Liiの経営合宿「RBC」、はじめました
半年近く更新が滞っていました、これは土下座ですね….
続けるって、カンタンなようで難しい。
書きたいことは山ほどあるので、また頑張って更新していきたいと思います。
さて、今回は記念すべき第1回の開催となった経営合宿について書きたいと思います。(実は2月に開催したんです…..4ヶ月もこのネタ寝かしちまった..)
2020年にたった4名ではじめた事業が、2年半で11店舗100名になり
爆速で拡大する中、やりたいことよりもやらなければならないことにパワーをさいている状態になっていたのが正直なところでした。アイゼンハワーマトリクスでいう「緊急度は高いが重要度の低い仕事」に必死になっているというやつですね。
本来は、右上の「重要度の高い仕事」にパワーを使うべきです。ということで、今回、経営陣で熱海でRBCを開催するに至りました。
早朝に名古屋を出発し、東と西からそれぞれ車で熱海入り。
あいにくの雨模様でしたが、開放感のあるワーケーション施設でテンション爆上がりのスタート。
Day 1
①アイスブレイクのエクササイズ!
改めて、ボードメンバーが全員現場から離れても、顧客サービスが止まることなく価値を提供し続けられる全社員に感謝して、まずはアイスブレイクの心拍数upエクササイズ!
息切れ、汗だく、体から声が聞こえてきそうな筋肉の悲鳴、冬のマラソンを終えた後の口の中の血の味。
脳がクリアですっきり、かなりいい状態でワークのはじまりはじまり。
②Share your life!
まずは、それぞれの生い立ちや過去、思いなどのシェアをしました。私はnoteにもtwitterにも度々文字にしてきていますが、みんなの話をゆっくり聞く機会があまりなかったので、良い時間となりました。
お昼の美味しいお弁当をはさみながら、数年前に自分たちが作った小さな会社に、大志を抱いて仲間として入ってくれて幸せだなと思いました。
生まれた場所、育った環境、学び経験してきたこと、好きなこと得意なことみんなそれぞれ。そんな人たちが同じ目標に向かって1つのチームになって仕事をするということの素晴らしさを改めて感じました。
③Naming!
経営合宿、記念すべき第1回目に、今後もこの経営合宿が長く有意義に続いていくこと、加速する起爆剤になることを願って愛せる会議名を命名しようとワークをしました。ポイントは、以下3つ。
合宿目的(一枚岩の醸成、目指す方向の確認と腹落ち、総じて重要度が高く緊急度が低い事項)に沿うもの
知らない人でも興味を惹くもの
思い切りリィらしいもの
そして決まったのがこちら!
”Rocket-Boost-Camp(ロケットブーストキャンプ)”
通称「RBC、ロケキャン」。もれなく、かわいいシンボルマークも決定!
予定調和でなく、不可能と思われる「月」にいくロケットのように高く、速く、未来に向けて爆速でブーストさせよう、という願いを込めました。
④Input Time !
はじめての経営合宿ということと、またビジネスサイドのポジション経験者が少ないこともあり、1日目はインプット時間を多めにとりました。マクロ分析から、基本的なフレームワークについて共通認識を持ち、このあとのアイデアブレストに活用していきます。
⑤Liiの強みワーク
私たちは、人間(動物)の本来持つ運動による発育発達の力を最大限に活用し、現代において良質な運動の機会が得られづらい福祉の支援が必要な子どもたちにまずは焦点を当て、サービスの提供をしています。
ただ児童発達支援を運営しています、ではないし、体操教室の福祉版をやっています、ではありません。
椅子に座ること、怪我を防ぐこと、記憶力を定着させること、スプーンやおはしを使うこと、言葉を話すこと、これら全ての土台が「運動」です。
跳び箱ができるようになるためにやっているわけではありません。鉄棒を教えるためにやっているわけではありません。子どもたちの発達発育の土台になる動きを、子どもたちに得手不得手や特性に合った方法で心拍コントロールとあわせて提供しています。
また、外部環境や市場動向の分析、競合の調査やリスクの可能性なども常にキャッチアップし、検討しながら拡大をしています。
リィがリィたる強みは何なのか、よりユニーク性を強化していくにはどうすればいいのか、などをセルフワーク、ブレストを通して言語化することに時間を使いました。
⑥夜の睡蓮花
夜に美味しいフレンチを食べ、温泉に入り、これにて終了。
とはいきません。
夜もエクササイズから。
ホテルの部屋でボリュームを落として睡蓮花をかけ、上半身だけは全力でタオルを振り回して心拍数を上げます(笑)
動いてるのもそうですが、めっちゃ笑ってるので心拍数が140とかいくのがまた余計におもろいという無限ループです。
23時ごろまで、Liiをもっと広めるために、Liiがもっと唯一無二になっていくために、Liiの世界観をもっと強化していくために、の議論が続きました。
Day 2
RBC2日目は、9時からスタート!
