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そうか!ずっと『哲学』がしたかったんだ✨ (追記しました)

物心ついた頃から、
居心地の良くなかった家族の中で、『自分が存在する意味』をずっと考えていた気がする。

“なんで私は生まれてきたのか”
“生命とはなにか”
“死とはなにか”
“心とはなにか”


実際には、こんなに難しく表現されるものではなかったとは思うけれど、

そこから、
『人間の身体』や『生命体のしくみ』に興味を持ち、
生物学の道に進んだ。


この年末年始、
意識的にも、意図しない状況的にも、
読書をする時間、自分と向き合う時間がたっぷりあった私。


1冊の本に出会った。

『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』 
しんめいP 著

実は、
発売当初から、ずっと気になっていた1冊。

私と同じく、本屋好きの次男と一緒によく訪れる本屋さんで、いつも平積みにされていた。

前を通るたびに、
哲学書っぽくないPOPな装丁と、私の好みをくすぐるイラストに惹かれてしまう。

さらに、
“東大卒だけど、離婚し、ニートになる”
という著者の現状に、

レベルは全然違うけれど、
“国立大を卒業するもキャリアは手放し、シングルマザーとなり職を転々としている”私は、畏れ多くもシンパシーを感じてしまった。


ただ、
我が家に増えていく私の積読本たちと、なけなしのお小遣いを一生懸命やりくりして、買う本を厳選している次男の手前、

軽々しく、また新しい本を購入することができずにいた。


年末が近づき、改めて読みたかった本たちと向き合おうと、この本をネットで検索してみたところ、AmazonのAudible対応になっている。

以前、友達からAudibleが良いらしいよと勧められていたことを思い出し、早速ダウンロードして聴き始めた。


普段、家事や仕事でなかなか読書時間が取れないのが悩みだったけれど、
勧められた通り、『ながら聴き』ができることで時間が確保される。

それ以上に、
内容が面白すぎて、あっという間に『読破』してしまった📖

偉人たちの、人間味溢れる描写がたまらなく共感できて、気がつくと『哲学ワールド』に引き込まれていた。


これまで私が興味を持ってきた、生物学を含め、
心理学、占星術、四柱推命、レイキ、東洋医学、…
すべて『哲学』に繋がっている気がした。


きっと私は、
ずっと前から『哲学』に興味があったのに、

勝手な偏見や思い込みで、

“意識高い系のイケ好かないヤバいヤツ”
“人生こじらせまくっているヤバいヤツ”

なんて思われるんじゃないか?
という不安から、その好奇心に蓋をしてきてしまったのだと思う。


そんな私に、
この本は、スッと差し出された希望の光だった✨


「これは、ちゃんと手元に置いておくべき1冊だわ😆」
と確信した私は、

次男に
「お母さん、やっぱりあの本欲しいから、買いに行くね!」
と告げ、

後日、次男とともに本屋に走り、
改めて実物の書籍を購入させていただいた📖

著者である「しんめいP」さんと、
しんめいPさんの記事に注目し、出版へと繋げてくださった「サンクチュアリ出版」さんに、感謝の気持ちでいっぱいです😇


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