『未来視 あるいは 未来詩』〜ビジョン〜
ある日、空からザン! と
70億の首吊り死体がぶら下がった
男、女、子供、老人、白人、黒人、
まだへその緒をつけた赤子まで…
真っ青な空の下
かすかに揺られながら
くりぬかれた眼で
下界を見下ろしている
誰もそれを認識できない
誰も…
今…
これを視てる君以外は…
水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。