【里山の景色(山エッセイ)】
山梨県の大月市は北部が山岳地帯になっていて、中央本線で東京から向かう途中にも美しい山間の景色が見られる。
東京からのアクセスが簡単なのと駅から登れる山も多いので、山登りをするようになってから何度か訪れている。まだいくつかの山に登った程度だけど私が頻繁に登っている丹沢山地と違って、大月市の山は登山道が狭く急峻な山が多いイメージ。その分、山頂から眺める景色は秘境の感じがある。市内のいくつかの山は空気の澄んだ季節であれば富士山が綺麗に見られる。
滝子山に登った帰り道、初狩駅まで歩いている途中。青空とすぐそばにある山、そして透明度の高い美しい川。まさに里山という言葉のイメージにぴったりの景色が広がっている。
山登りの疲れも吹き飛ぶような景色だった。つい足を止めて山と川を眺めた。
眺めすぎて一時間に一本しか無い電車は乗り逃したけれど。
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また新しい山に登ります。