はじめに、Day1のリフレクションと、本日の意気込みをシェア。
⑦運動で日本中を幸せにするリーディングカンパニーになる
Liiらしさ、Liiだからこそ提供できる価値、Liiがやったらおもろい施策やサービスって何だろう、運動で日本中を幸せにするリーダーにどうやったらなれるかな、のアイデアブレストタイム。アイデアは質より量。
360度全方位から、売り手、買い手、社会にインパクトを与えることにつながる意見がでました。
「年に1回体力測定なんてどう?」
「アイスブレイクで運動はもうやってるよね!」
「週休3日、平日6時間勤務やりたい!」
「仕事として運動を組み込んだほうがいい」
さて、リィの未来とポジショニングを確認し思考を広げたあとは、私たちが具体的にどんな目標を立てて達成していくかを検討していく時間。
私たちは、大きな夢を掲げてLiiという会社を運営しています。ただ、夢を語っているだけでは実現しません。形にし、価値にしていくことが私たちの仕事です。
その中で重要なのがKPI(最重要プロセスの目標数値)です。世の中を運動で真に幸せな世界にしよう、そしてそれを「オモロく」やろう!という私たちらしいKPIをどのように設計するかが肝になってきます。
利益追求や業績直結型ではなく、ソーシャルインパクトを重視したものにしよう!というのが、リィを経営する上で大事にしていること。「世の中にどう良い影響を与えているのか」ということです。それをきちんと可視化しようというのが今回のワークの着地でした。
いろんな意見がでましたが、その中でも特に注視したのが以下です。
福祉サービスのルール上、朝に利用しようが夕方に利用しようが売り上げは変わりません。ですが、本当にいい影響を届けるには「朝利用したほうがいい」「運動習慣をつけたほうがいい」ことから、ソーシャルインパクトを重視したKPIとして上記に決定しました。
よく「福祉で数字を追うのはムニャムニャ….」と小耳に挟みますが、私たちは子どもの成長に運動で寄与するため(ちゃんと子どもに成果をもたらすため)に、もっとも効果が高まる方法で提供し、コミットすべきだと考えています。
実際、現状を分析してみると思っていたよりも月平均利用数が少なく、理想(KGI=最終的な目標数値)とはかけ離れていました。1年後のKPI、2年後のKPIと1年ごとに目標数値を決めていき、最終的にはKGIを達成できるようにします。良質な運動習慣を提供し、幸福感や多幸感を感じられる心身ヘルシーな人を1人でも増やしていくこと、それがリィの使命であることを全員が再確認した時間になりました。
⑧次のRBCまでに実行すること
さて、決まったことの中でいくつかご紹介。
▼151運動
朝1分・5分・1分の全社一斉運動の時間を毎日業務時間として確保。
心拍ゾーンを計測し、ロイヤリティ(eNPS)および生産性向上の相関関係を調査
▼5%ルール
管理部門メンバーは月5%の業務時間をスタジオ業務にあてる
▼全社会議の運動
全社会議を活用し、全社全員で運動のよさを体感体現する(不得意な人も参加できる範囲でOK、まずやってみよう)
▼ラボ設立
運動による幸福度向上を研究するラボの開設。
そのほかにもいろいろありますが、具体的に誰がいつまでに何をするのか、何をやらないのかを決めました。
⑧リフレクション
最後はみんなでリフレクション。特に印象に残っているのが、かなさんが言ってくれた以下の言葉。
これ、私も同じ気持ちだった。武者震いする感じっていうのかな。
絶対やるぞって奮い立つ気持ちと、自分の一挙手一投足でLiiの未来が変わる怖さと、いろんな気持ちがありました。
でも、同じ気持ちを分かち合ってくれ、圧倒的当事者意識をもって共闘してくれる仲間がいる心強さは何にも変えられない宝物だな、とも思いました。
第1回RBCの成果は、次の9月までに「決めたことをやりきったその変化量」で測れると思っています。私たちの取り組みが、世の中に何らかいい影響をもたらし、人生をオモロく幸福度の高い世界に寄与できるように、1つずつ愚直に頑張っていこうと思います。
そして、noteの更新も頑張っていこうと思います。(いつも言ってる)
余談。
このRBCから帰ったら、私以外の家族が全員インフルでダウンしてまして、そのあと私も盲腸になりました。
運動が足りんかな(笑)
もっと運動しよ!!!!
廣瀬あゆみ
----
まだまだ課題はあるけど、一緒に働きたいと思ってくれた人はこちら!
▼スタッフ絶賛採用強化中!
採用公式LINEアカウントのLINE(https://lin.ee/5L9kMgn)を追加して「氏名と希望エリア(関東・中部・関西)」をお送りください!採用担当から順に返信いたします◎
ここからの応募が最も返信が早く、通過率も高くなりますのでLINEでのご応募が一番嬉しいです^^よろしくお願いします!