父とともに海辺で拾った白石。
何かの象徴のように今も記憶に残る思い出。
【悪党の美学】綿貫 亘
フリッカーは悪党である。一般市民として生活し、裏切られ悪党になった。しかし例え裏切られなくとも、その素養は元から持っていたものであり、やはりフリッカーは悪党だったーーーー。
同人なので、たくさん売ることを目的に本をつくっているわけではありませんが、少なくとも楽しめる作品を目指して作った本です。ひとりでも多くの人に手にとってもらい、楽しんでもらえたら嬉しいと思っています。
たくさん売ることが目的ではない、と言ったものの、前回のコミティアのような結末は避けたいところですが。
文学フリマに参加される皆様、小説サークルペンシルビバップをよろしくおねがいします。
文学フリマ東京まであと四日!