【詩】帽子の少女と君
まただ
また少し深くなってる
ほらあの帽子
気のせいじゃない?
気のせいなもんか
初めてこの絵を見た時
彼女の目は見えていたはず
ふーん
じゃあ目は何色だった?
えっと…
あれ おかしい
思い出せない
やっぱり最初から見えてなかったんだよ
君が見えたわけないし
君はあそこに座ってたんだから
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。
ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。