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『140文字の姥捨て』

山は静かで鳥の声もしない
もうすぐ冬がくる

背中にかついだ母はずっと黙ったままだ
俺も何か言おうと思うのだが言葉がでない

切り株のところで母をおろす
振り返らずに村に帰る
それが掟だ

母を降ろし、達者でと俺は言った
声がかすれた

母はただ、こくりと頷いた

うたがわきしみの朗読も合わせて堪能してみてくださいw

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。